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マランツ #7について
最近知り合いの持っておられるマランツ#7を聞かせていただきました。すごくやわらかくていい音でした。 私のアンプは上杉の真空管です。今は、ラックスマンの38FDのプリ部だけを使っています。 マランツ#7を探そうと思いますが、どうしたら状態が良いものが探せるのでしょうか。サイトを見ても、あまり載っていないし、オークションでもあまり見かけませんので、詳しい方がいらっしゃれば教えてください。
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自称オーディオマニアです。 わたしのメインはプリに#7(0108??番台)にパワーにU-BROS24KでTANNOYを鳴らしています。 自慢げに取られると困りますが、私はマランツの球機種をメインに収集している者です。 #7シリーズのC、CR、PとT、TRそれにKと全種総12台。Cに関しては完全オリジナル動作品も4台所有しています。 球機で無いのは#33R(プリ)だけと云う状態です。 しかし、これらオリジナル部品のみで稼働している4台は全て在米時代に入手した物で、帰国後ヤフオクでウン十万で数点競り落としましたが1点も全てオリジナル部品での稼働品はありませんでした。 カップリングをバンブルビーから160Pとかセレンからダイオードに交換したもの、たかがスイッチと云われますが、何故かアルプス製だったりとか、性能に直接関係ありませんが、ツマミもプラスチック(オリジナル品はエボナイトです)のそっくり品とか etc・・・ 完全オリジナル部品構成の#7を彼らに1度聴かせて、その音に違いを教えてあげたくなるような代物(有名なビンテージショップでも同じでした)ばかりが、この日本でははびこっていますので、入手時は心して検討する事です。 最近のヤフオクやイーベイでも粗悪品やCやPと偽ってレプリカのKをよく見かけます。 余程信頼できる人(店ではありません)からの入手をお薦めします。 また、セレンやコンデンサ類はストック品を多数持っていなければ、一致する数値を求める事が出来ませんので結構購入後もメンテナンスや微調整が必要です。 老婆心ながら、#7を希望する方に知っておいて欲しいことですので・・・
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- docmaloy
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No.1の自称オーディオマニアです。 追加の情報です。 #7を入手された際は、以下の事にご留意下さい。 本来の#7らしさを壊す要因となります。 (1) バルブはTELEFUNKENの12AX7が6本使われていますが、V1・V2とV4・V5はマッチドクワッド(4本とも数値の一致した物)が条件です。 また、他の2本もマッチドペアをお薦めします。 (2) ボリュームの耐久性が低く(一部にエボナイトが使われていますので)CLAROSTAT社製以外のものが多いので、イーベイなどで結構出品されていますのでビットされると良いでしょう。通常はNUO(未使用箱入り品)が$25~40で落札されています。 (3) 線材も何故かWE(ウェスタンエレクトリック)製に変更されていますが、高音部がキンキンしてしまいます。 当時の線材は入手が困難ですので、GEの60~70年代の22、20、18AWG単線ニクロム皮膜紙二重巻きでもオリジナルにかなり近い物となりますので、これに交換して下さい。音がまろやかになります。これもイーベイ、ヤフオクで入手可能です。 当時の職人達には線材の長さが厳格に決められていたそうですので、これも是非守って下さい。 (4) コンデンサも3300μF25WDC(Black-Buety)以外では音質に影響します。 異常と思われるかもしれませんが、余りにも外装だけのまがい物が氾濫していますので、入手の際はお気を付け下さい。 なお、#7K(レプリカキット)は専門家でも細心の注意を払って持てる技術を総動員して組み立てても『ヤッパリ違う』とおっしゃいますので、オリジナルと聴き比べてからの購入をお勧めします。 私のKは多分80年に当時のマランツの職人の方に組み立てて頂きましたが、材料の違いで音質は別物となりましたので、単に飾りとして所有しています。
お礼
ありがとうございます。難しいものですね。 探すのも大変ですね。
- MrCandy
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オーデオが趣味でいらっしゃるのなら、 マランツ#7と言った銘器は、たまにメーカーがレプリカとして再生産したりします、確か#7も15-20年ぐらい前に再生産されたと思います、またレプリカが出るのを待つと言うのもよいと思います。中古で買うならこのレプリカ品が信頼性が高そうな気がします。 私はマッキントッシュC22と言うプリアンプが12年ほど前マッキントッシュ社で再生産されたときこれを購入しました、回路的にはほぼ同じで使っている部品は昔とは別のもの(ボリュームは日本のアルプス電気製のデテントボリューム、RCA端子は全て金メッキでした)ですが、信頼性は高く音も良いです。今日も良い音を出しています。
お礼
メンテナンスの難しさがわかりました。 なかなか難しいものですね。