• ベストアンサー

平成20年短答試験問題について

thessalonianの回答

回答No.3

はっきり申し上げて、もしも試験時間中にご質問のような ことを考えていたら、時間の無駄です。 この肢では、C(イロハ)がB(イロ)の優先権主張しかしておらず、 Bのイはその基礎出願のAで出願されていることから、 Cのイは、Cの出願のときに出願されたことになり、 D(イ)が先に出願されているので Dが公開されれば拡大先願の地位を持ってしまい、 Cは拒絶される と考えればよいだけなのです。 > 出願Aと出願Bの「発明イ」と出願Dの「考案イ」の関係がわかりません。 この点がわからなくても、答えが出ます。悩まなくても結構です。 > 出願Dの「考案イ」は出願Aと出願Bの「発明イ」の存在で > これまた拒絶されるのでは・・・とか思ってしまいます。 仮に、Aの出願公開の請求がされて公開されたとするとDの新規性はないので、 Dは無効理由を有しますが、 試験時間中にこんなことを考えて間違えてしまったとしたら、 全く無駄なことです。

hiro_wood
質問者

お礼

thessalonianさん、ご回答ありがとうございました。 あれはどうか、これはどうかと考えるのは 何を問われているかわからないとき 余計なことまで考えてしまう・・・という類のこと かと思っております。 おっしゃるとおり 無駄を排除してさくさくと答えられるように 一層自分を高められるように努力していきたいと存じます。 ご助言、誠にありがとうございました。 hiro_wood

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