• 締切済み

不条理系でお勧めの小説を教えてください。

不条理と言われるようなジャンルで、お勧めの小説を教えてください。 ちなみに好きなのは、 カフカ、安部公房、芥川龍之介後期、夢野久作、 あとは漫画ですが、つげ義春「ねじ式」、松本次郎「フリージア」 です。これらの世界観と共通するような作品を探しています。 宜しくお願いします。

みんなの回答

noname#49694
noname#49694
回答No.5

 村上春樹シリーズでしょうか。もともと村上はカフカの影響をかなり受けていることは間違いないので、少し似たにおいを感じるでしょう。あと小池真理子『恋』などもそういったところに近いと記憶しています。  漫画でいえば、手塚治虫『火の鳥』は傑作ですね。これこそ日本の漫画の最高峰です。『ブラックジャック』ももちろん良いですが・・・漫画なのに、いろいろ考えさせられるものばかりです。

  • nakaizu
  • ベストアンサー率48% (203/415)
回答No.4

カフカの変身からガーネットの「狐になった夫人」を連想しました。 新潮文庫でながらく絶版でしたが、5年程前「謎のギャラリー」という短編集に収録されたようです。この「謎のギャラリー」はシリーズ化して何冊か出ています。他の収録作品についてはよくしりませんが、面白いものもあるかもしれません。 以前、サンリオSF文庫にあったフィニー著「ラーオ博士のサーカス」も不条理というか変な本です。サンリオSF文庫がなくなった後、ちくま文庫に移りましたが、こちらも絶版状態のようです。 南米文学のボルヘスなどはどうでしょうか。

  • luune21
  • ベストアンサー率45% (747/1633)
回答No.3

不条理小説で安部公房好きときたら、サミュエル・ベケットでしょう。 「モロイ」「ゴトーを待ちながら」あたり。 http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw/250-1464635-4788263?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%83T%83%7E%83%85%83G%83%8B%81E%83x%83P%83b%83g&Go.x=0&Go.y=0&Go=Go また、団塊の世代なつかしのウージェーヌ・イヨネスコの「授業」なんかもいいと思いますが、絶版みたいです。 あと、不条理小説とはいえないかもしれませんが、風変わりな感じという面ではヌーボー・ロマン系もオススメです。ロブ・グリエやミッシェル・ビュトールなんかは今でもよく読まれていると思います。 http://libros.exblog.jp/tags/%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3/

googlee
質問者

お礼

ふむふむ、サミュエル・ベケットですか。。知らなかったので、早速チェックしてみます。 また、ヌーボー・ロマンという言葉もまったく知らなかったので検索してみると、「・・・作者の世界観を読者に「押しつける」伝統的小説ではなく、プロット (物語)の一貫性や心理描写が抜け落ちた、ある種の実験的な小説・・・」とあり、「これは!」とピンとくるものがありました。是非、挙げられた作家のものをチェックしたいと思います。

回答No.2

 筒井康隆さんの作品はどうでしょう。最近のものよりは昔のものの方がそういう傾向強いと思います。

googlee
質問者

お礼

ありがとうございます。 質問文には書かなかったのですが、筒井氏の作品は、一時期はまったこともあり、かなりたくさん読みました。とても好きです。

  • takomari
  • ベストアンサー率36% (1618/4451)
回答No.1

内田百けんの「冥途」「東京日記」あたりがおススメです。 芥川龍之介の後期の作品がお好みなら、きっとお好みだと思います。 http://www.amazon.co.jp/%E5%86%A5%E9%80%94%E2%80%95%E5%86%85%E7%94%B0%E7%99%BE%E3%81%91%E3%82%93%E9%9B%86%E6%88%90%E3%80%883%E3%80%89-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%86%85%E7%94%B0-%E7%99%BE%E3%81%91%E3%82%93/dp/4480037632

googlee
質問者

お礼

早速ありがとうございます! ネットで調べたら、「迫り来る得体の知れない恐怖感を表現・・・」とあって、かなり興味津々ですので、早速買いに行ってみます! 結構調べたつもりだったんですけど、まだまだ知らない作家さんがいるもんですねえ。

関連するQ&A

  • 夏目漱石・芥川龍之介・安部公房、そして現代

     最近、自分が読んでいる作家(夏目漱石・芥川龍之介・安部公房)の文章力(表現力)についての質問です(三問)。 1・夏目漱石の文章は芥川龍之介の文章と比較すると、軽い文体(今でいう村上春樹の文体)な気がします。  何故、夏目漱石の文章は良い評価を得ているのでしょうか?(夏目漱石の文章の魅力とは?) 2・大江健三郎が、安部公房が生きていたらノーベル文学賞を受賞出来たと言った様ですが、(安部公房の文章も)芥川龍之介と比較しても、軽い気がしますが、安部公房の文壇での評価は如何なのでしょうか? 3・現代の文学は文学ではないと評する友人がいますが、実際は如何でしょうか?(文壇での評価でなく、回答者の方の意見としては)

  • 自己同一性を問う小説

    最近小説を読む事に没頭しています。 その中でも特に自己同一性(ようするにアイディンティティ) を問われるような内容の小説が好きなのですが、 このようなテーマで書籍名を絞り出すというのは google等を使ってもなかなか出来ませんでした。 そこで申し分ないのですが、 このテーマに沿うような小説を知っている方、 もしいましたら教えていただけないでしょうか。 ちなみに私が既に読んだ物としては、芥川龍之介の「羅生門」、 安部公房の「棒」などがあります。 それでは何卒、宜しくお願い致します。

  • 夢野大江三島安部

    夢野久作、大江健三郎、三島由紀夫、安部公房 上記の方々の作品でおすすめがありましたら、教えてください。 夢野→「ドグラマグラ」とその他短編を少々読んだことがあります。    「押絵の奇蹟」は意外にも感動しました。 大江→初期作品「われらの時代」「○○」(度忘れ・・・主人公がバード)    などは読みましたが、それ以降の作品はいかがでしょうか? 三島→最近になってやっと「金閣寺」を読み、改めて三島の美意識や文章の美    しさに感銘を受けました。 安部→たまに頭がこんがらがってきます・・・    でも人間の「存在」について追究するそのリアルさが好きです。

  • おすすめの本、または作家さんを教えて貰いたいです

    はじめて、こちらで質問させていただきます。 最近本を読む機会が増えたので、 この機会に様々な作家さんの本を読みたいと思っています。 以下に、自分がこれまでに読んで気に入った作品や、 その作者を挙げてみましたので ”〇〇〇なんてどうだろう?”というようなアドバイスをいただけますと幸いです。 ◆神林長平 ・火星シリーズ ◆東野圭吾 ・容疑者Xの献身 ◆村上春樹 ・海辺のカフカ ・ねじ巻き鳥クロニクル ・キャッチャー・イン・ザ・ライ ◆藤沢周平 ・蝉しぐれ ◆恒川光太郎 ・夜市 ・雷の季節の終わりに ◆ダニエル・キイス アルジャーノンに花束を ◆夏目漱石 ・こころ ・坊ちゃん ・吾輩は猫である ◆江戸川乱歩 ・明智小五郎・少年探偵団シリーズ ◆太宰治 ・グッドバイ ◆芥川龍之介 ・河童 ◆夢野久作 ・ドグラマグラ ◆黒岩涙香 ・幽霊塔 ◆ルイーザ・メイ・オルコット ・若草物語 ◆吉川英治 ・宮本武蔵 ・源頼朝 よろしくお願いします。

  • ミステリ系の小説でおすすめを

    【まだ締め切った覚えがないのに、質問終了になってました。すみません。】 こういった質問サイトで何度となく出ている質問だと思いますが、 最近当たりと思える本に出会えないため質問させてもらいました。 ジャンルにはあまりこだわりがありません。ただ、コテコテ過ぎる推理小説、SFはあまり好きではありません。 まわりの友人や知人に尋ねると、森博嗣、宮部みゆき、東野圭吾を薦められることが多いのですが、正直個人的にあまり好きではありません。 好きでない理由として、 森…無機質な文章観、内容の稚拙さ。 宮部…模倣犯は割かし好きです。あとは…世界観、内容の方向性が好きでない(相性の問題?) 東野…文章、内容。 そのほか、最近の人で伊坂も嫌いではないが、他も読んでみようという気にならなかった。 逆に、阿部公房(大半を読了)、江戸川乱歩(除、少年探偵団S)、京極、夢野久作、カフカ、ブラッドベリが好きです。昔は、夏目漱石や太宰、安吾など純文学と呼ばれるものも読み漁りました。 「どこが好きなのか?」と聞かれると困りますが、幻想的なかんじや文章の感覚が自分に合うことです。 苦手な作家さんに新しい方、好きな作家に古目の方が多いですが、新旧には全くこだわりはないので、趣味の合いそうな先輩方、おすすめ下さい。 よろしくお願いします。

  • 村上春樹好きな私におすすめする小説は何かないでしょうか

    私は村上春樹の作品が好きで、ひととおり長編作品は読んでみました。あまり読書経験がないものなので、村上作品と似たような傾向の作品を探しています。 他には、黒い水脈と呼ばれるアンチミステリー三作(ドグラ・マグラ、虚無への供物、黒死館殺人事件)が非常に大好きです。このように、不気味かつ、人間の無意識を抽出するような小説を好んでいます。 さらに好きな作家を挙げると江戸川乱歩、中井英夫、夢野久作、夏目漱石、日本古典文学、(方丈記、徒然草、源氏物語)仏教物(正法眼蔵、歎異抄)安部公房、太宰治、宮沢賢治、倉橋由美子(聖少女)などです。大江健三郎、中上健次、谷崎潤一郎なども今度読んでみようと思っています。 こんな私が好みそうな作家、作品は何かないでしょうか。別に、不気味な作品でなくても、私が好みそうな物でしたら、何でも結構です。よろしくお願い致します。

  • 外国の長編小説は、なぜ序盤が冗長なのでしょうか

    私は外国の長編小説を読んでみようと思い、何冊か中古書店から購入してみました。 具体的に目を通したのは赤と黒、白鯨、ベニスに死す、悪霊などです。 しかし、どれを読んでいても序盤が全く面白くありません。もしかしたら、中盤以降は面白くなるのかもしれませんが、とてもそこまでよむだけの意欲が続きそうにないです。なぜ、外国の長編小説は、序盤がここまで冗長なのでしょうか。 ちなみに、私の好きな他の日本の文学では、そのような経験をしたことがありません。名前をあげると、村上春樹、江戸川乱歩、中井英夫、夢野久作、夏目漱石、道元、鴨長明(方丈記)安部公房、太宰治、宮沢賢治などは、序盤からだれるようなことはなかったです。 もしかしたら、私の集中力不足のせいかもしれません。あるいは、日本と西洋の文学は、構成などで違いがあるのでしょうか。皆さんのご意見をお待ちしています。

  • 人間の無意識を抽出するような、不可思議な小説はないでしょうか

    私は日本文学の中でも、人間の無意識を抽出するような、不可思議な小説を好んでいます。 作品や、作家をあげるとすれば、黒い水脈と呼ばれるアンチミステリー三作(ドグラ・マグラ、虚無への供物、黒死館殺人事件)、江戸川乱歩、中井英夫、夢野久作、夏目漱石、日本古典文学、(方丈記、徒然草、源氏物語)仏教物(正法眼蔵、歎異抄)安部公房、太宰治、宮沢賢治、倉橋由美子(聖少女)などです。大江健三郎、中上健次、谷崎潤一郎なども今度読んでみようと思っています。 こんな私が好みそうな作家、作品は何かないでしょうか。別に、不気味な作品でなくても、私が好みそうな物でしたら、何でも結構です。よろしくお願い致します。

  • ミステリ系でおすすめの書籍を。

    こういった質問サイトで何度となく出ている質問だと思いますが、 最近当たりと思える本に出会えないため質問させてもらいました。 ジャンルにはあまりこだわりがありません。ただ、コテコテ過ぎる推理小説、SFはあまり好きではありません。 まわりの友人や知人に尋ねると、森博嗣、宮部みゆき、東野圭吾を薦められることが多いのですが、正直個人的にあまり好きではありません。 好きでない理由として、 森…無機質な文章観、内容の稚拙さ。 宮部…模倣犯は割かし好きです。あとは…世界観、内容の方向性が好きでない(相性の問題?) 東野…文章、内容。 そのほか、最近の人で伊坂も嫌いではないが、他も読んでみようという気にならなかった。 逆に、阿部公房(大半を読了)、江戸川乱歩(除、少年探偵団S)、京極、夢野久作、カフカ、ブラッドベリが好きです。昔は、夏目漱石や太宰、安吾など純文学と呼ばれるものも読み漁りました。 「どこが好きなのか?」と聞かれると困りますが、幻想的なかんじや文章の感覚が自分に合うことです。 苦手な作家さんに新しい方、好きな作家に古目の方が多いですが、新旧には全くこだわりはないので、趣味の合いそうな先輩方、おすすめ下さい。 よろしくお願いします。

  • 頭に衝撃が奔るような本探しています!

    読んでいて頭にガーン!!!と衝撃がくるような本探しています!! グロテスクなものやゲシュタルト崩壊しそうなもの、とことんバッドエンドなもの、何でもいいので教えて下さい! 今まで読んで気に入ったものは、 日日日「ピーターパン・エンドロール」 西尾維新「ニンギョウガニンギョウ」、「きみとぼくシリーズ」 筒井康隆「虚空船団」、「最高級有機肥料」、「薬菜飯店」 安部公房「壁」、「砂の女」、「闖入者」 夢野久作「ドグラマグラ」、「白髪王子」 江戸川乱歩「妖虫」 乙一「死にぞこないの青」、「夏と花火と私の死体」、「ZOO」 東野圭吾「怪笑小説」、「毒笑小説」、「黒笑小説」 等です。 できれば上記の作者以外のものをあげてもらいたいです><