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銀行の企業への債権放棄損失には血税注がれてるのか?

銀行の企業への債権放棄による損失には国から公的資金=税金が入ったことはあるんでしょうか? あまり経済にはくわしくなかったのであまり目を通していなかったのですが、以前ダイエーがつぶれると経済に打撃を与えるとかいって国はダイエーは救うがマイカルは救わないみたいなのがありましたが、あれはなんでしょう? 国がダイエーに直で金を貸したのですか?

  • napoli
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  • 経済
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  • ベストアンサー
  • sukesan2
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回答No.3

回答に対するお礼、有難うございます。 「公的資金」はタダで銀行にあげている、というイメージがあるのは、マスコミがキチンと説明してないからだと思います。また、一般企業であれば、自己資本が少ないからと言って国が株を持ってくれることはまず考えられないから銀行は優遇されている、という考えもありますが、一般企業であれば、自己資本比率が8%以上ないと海外で仕事ができないというような厳しい規制もありません。「優遇」の裏には「規制」があるのです。 「公的資金」で一番得をしたのは、債権放棄を受けたゼネコン、商社、流通の企業です。借金棒引きで返さなくてよくなったのですから丸儲けです。銀行は将来公的資金を返さなくてはならないので、当面不良債権を処理できるというメリットはあるものの、逆に将来に公的資金という借金を抱えてしまったわけです。借金して他人におごってしまったみたいな状態です。ちなみに、優先株の配当は利回りにして1%台半ばとか聞いています。 一般の中小企業でも優良会社であれば、3~5年固定で1%台半ばまでで借りることができる今日、銀行は高利の負担を負っているといえるでしょう。 問題は、銀行が破綻して優先株(=公的資金)が紙くずにならないように、私たちの税金で穴埋めしなくてよいように、不良債権処理を加速できるような税制など環境を整える一方、金融庁が厳しく銀行経営をチェックしていくことだと思います。

その他の回答 (2)

  • sukesan2
  • ベストアンサー率25% (58/230)
回答No.2

債権放棄の為に直接税金が投入されたことはありませんし、これからも考えられません。流れとしては、国が公的資金を(優先株を引き受けて)銀行に貸す、銀行は自己資本が厚くなり体力がつくので債権放棄ができるようになる、ということです。要するに、債権放棄をしようが何をしようが、銀行の業績が回復すれば将来公的資金は返ってきます。銀行がつぶれてしまえば、公的資金は返って来なくなります。それだけのことです。 ダイエーは助けて、マイカルは助けない、というのは私も理解できません。 そごうも大きかったと思いますが。

napoli
質問者

お礼

なるほど、公的資金注入などというからタダで銀行にあげてるのかと思ったら返ってくるものなのですね。 考えてみたら、「マイカルはしょうがないがダイエーはつぶさない」は銀行が強ければ、債権放棄も追加融資もできたわけで、それが今の銀行はできないから、要は貸してる側の銀行を救うため公的資金注入した、と私なりにまとめてみたのですがどうでしょうか。

回答No.1

公的資金の注入は1998,3に大手21行に総額1兆8156億円。 1999,9に優先株購入等で地銀も含めて 総額7兆7千億円。 (東京三菱には入っていないはず) 債権放棄(直接償却)によるものばかりではなく、引当金積み増し(間接償却)も含むが、何れにしても、銀行の自己資本比率の充実のために注入した。 今回、一部行は利払い(配当)が出来無くなっています。 ダイエーに関しては、政治家・官僚が潰さないように融資している銀行に圧力を 掛けて、債権放棄と追加融資をしたもので、直接国が私企業に金を貸す事はありません。 マイカルとダイエーの差は、政治力の差かも。

napoli
質問者

お礼

日本銀行が銀行に金を貸すという手段はちゃんと政策としてありますよね? でも確か今の時代は銀行が日銀から金を借りるのはほとんどないはず。 が、国に優先株を引き受けてもらう、という回りくどい形で金をまわしてもらうというのはなぜなんでしょう。 いまいち国が貸すのと日本銀行が貸すのの違いがわかりません。

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