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南中高度について

Yoshaの回答

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  • Yosha
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回答No.5

別の見地からかんがえてみましょう。 地球の赤道上の遥か宇宙から見ていることにしましょう。太陽は赤道上(春分、秋分の日)右直角の位置にあります。 地球の両極を通り右半分は明るく、左半分は暗くなっています。この境目に注目します。 地球の半分の手前側の境目の地点は、丁度日の出です。反対側の半分の境目は、日没ですね。 この時、境目は経(度)線と重なります。地球は両極を通る軸を中心に回転しているので、地球上のどの地点でも、日中の長さが同じであり、昼と夜との長さも同じであることが分かりますね。 今度は、夏至の時のことを考えてみましょう。 太陽の位置は、北緯23.4度上にありますので、昼と夜との境目は、赤道を中心に左に23.4度傾いた状態になりますね。 赤道上の地点では、昼夜の長さが同じですね。 北の方に行くにしたがって、境目は正面より左側にありますね。赤道上で日の出時刻には、既に日の出後であることがわかりますね。 南半球では、まだ夜の時間帯ですね。 つまり、境目が左側(地球の裏面)であればあるほど、日出時間が早く、日没時間が遅いことになりますね。 日没に関しても、日出と同じ関係となっているのも理解できますね。 この23.4度傾いた境目の北端は、北緯90度から23.4度を引いた66.6度の地点ですね。したがって、北緯66.6度以北は、1日中昼間(白夜)となりますね。 南半球では、南緯66.6度以南では、日の出はありません。 このことから、夏至においては北緯23.4度以北であれば、南中高度が低い(=高緯度地点)ほど、言い換えれば緯度が最も高い(=南中高度が低い)地点の昼の長さが一番長くなります。 こんな説明で如何ですか。 言葉では、冗長になりますが、地球儀を使ったり、図面で説明したりすれば一発で理解できると思います。

changxc4
質問者

補足

丁寧なご解説、ありがとうございました。 大変ためになりました。

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