解決済みの質問
映画「嗤う伊右衛門」(京極夏彦原作)をレンタルDVDにて視聴しました。
ラストで、廃墟となった民谷の家を、若い侍が訪問するシーンがありますが、この侍は一体民谷家とどんな関係だったのでしょう?
映画の初めの方で、伊右衛門の供で出てきた小姓が元服した姿だとは分かるのですが、具体的に誰なのか分かりません。
原作未読ですので、原作を読んだ友人に聞いたら、逆に彼女は映画を見ていないらしく、「小説自体も昔読んだので、よく覚えていない」と言われてしまいました^^;
映画のみの登場なのか、原作でははっきりした記述があるのか、そのあたりだけでもご存知の方いらっしゃれば、教えて頂きたく思います。
投稿日時 - 2007-01-07 11:56:34
「嗤う伊右衛門」に登場する佐藤余茂七と言う人物は↓、佐藤与茂七として、「嗤う伊右衛門」の元ネタである「東海道四谷怪談」に登場する重要な人物です。
http://www.walkerplus.com/special/voice2/makoto/interview.html
「四谷怪談」では、お岩様の妹お袖の夫になる人物で、つまり、伊右衛門の義弟に当たり、「四谷怪談」の最後で、義姉のお岩様に惨い仕打ちをした伊右衛門を、お袖と共にあだ討ちする役目を担っています。
「嗤う伊右衛門」は「四谷怪談」を大胆に構成し直した作品であり、本来、お岩様の妹であるはずのお袖が、直助の妹と言う別の立場で登場していますので、佐藤余茂七も「四谷怪談」とは全く別の立場として描かれている訳です。
過去の「四谷怪談」の映画化作品等でも、冒頭にちらりと登場した後はどこかに姿を消し、又、最後の方に、唐突に現れる人物として描かれる事が多いようです。
この人物のモデルは、「赤穂浪士」の四十七士の一人、↓矢頭右衛門七だとか。
http://www.geocities.jp/kimkaz_labo/yakoube.html
投稿日時 - 2007-01-08 16:05:14
お礼
ご回答ありがとうございます!お礼が遅れて申し訳ありませんでした。
詳しい説明恐れ入ります。四谷怪談自体うろ覚え、京極夏彦の原作も未読なので、実は重要な人物だという設定に興味が湧きました。
「嗤う伊右衛門」という映画も、お岩さんが恨みで化けて出て・・という話では全くなかったので、非常に新鮮に楽しめました(内容からいったら微妙な感想ですが^^;
これを機会に四谷怪談や原作も読んでみようと思います。
投稿日時 - 2007-01-09 21:49:16
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ベストアンサー以外の回答(1件中 1~1件目)
原作をチェックしてみたところ、
「(一連の事件から一年後、民谷家に再び怪事が起こったとのことで)そこで分家縁者一同が話し合い、御書物奉行配下同心で、民谷家の遠縁に当たる佐藤余茂七という者が選ばれて様子を伺いに行くこととなった。」
とありました。
遠縁の親戚で、ほぼ民谷家との付き合いもなく、二人の最後を見届ける役割として出て来る人物です。
投稿日時 - 2007-01-07 16:25:31
お礼
回答ありがとうございます!お礼が遅れて申し訳有りません。
原作ではちゃんと具体的に誰々と記述があるのですね。参考になりました。
映画では「遠縁の者ですが・・・」とぼそっと呟くだけだったので、いきなり誰だろうと思ってしまいました^^;
投稿日時 - 2007-01-09 21:43:10