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「罪に服する」は、おかしな日本語ですか?

noname#55158の回答

noname#55158
noname#55158
回答No.5

こんにちは。 > 今の世の中では 罪=罰 と考えている人が多いんじゃないかな、 > と思ったのですが。 むしろ逆のような気がしますね。 大昔の日本では罪と刑の区別が曖昧だったと思われ、奈良時代に唐の五刑に倣った刑罰制度が導入された時、我が国の律令ではわざわざ刑を罪に読み替えて「五罪」(笞罪・杖罪・徒罪・流罪・死罪)としています。また、江戸時代になっても「死罪」(斬首)、「火罪」(火あぶり)という刑名が使用されており、概念上はともかく言葉の上で両者はやはり完全分離されてはいなかったようです。 日本で罪(犯罪行為)と刑(刑罰)が法律用語として明確に区別されるようになったのは、恐らく近代法が導入された明治以降だろうと思われます。 以上から「罪に服する」は、ある意味伝統的な日本語表現と言えるでしょう。ちなみに鎌倉時代の『御成敗式目』の中には、「その罪に処せらるべし」などという表現もあります。 ただ、罪と刑が概念的にも用語的にも完全分離した現代において、「変だ!」と思う人が多いのはもっともなことで、「死語予備軍」なのかなとも思います ( ^^

noname#56773
質問者

お礼

>むしろ逆のような気がしますね。 私が言っている「今の世の中」とは、明治以降という意味ではなくて、もっと近い「平成の時代」です。 つまり、明治になって罪と刑の概念が分離して解釈されるようになった、ところが今の若い人は、ドストエフスキーや太宰や法律書も読んだことがない人が多いようですから、罪も刑も一緒になっているのではないだろうかということです。 ご回答ありがとうございました。

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