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半疑問形・・・

 一頃凄まじいばかりに吹き荒れた半疑問形のイントネーション。最近はホントに耳にする機会が減りました。・・・と感じている今日この頃ですが、皆さんのところでは如何ですか? 半疑問形のイントネーションはどのぐらいの割合で生き残っている印象でしょう? 私の年若い女性の友人たちもこのイントネーションで話すことはめっきり少なくなってきました。「おお、やっと改心してくれたか。本来の正しい日本語の発音に戻ってくれたか」とひとり感涙に咽んでおりますが、勿論このことは口に出しません(笑)。「質問されているのかな?」と錯覚しないで済む分、心の負担も軽くなりました(笑)。  皆さんのお住みになっている地域では如何でしょう? 以前に比べて半疑問形のイントネーションスピーカーは減ってきたでしょうか、それとも相変わらずでしょうか。少なくとも「増えた」ということはないと思うのですが・・・   因みに半疑問形のイントネーションとは、相手に質問するかのような語尾上げ口調で、ご存知ない方には言葉で説明しにくいイントネーションです。申し訳ありませんが、お近くにいらっしゃる若者にお尋ねください。一頃若い世代を中心に一世を風靡したかの感のある独特のイントネーションではありました。

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noname#130417
noname#130417
回答No.1

なんとなく理解できていると思っているのですが、言いたいことと違っていたらごめんなさい。 半疑問ですが、アノ言い方は自分の考え方に自信が無いときに、相手に伺うような感じで自分の思っていることを言うために使っていたらしいんです。(テレビの受け売り) ですが最近は「オレ的」「ワタシ的」など、自分限定で考えてることを言うという手法が多くなってきたことが、半疑問の減ったことと関係があるのではと思いました。

masatoshi-m
質問者

お礼

 >アノ言い方は自分の考え方に自信が無いときに、相手に伺うような感じで自分の思っていることを言うために使っていたらしいんです。    なるほど、なかなか説得力のある見方ですね。日本に留学している外国人が「あることが事実かどうか確かめようとするとき」などにこの半疑問形のイントネーションになっていますものね。彼らも自信がないから、確かめようとして語尾を上げるのでしょう。 >最近は「オレ的」「ワタシ的」など、自分限定で考えてることを言うという手法が多くなってきたことが、半疑問の減ったことと関係があるのではと思いました。  なるほどなるほど、確かに若者たちは「オレ的」「ワタシ的」を連発しますね。これもぞっとする言葉ではありますが(笑)、「自分限定で考えてるから、半疑問が減った」という分析も何となく分かるような気もしますね。でも、今振り返ると、彼らは確か、自分のことに限定してものを言うときでも半疑問形になっていたような記憶があります(笑)。いずれにしても、yumimamiさんも「半疑問が減った」とお感じになっていることは間違いないようですね。確実に半疑問形派は減ってきているということでしょう。  ご回答、有難うございました。

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  • puni2
  • ベストアンサー率57% (1002/1731)
回答No.3

東京在住です。私のまわりでも,ひところよりは減ってきたような気がします。 ただ,あくまでも「気がする」だけで,きちんと調べているわけではありませんので,自信はありません。 また,以前は中・高校生どうしの会話を比較的良く耳にするところにいましたが,最近は遠ざかっていますので,そのような年齢の違いで,単に聞かなくなっただけかもしれません。 仮にもし減ってきているとしたら,半疑問形を使うと,文の流れが中断されるので,話しているほうでもまどろっこしく感じられるからかもしれません。 増減はさておき,ここであえて付け加えておきたいのですが,地域によっては,もともとこのような話し方(イントネーションやアクセント)の方言もあるのです。 たとえば,私が聞いた範囲では,栃木や茨城のイントネーション,鹿児島のアクセントなどがこれに近いように思われます。(これらの県内でも地域差があると思いますが) 東北地方にもありそうです。 それらは,ちょっと聞くと「半疑問形」と似ていますが,注意深く聞くと,「半疑問形」が音節の切れ目で一々間をとって,相手に確認を求めているような求めていないような言い方なのに対し,こちらは流れを分断せず,また単なる流行と違って一つの言い方として定着しているという安定感があるように感じられます。 一言で説明すると,聞いていて「半疑問形」は疲れるが,方言のイントネーションは疲れないように思います。 しかし,聞き慣れない人は,これらの地域での言い方も,半疑問形と同じように聞こえることでしょう。 したがって, >TVなどで地方の一般人のかたが使ってらっしゃったりしますね。その時は「おー、まだ言うか」と思います。 というのは,「まだ言っている」「流行」ではなくて,ずっと昔から言っているだけのかもしれません。 実は私の母も,何十年も昔からしばしば使っています。 たとえば自分の話す単語そのものは共通語になっても,イントネーションやアクセントはお国の言い方が残ることがよくあります。 そういう話し方も,「まだ半疑問形なんか使っているのか」「極めて不快」「美しい日本語の響きを壊す」などと,寄ってたかって非難され,けなされてしまうのかな,それって悲しいことだなあ,とちょっと思いました。 きっと私の母の話し方も,「時が止まったようなおばさん」とか言われてしまうのでしょうかね。 いや,何が言いたいかというと,別に身内をかばおうというわけではなくて,なんというか,ここでの話が完全に「半疑問形=悪」一本槍になっているようだけれど,日本語といっても共通語だけではない,いろいろな方言もあるんだよ--という視点もふまえた上での議論なのかな,と思っただけです。 そういう意味では,「完全に耳にしなくなる日はいつごろになるんでしょうね。」などと言われると,まるで方言撲滅運動のような気がしてしまって,どうかそんな日が来ないように,と思うのです。 もっとも,あの言い方が(私の周りで)大流行していた頃は,「一々聞くな!」と心の中で突っ込んでいたのも確かなのですが…。 単なる印象・感想というつもりで,つらつら書きましたが,そういえば今読み返してみると,私のこの回答って「思う」「感じる」が多いですね。 でも,自分は言語の研究者でも何でもないので,自分が見聞きしたせまい範囲でしか書けません(たとえば東京近辺以外でどの程度半疑問形が使われているのかは全然知らない)。したがって,断定的に論じることは私にはちょっとできそうにありません。 うまくまとまりませんが,このへんで。

masatoshi-m
質問者

お礼

 >仮にもし減ってきているとしたら,半疑問形を使うと,文の流れが中断されるので,話しているほうでもまどろっこしく感じられるからかもしれません。  確かにそのとおりですねえ、私などはこのまどろっこしさが何とも堪えられない(笑)。  >地域によっては,もともとこのような話し方(イントネーションやアクセント)の方言もあるのです。  なるほど、言われてみれば確かに、作られたような半疑問形ふうイントネーションまではいかないにしても、それに似たイントネーションが方言として存在するのはあり得るかもしれませんね。ですが、  >それらは,ちょっと聞くと「半疑問形」と似ていますが,注意深く聞くと,「半疑問形」が音節の切れ目で一々間をとって,~~一言で説明すると,聞いていて「半疑問形」は疲れるが,方言のイントネーションは疲れないように思います。  とpuni2さんもご指摘のように、私にも「似て非なるもの」と感じられます。「聞いていて疲れない」のであれば、まさしく自然な、どこにも無理のない美しい日本語の語りでしょう。  >たとえば自分の話す単語そのものは共通語になっても,イントネーションやアクセントは~~「時が止まったようなおばさん」とか言われてしまうのでしょうかね。  えーっと、これは誤解です(^_^;)。いや、こうした誤解を生じさせかねない数多の表現ではありましたが、私がここで不快感を表明しているのは飽くまで「明らかに作られた人工的なイントネーション」であって、「地方に正しく息づく伝統的なイントネーション」ではありませんよ(笑)。この似て非なるものの区別がつくかどうかに関しては、実際それを聞いてみなければ何とも言えませんが、私にはその区別をつけられる自信があります(・・・って、自信過剰? 笑)。  >そういう意味では,「完全に耳にしなくなる日はいつごろになるんでしょうね。」~~どうかそんな日が来ないように,と思うのです。  これはこれはpuni2さんに余計なご心配をおかけしてしまいました。明らかにそれは「誤解」であることを言明すると同時に、そうした誤解を生む表現をしてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。  私も実は方言というものをこよなく愛してやまない者でして、私の言う「美しい日本語」というのは、  >日本語といっても共通語だけではない,いろいろな方言もあるんだよ--という視点もふまえた上での議論なのかな,と思っただけです。  とpuni2さん仰せのとおり、まさしくいろんな方言も含めた視点からのものでした。その上で「半疑問形イントネーション」に的を絞って、そのあまりに人工的な、意図的な、従って聞いていて疲れる話し方を攻撃しようかと・・・(笑) それに、それまでそんなしゃべり方をしていなかった者たちまでが急にそんな抑揚をつけ始めたことを知っていたものですから、さらにその上に「私は昔からこんなしゃべり方だったのよ」みたいな顔をしてしゃべっていたものですから、ますます怒髪、天を衝いて・・・(笑) 「しばいたろかっ!」と・・・  いくらか誤解を与えてしまったようですが、ご回答に感謝致します。

  • ayuko02
  • ベストアンサー率28% (13/45)
回答No.2

話し方にも流行ってありますもんね・・・ わたしもあの半疑問はどうしてもダメでした。「私が最近使ってる、資○堂?、のクリームがぁ~」とか言われると、「自分で使ってるのにわからんのかぃ!」とツッコミいれたくなります。( ̄ー ̄; こちらは東京の郊外ですが、もう使ってる人はいないようですね。時が止まったようなおばさんでたまーにいるかもしれません。 TVなどで地方の一般人のかたが使ってらっしゃったりしますね。その時は「おー、まだ言うか」と思います。

masatoshi-m
質問者

お礼

 >話し方にも流行ってありますもんね・・・  そうですね、これほどまでに猛威を振るった話し方の流行は余り記憶にないのですが、それにしても弱年層からそこそこの年配層まで、「半疑問形にあらずんば話し方にあらず」(少々オーバーですね・・・笑)かの如き勢いでしたよね。注意できる知人友人の類は片っ端から注意してましたが、そういう知人ばかりでもない。苦虫を噛み潰したような気持ちで聞いていたものです(笑)。でも気がつけば最近私の周りでトンと聞かなくなったものですから、これは全国的な現象なのかなあと思い、質問をさせていただいたのでした。 >こちらは東京の郊外ですが、もう使ってる人はいないようですね。  おお、そうなんですか。ayuko02さんの周りももう半疑問形派は殆ど壊滅状態だと・・・(笑)。いやあ、嬉しいですね、その事実は。美しい日本語の響きを一挙に壊すかの如き、極めて不快な抑揚でしたからね、半疑問形のイントネーションは。「この話し方は日本人の気性に合っているので、将来にわたって定着していくでしょう」なんてトンチンカンな予想をする学者もいたようですが、「ったく、まるで分かっちゃいないんだからなあ・・・」と長嘆息していたものでした(笑)。誰が見たって軽薄な流行現象に過ぎなかったのに、そんなものが「定着していくだろう」だなんて、それでよく学者が務まる・・・(笑)  でも確かに一部まだ使う方もおられるようで、私もホンットに稀ですが、たま~に耳にすることもあるんですよ。完全に耳にしなくなる日はいつごろになるんでしょうね。  ご回答有難うございました。

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