確かに、突発的にシステムがおかしくなった時などにシステムの復元が有効なケースというのもあるんですが…決して万能な訳でもないんですよね。今回のように、システムの復元に失敗してしまうケースというのも決して珍しくはないようです。
http://www.pc-study.com/32/45/000106.html
この辺に分かりやすく書かれている通り、システムの復元ではレジストリ以外にもシステムファイルなどもまとめてバックアップされます。一方で、各種アプリケーションソフトが置かれたProgram Filesフォルダの中身なんかはバックアップされないようで、それが原因と見られるファイルやレジストリの不整合が現象として現れたり、今回のように復元が上手く行かなくなったりということも出てくることがあるみたいです。
(3番さんのご意見と相反しますが…あくまでもアプリケーションソフトなどの状態とレジストリの間に不整合が起こる可能性がある、ということだけであり、レジストリそのものが『壊れる』のではないと考えます。システムの復元そのものが『当てにならない』というのもケースバイケースであり、常にそうだというのではないと私は考えます。つまり『システムの復元は役に立つのか?立たないのか?』の二元論で捉えるべきではないということです)
XPを利用する、とりわけ初心者ユーザーさんにおいては、とにかく『不具合が起きたらシステムの復元』と考えてやっておられる方も少なくないと思われますが…なんでもかんでもシステムの復元に頼るべきではないということは頭に入れておいた方が良いと思います。
今回のケースでも、後悔先に立たずですが…レジストリのバックアップを取っておいてそちらでレジストリの復旧を行うべきだったと思います。もしくは、ERUNTのようなフリーソフトで、レジストリ全体のバックアップを取っておいてそちらで復旧を図るようにすれば、少なくともシステムの復元のように復旧そのものが出来ない事態は免れたかも知れません。
http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/11/15/erunt.html
まぁ、復旧時の安全性から行くと、CCleanerの案内に従ってreg形式のバックアップをとっておいたほうがやはりベターだと思いますが。
何故かというと、CCleanerが生成したregファイルは、変更が加えられた個所に近い部分だけにバックアップされる範囲が限られます。なのでもしも、CCleanerから不要レジストリキーの処理を行った後に、アプリケーションソフト周りやシステム周りの他の個所に大きな変更点があっても、例えばシステムの復元で元に戻す場合よりも書き戻した際の不整合が発生する可能性が低いからです。
では、IEなどに発生した不調を直す別の方法はあるのか?というと…残念ですがずばりこれ、というのはないように思われます。無理にいろいろいじると逆に状態を悪化させる懸念もありますし、面倒でもリカバリしちゃったほうが良いようにも思えます。
投稿日時 - 2008-08-05 01:23:06