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発電方法を選択するとき重視すべきことはなんですか？
二酸化炭素の排出量の少ない発電のうち、水力・風力・太陽光・地熱発電を取り上げ、環境にやさしい発電方法の選定をしようとしています。 コスト（発電・設備）、発電量、エネルギー収支比、安定性（環境に左右されず供給できるか）という評価項目をつくったのですが、どれを重視すべきですか？申し訳ありませんが、順位をつけて理由も付けてください。 発電についてくわしいサイトや本があったら教えてください。
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様々な評価項目を作って比較されることは大変良いことと思いますが、それを現状と同じ基準（例えば「コスト」）で評価したのでは、（二酸化炭素の排出が少ないという点では）原子力発電に太刀打ちできず、風力や太陽光はいつまでたっても脇役でしかないように思います。 そこで、あえて風力や太陽光を主役にするという結論を導くにはどうすべきかという視点で、（かなり恣意的ですが）新たな評価基準を考えてみるのも面白いのではないでしょうか。（例えば、弱点である「コスト」を制度面でカバーするような提案を付ける。） 例えば、ご存知の通りドイツでは太陽光発電の導入が活発です。太陽光のコストが高いのはドイツも日本も同じですが、なぜドイツでは太陽光発電の導入が進んだのか様々な制度を分析し、それを新たな評価基準とできないでしょうか。 また、CO2の排出自体がコストとなる時代を迎えています。発電コストで化石燃料が優位だというのは電力会社の理論でしょうが、社会全体として排出権取引のコストを含めて考えれば化石燃料が優位とは言えない時代になりつつある可能性があります。実際にわが国は政府レベルで諸外国から莫大な金をかけて排出権を購入しており、その額は年々増えています。社会全体にとって最もよい姿とは何なのかを評価に加えてはいかがですか。
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- agthree
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ご質問の趣旨からは外れてしまうかもしれませんが、 現在、石油火力はピーク供給力用として使われています。 電力需要というのは１日のうちでも変動しており、電力は貯めておくのが難しいので需要に合わせて供給を調整する必要があります。石油火力は出力調整がしやすいので変動対応を受け持っており、逆に出力調整の難しい原子力はベースの部分を受け持っています。 http://www.tepco.co.jp/custom/LapLearn/teacher/document/chapter_2/29-30-j.html ご指摘の評価項目に「出力調整のしやすさ」という項目を加えるというのも一案でしょう。また、ご指摘の「安定性」に欠けるというような代替エネルギーですと、そのエネルギーの不安定さに依る供給変動が日負荷変動に重畳されることにより、余計（変動対応を受け持つ）石油火力に依存しなければならないというマイナス面を持つことになります。 「負荷変動を考えると」という前提条件で考えた場合の話を書いてみましたが、このように前提条件によって評価も変わってくると思います。
お礼
アドバイスありがとうございました。 とても勉強になりました。 アドバイスをもとに、もう一度考え直したいと思います。 ありがとうございました。
求める回答ではないと思いますが・・・ 「二酸化炭素の少ない、水力、風力、太陽光、地熱」とありますが、石油・石炭に依存しない発電方法でどれが一番いいのか？ということでしょうか？ 上記以外にも波力発電がありますし、太陽でお湯を沸かして発電する方法、原子力があります。実用化のメドのないものであれば核融合など。 原子力にも現在主流のもの以外にもいろいろありますので、調べてみてはどうでしょうか？
お礼
アドバイスありがとうございます。 石油・石炭などの資源に頼らない発電（再生可能なエネルギー）というのを忘れていました。すみません。 インターネットで調べた感じでは、現在日本で波力発電は行われてないようなのですが、私の勉強不足なようです。もう一度調べなおしてみます。 ありがとうございました。
- nrb
- ベストアンサー率31% (2227/7020)
1位 コスト コスト＝本当の二酸化炭素の排出量です ２位 エネルギー収支比＝コスト 赤字になるならば意味が無いです ３位 発電量＝コストですからね・・・ ４位 安定性＝コストに関係します 発電方法を選択するとき重視すべきことはなんですか？ でなにを基準にするかにより変わる 何を目的にするかにより決まる 単にイメージアップならば お客に対して良いイメージを与えるものが重視される また、 エネルギー依存率を低下させるならば 原油、石炭、などからの脱却となる 太陽光発電・・実際は火力発電の数倍CO2だしますから 発電コスト 火力発電 １Kw／ｈ １２円 太陽光発電１Kw／ｈ ４０円 10年後には２０円程度まで下がる見込み 現時点では火力発電の方が半分以下のCO2ですね 太陽光発電 公表されているCO２量には下記の物含まず ・設置する時のCO2 ・メンテナンスのCO2 ・製造時のCO2 ・運搬のCO2 ・製品を売ったお金で２次的に発生するCO2 ・売電で電力会社がかぶる赤字の分のCO2 などが含まれません これらを入れるとそうなる
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
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- 締切済み
- 自然環境・エネルギー
お礼
ご指摘ありがとうございます。 思いつきもしなかったことだったので、大変勉強になりました。 これを参考にさせていただき、もう一度考えたいと思います。 ありがとうございました。