四半期決算の対応について

質問

四半期決算の開示が各企業でも進んでいますが、各社どの程度の対応を
行っているのものなのでしょうか？
会社によってより簡便的な処理をしたり、確定決算と違わない処理をしたりと
様々にも見受けられますが、平均的にはどの程度の決算処理までを行っている
ところが多いのでしょうか？

回答No.1

foolscap · ベストアンサー

対外的にも社内的な管理上においても、いまや月次ベースで翌月の遅くとも１週間以内には決算値を把握することが必須になっているように思います。
そのために引当金などは年度末を想定しながら月割などの方法で計上し、ほぼ本決算に準じた処理をしていると思います。
その結果、四半期決算は、単に３ヵ月単位での月次の積み重ねに過ぎないということになります。
したがって、月次決算をどの程度のレベルでやっているかということになるかと思いますが、私の想像ではスピーディな経営管理の重要性との関連で考えますと、ほぼ確定決算と同じやり方で実施しているところが多いのではないかと思います。
そうでなければ、単に開示だけのための形式的な作成ということになりかねず、それではあまり意味のないものになってしまうのではないかと思います。

回答No.2

wildcat

企業の実務では、必要に応じてやっているというところでしょう。
とりあえず、管轄の官庁から四半期毎のB/SやP/Lの数字を提出するように義務づけられているし、毎月の月次決算の資料提出を借入金融機関から催促されるし、怠れば貸し渋りや貸しはがしなどの目にあいます。
スケジュール組んでやらざるを得ないというのが実情です。スピーディな財務処理が当たり前になっているなどと、暢気なことをいうのは評論家や学生だけでしょう。
不景気が長引くにつれ、銀行も政府・官庁もヒステリックになっています。会社もそれに突きあって同じくヒステリックになってスケジュールをこなしています。
ただし、中身が伴っているかどうかは、それこそ会社によるでしょうし、多くの企業ではそれは企業秘密でしょう。