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寝る前は空腹なのに翌朝にはそう感じないのは何故?
寝る前にはよくお腹の虫がなくほどに空腹に悩まされるのですが、 (その時は我慢して寝ます) 翌朝になると不思議と空腹感はありません。 特別なにか食べたいとも思わないのです。 それは何故でしょうか?
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まだ胃腸や内臓をふくめた身体が目覚めていないので(頭もそうですよね)、空腹を感じないのではないかと思います。私も目覚めたばかりは空腹は感じないですが、洗面など活動しているうちにすいてきます。 それでも空腹を感じないとしたら、少し日常生活のリズムが悪いのかもしれませんね。あとは精神的なものとか。私も会社での悩みがあったころは朝は何も食べたいと思わなかったです。
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- albert8
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生体には恒常性を維持しようとする働き(ホメオスターシス)がありますが、それを担ってるのが自律神経です。ご存知のように自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあって生体の調整を行っています。 交感神経と副交感神経はお互い拮抗関係にあり、どちらかに偏り過ぎると生体に弊害が出ますので、もう一方が力を増して偏りを修正しバランスをとろうとします。全て合目的な仕組みです。 シーソーを思い描いて下さい。つまり二つの神経が必ず交互に優位になります。 空腹を感じるのは消化管の働きが活発になってるからですが、これは副交感神経の働きによるものです。食べると血糖値も上昇、心身はどんどんとリラックスしてきます。 胃の中がカラになって空腹が襲ってくると、イライラしたり今度は体が飢餓を感じ始め次第に交感神経緊張状態になってきます。しかし一定時間我慢してると交感神経がますます強く緊張して、食べなくても遂には体自らが血糖値を上げて空腹を乗り切るようになってきます。それで空腹感がどっかに消えてしまうのです。 お腹が空いても何かに夢中になったり、イライラしたり(交感神経の緊張状態)、意識的に我慢していても暫くすると空腹感が消えてることは良くあることではないかと思います。交感神経は消化管の働きを抑制します。 朝欲しくなくても、満腹で食べられないのとは違って、胃は空っぽなので食べ始めると程度の差こそあれ、副交感神経もそこそこ活発になり食欲も出て食べられるようになります。 また、ちょうど起きる頃に空腹を感じるようになってる人は朝からモリモリ。 もちろん、自律神経のレベルというものは人によって違いますので、感じ方など、程度には違いがあるでしょう。 生体の精緻な仕組みには驚嘆します。