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接着について

psa29の回答

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  • psa29
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回答No.2

接着条件出しの中でシンナー拭きと拭かない条件で試験を行い、優劣を決めれば良いことだと思います。 理由はわからなくても、シンナーで拭いた方が特性がよいのならば、拭くべきですよね。 一般的には、シンナー拭きは推奨されています。 なぜならば、油分などが残っていると、その部分が弱くなり壊れてしまうからです。 いくら濡れ性が良くても、その材料の強度自体が弱ければ、構造体としても弱い結果になってしまいます。 油のところで壊れるからです。 そのような弱い部分を除去するためにシンナー拭きが行われます。 ところで、一般論としてですが、油分が残っている状態よりもシンナー拭きをした場合の方が濡れ性は良くなります。 質問者様は表面張力を測定したところ濡れ性が悪くなったとありますが、どのような方法で表面張力を測定したのでしょうか? 表面張力測定用の液体に溶解する汚染物が非着体表面を汚染している場合、表面張力測定時に汚染物が表面張力測定用液体に溶解し、液体の表面張力を下げてしまう場合があります。 そのような場合には、測定値としては大きな表面張力となり、濡れ性が良いことになってしまいます。 たとえば、石けん(界面活性剤)のような物が汚染していると、本来は表面張力が小さいにもかかわらず、水で濡れ性を評価すると水の中に石けんが溶け込んで測定値を変えてしまいます。 このようなことが起こっていませんか? また、シンナーが残っている状況で接着作業をすると弱くなってしまう場合もあるので、シンナーの残存状況も考慮して条件出しを行うべきです。 私としては、条件出しの実験結果に従えばよいと思います。 最もよい特性を引き出すことが実験的に確認された条件を信じるべきではないでしょうか。

sutoretta
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 実験結果を信じるということに反論はありません。同感です。 従おうと思います。 界面活性剤のお話は参考になりました。やはりこのようなことが起こっているのだと思えば納得がいきます。もう少し条件をふって検証してみようと思います。

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