能楽の謡曲本についての疑問と梅若流の存在について

このQ&Aのポイント
  • 能楽の謡曲本は流派ごとに存在し、セリフや内容が異なる場合があります。
  • 梅若流は主流5派には含まれていない流派であり、内容やセリフが異なる可能性があります。
  • 古い昔の雰囲気が好きな方や謡曲本の筆書きが楽しいと思われる方にはおすすめです。特殊な点や解釈の仕方にも楽しみがあります。
回答を見る
  • ベストアンサー

梅若流の謡曲本は、他の流派と内容が違うのですか?

能楽初心者です。 NHKの能楽のDVDをいくつか買いまして、セリフ(?)も字幕で出ているのですが、文字にされているものを手元にほしいなと思いました。(訳がついている現代風のものは図書館で借りてこれるとおもうので、いわゆる昔の筆書きのような、流麗な文字で書かれた古い本) それで、古書とかで安くないかとさがしてみると、流派が書かれているので、どうして、同じ演目なのに流派違いでいろいろ謡曲本があるのか不思議に思いました。 流派が違うと、セリフも違うんでしょうか? 今購入を考えているものは、「梅若流」の謡曲本セットなのですが、梅若流といいますと、能のガイド本にあった、主流5派ではないので、何か問題がないか(内容とかセリフがかなり違うとか)心配です。 そもそも、梅若流は、どうして5派に入っていないのかも分かりません。 梅若流というのは、能楽の世界において、どういった存在なんでしょうか? それに、DVDの演目で、たとえば観世流の「井筒」なら、観世流の「井筒」の謡曲本でないと、内容が一致しないのだろうか・・・と不安です。 どうなんでしょうか? それから、私がこういった古書のちょっと難しそうな筆づかいの謡曲本(いわゆる現代の活字ではなく、筆書きの)が欲しいとおもったのは、もともと古い昔の雰囲気が好きっていうのもありますし、写経みたいに自分でまねして書いてみたら楽しそう・・・というのもあったのですが、それ以外に、楽しむ方法ってあるんでしょうか? 特殊な点とかが筆書きの横についていたりするんですが、あの解釈の仕方もわかったほうが、楽しめますか? アドバイスよろしくお願いいたします!

noname#63753
noname#63753

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nomori
  • ベストアンサー率32% (64/195)
回答No.1

質問がばらばらなので難しいのですが…。 >流派が違うと、セリフも違うんでしょうか? 違います。登場人物数さえ変動します。 >梅若流というのは、能楽の世界において、どういった存在なんでしょうか? 能の一派流です。それ以上でも以下でもありません。現在の能の世界に突出した流派なんてそもそも見られないはず…。 ただ、上方か江戸かと言ったら、たしか江戸だったかな…。 私は能を見るときは流派ではなく演者で決めるので(どんな流派でも、下手な演者だけは御免です)、気にしたことはありません。 >内容が一致しないのだろうか・・・と不安です。どうなんでしょうか? 内容が一致する、というのであれば、一致しないものなどありません。井筒は世阿弥の作品ですが、自筆の謡本が残っているか私は知りません。残っていない場合は、各流派が持ち伝えてきたものなので、当然一致しません。 この流派ごとによって異なってしまう謡を研究的観念から見直してきたのが岩波の旧大系による「謡曲集」(上下)です。 もっとも一般的な形式を知りたいのなら、これに当たるのが適当です。(ちなみに新大系からも出ていますが、こちらは…評価が悪いです) でも、古書がほしいんですよね…あまりその意味がわからないのですが…(だって本物の伝本になると半端なく読みにくい上に美麗とも言いがたい字だし…字を写したいならそれこそ高野切あたりをあたったほうがよほど目の保養になりますし…) 点(なんて言ったかは失念しましたが)については気になさらずとも鑑賞できます。 比較的安価で見られる芸能ですから、能関係のホームページなどを当たられて「これいいかも」と思う能のチケットを予約し(これも会場に電話すればいいので簡単です。やはり正面が一番見やすいです。脇正面は避けましょう)、それから活字でも何でも良いので(注釈のある活字が一番助けにはなります)内容把握をしてから実際の舞台を生で見る、これ以上のものはありません。 謡は短いですよ。流し読みでも5分でできちゃいます。でも、実際の舞台はすごい時間をかけてつくられるんです。その臨場感こそ最高です。

noname#63753
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 流派が違うとセリフが違うんですね・・・!>< 演者がうまいかへたかが、まだ分からない初心者なので、とにかくいろいろ見てみるのが大事なんですね。

関連するQ&A

  • 能楽師のうまい・へたについて

    2年前から、月1くらいで能楽堂に足を運ぶようになりました。 謡とお仕舞いのお稽古にも通っていました。(今は体調の都合でやめてしまいました) 世阿弥の本や能についての評論やエッセイなども読んだりしています。 習ったのが観世流だったので、観世流の舞台が多いのですが、 「あぁ、今日はこの人が地謡さんね(or後見さんねorあの人の息子さんねetc)」 というような顔ぶれをミーハー的に楽しんだりもしています。 それだけでなく、お能に圧倒したり感動したりもしています。 応援したいシテ方さんもいたりします。 ただ先日、ある演目のシテ方さんを観ていて「あれ?」と思いました。 戦場の武将のはずなのに、 あまり迫力がないというか、女の役のような柔和さを覚えたというか・・・ 「体調が悪いのかな?それとも私の体調が悪いのかな?」 と思ったりもしました。 お能の劇評みたいなのを読むと、能楽師さんが上手いとか書いてあったりしますが、 私にはそういうのはわからないと思っていました。 ただ、今回感じたことがそういうことなのかな?とちょっと思ってみたり、 私にはまだ分からない何かがその舞台では表現されていたのかなと思ってみたりしています。 (たぶん後者なんだと思います) こんなことを考え始めたのは、 昭和の名人といわれた友枝喜久夫さんのことを読んだせいもあるかもしれません。 能楽師ときくとみなさん厳しい稽古をこなし、 かわらず素晴らしいものを見せてくれると私なんかは思っていますが、 名人と言われる人がいたりもするわけで、違いはなんだろう?と考えてしまうわけです。 お素人さんの発表会を見ると、玄人とは違うなぁ~と思いますが、 玄人さんの世界での上手い・下手とはどういうことだろう?と思ったりします。 身近にお能のお話ができる人もいないので、 よかったら、教えていただけないですか? 来年の能の見方が上達できるように、どうぞ宜しくお願い致します。 ついでに、おすすめの能の本や評論があれば教えて頂けると嬉しいです。

  • 『謡曲を歌うための本』の探し方教えて下さい!

    知り合いの小母さんが 「謡曲を歌いたいが 本が無い…」と 困っています 謡曲の『はごろも』が歌いたいそうです これを歌うためには どこでどんな『本』を探せば良いか教えてください。 というのは 小母さんは 認知症で 最近 うまく物事が説明出来ません。 多分 本を見たら分かると思うのです パッと言葉が出てこなかったり 説明がちょっとおかしかったりします。 例えば この前 「CDが欲しい」と 言われて コレが聞きたいと渡されたのは CDジャケットになっている リーフレットでした ジャケットがあるなら CDもあると思って探しましたが(引っ越しのゴタゴタで)見つからず 諦めて、買って来てと言われたのですが リーフレットの中に書いてある ファンクラブの電話番号を指さして ここに電話すれば買える とか 言われちゃって… 「それは違いますね。お店に行くか、中古で無いか調べますヨ。」と 説明した次第です。 お茶やお花、合唱団をやっていた方なので なんかそういう習い事系とは思ったのですが 「ようきょく」「はごろも」で検索したら 「謡曲」「羽衣」能だと分かったのですが… 一体 何を用意してあげたら良いか分かりません インターネットにある 古典テキストというのも 何だか よく分かりません(-_-;) スミマセンが 謡曲に詳しい方 アドバイスお願いします 本を買えば歌えるのか? どんな本か? 中古とか有りそうでしょうか? ネットで 文章ダウンロードした物をプリントアウトでも 歌えるものなのか? など 御教授ください。

  • 謡曲かなんかですかねえ…。

    先日、中西梅花(なかにしばいか)という明治期の詩人の詩を読んでいたら、「五つを二つの振り分け髪」というフレーズが出てきましたが、どこをどう調べてもこんな言い回しが見つかりません。謡曲や都都逸のフレーズなんでしょうか。ご存知の方いらっしゃったら教えていただけますか?「五つを二つの振り分け髪」です。

  • ギターのコード表

    最近ギターをポロンとやりながら ひとりで、小さい声で、歌をうたってみたいと思って 本とDVDを買いました。 ところが、本の中の歌は、知らない現代の歌なので、 私の知っている昔の歌でギターを弾けたら 元気がでるかな~と思うのです。 来生たかおさんの「夢の途中」 因幡あきらさんの「わかってください」「別涙・・わかれ」 ビリーバンバンの「赤いばらとチョコレート」 千賀かおるの「真夜中のギター」 もう、この方々の本は出ていないのです。 この5曲のコードがわかるかた、教えてください。 よろしくお願いいたします。 つまびくことは、不可能なので、 コードだけ、ぽろんと弾きたいのです。 よろしくお願いいたします。 きっと3年くらいで、指で押さえられるように、がんばります!

  • 流派ってややこしいですね?

    柔道に流派はないと最近、知人から聞いて知りました、そんな初心者です。空手に色んな流派があるのは知ってます。最近、気になるのは、柔術の流派です。天神真楊流、大東流、徒手拳、、、これらの違いは何でしょうか?あと、「徒手」といった言葉も、自衛隊徒手格闘術だとか、色んな武道にまたがっており、ややこしいですよね?あと、柔術イコール、徒手イコール素手、拳により犯人から短刀を逮り上げたり出来る逮捕術なんですよね?

  • もともとの流派

    茶道の流派を調べますと、三千家が創始される以前に、奈良流や珠光流という流派がありますが、これらの、茶の湯の元祖に近い流派で教えられている茶道家の方は、現在もいらっしゃるのでしょうか。 それとも、その後の分派によって、今は存在しないのでしょうか。 ご存知の方、教えてください。

  • 謡曲「丸子」を探しています。

    不躾な依頼で申し訳ございません。 鬼退治のストーリのはずなのですが、謡曲「丸子」について、その出典・内容が知りたいのです。 謡曲「大江山」なら少しだけ知っていましたが、謡曲「丸子」ははじめて聞きました。 どこを調べたら、出典等にたどり着けるでしょうか? 是非ともご教示を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます

  • 宝生流集謡曲をきく

    CD版宝生流集謡曲をアマゾン ミュシックなどで聞けるでしょうか。可能ならばその方法を教えてください。またアマゾン ミュシックでなくともどこかの配信サービスの会社があるのならば教えてください。 よろしくお願いします。

  • 華道の流派変え、流派の特徴

     こんばんは、早速質問させて頂きます。  私は今、池坊の華道を習っておりまして、まだまだ下の方ですが免状も取得致しました。 私は「池坊がいい」と思って習い始めましたのですが、(一番歴史が古いという事と、やはり「正統派」なイメージがあったので・・・)最近、私は池坊にあわないのでは無いかと思い始めました。  それは、私の先生曰く、私の作品(自由花など)が「派手好きで斬新」であるかららしいのです。  私はどちらかというと古風で清楚なものに憧れていたので少しショックなのですが、池坊の売り(言葉悪くてごめんなさい、いい言葉が思い浮かばなくて)の一つでもあるお生花がイマイチ好きになれないので、自分でもそう考え始めました。  自由花を生けても、「若い人は感性が鋭いね、斬新でいいです。『池坊っぽくは無いけど』」と言われます。一度思い切って「下手だというですか?」(こんなに直接的な言い方はしていないですが)とお聞きしたところ、純粋に雰囲気や好みが池坊っぽくないという事です。  そこで、私は池坊も好きですが自分に合わないとは自分自身感じ始めたので、流派を変えようかなと思っております。  今考えているのは、「小原流」と「嵯峨御流」です。(他にも「未生流」などいろいろ御座いますが、私にとって都合のいい場所には無く、この2つのうちどちらかと考えております。)  よろしければ、この2つの流派の特徴やイメージなど、どんな事でもいいので教えて頂けないでしょうか? ちなみに私は2つとも名前だけしか詳しくは知らないのですが、「嵯峨御流」に惹かれています。京都っぽいので・・・  安直な人間でごめんなさい。どうぞ、宜しくお願い致します。

  • こんな内容の本は・・・・?

    先日TV(たしか王様のブランチ)でちらっと紹介されていたように思うのですが、「佐藤(かな?)という名前を持っているというだけで命を狙われる」という内容の本があるみたいなのです。 記憶したはずが綺麗さっぱり忘れました・・・。 どなたか何という本かご存じありませんか? 読んでみたいのですが・・・