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小説中のグロテスクな描写にショックを受けました。

小説を読み進めていると、主人公が声帯を潰される場面が出てきました。 特に大げさに描写してあるというわけではなく、ありのままを描写してあるだけなのですが、 そのやり方がすごく痛々しくて・・・・。 「その瞬間」の直前で、心臓というか胸の辺りにショックを感じ、読むのを止めました。 軽い吐き気すら感じ、なんだか呼吸がゆっくりになっているみたいで、クラクラしました。 指つめ、脳みそが飛び散る、くらいなら平気なのですが、目とか咽とか特定の器官を 痛めつけるような描写が苦手みたいです。 いろんな本を読んできたので今までにも「気持ち悪いなー」と思うことはあったのですが、 これ程までにショックを感じたのは初めてです。涙が出そうでした。 ただ、立ち直りの速さでは誰にも負けないと自負しているくらいなので、 そのショック自体は40分くらいですっかり収まりました。 これが2日ほど前の出来事です。まだその小説を読み進める気にはなれません。 書き始める前は殆ど忘れていましたが、この文章を打っている今は、自分の咽を守るように顎を引いてしまいます。 父から「感受性が強い」と言われたことがあります。その時は「え~?」と思いましたが、 この体験でよく分かりました。要するに、登場人物の体験を自分の身に重ねあわしてしまうのだと思います。 もう読まなければいいと思うかもしれませんが、その小説はすごく面白く、 さっきの発言とは矛盾していますが、一刻も早く読み進めたいというところなのです。 その場面だけ飛ばして読むことも考えましたが、小説中に「声帯が潰されている」という事実がその先も書かれている限り その度にあの描写とショックを思い出しそうです。 どうすれば、グロテスクな描写をものともせず、小説を読み進めることができるでしょうか。 わがままな希望ですが、どなたか相談に乗ってください。

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  • ベストアンサー
  • ok6910
  • ベストアンサー率25% (9/36)
回答No.3

>自分の咽を守るように顎を引いてしまいます。 とてもよくわかります… 僕も小説に限らず、ドラマやネットでの文章でも、たまにショックを受けてしまいます。 それがフィクションならまだいいんですが… 最近あの「女子高生コンクリート詰め殺人事件」 を詳しく解説した文章を読んでしまい、なかなか立ち直れずにいます。 「ただ」殺されただけではさほどショックを受けないのですが、殺され方、殺されるまでのいじめられ方が凄まじいと、とても立ち直れない気分になり、犯人を呪いたい衝動に駆られます。 さて、小説を読み進めるためには、 これがフィクションであること、そして主人公の試練であることを認識するしかないでしょう。 あなたの「痛み」は、麻痺させることはできないかもしれません。 でも、これは人として大切なことだと思います。 僕はこう思っています。 今までたくさんの人が、恐ろしい犯罪や戦争、疫病、天災、そして冤罪で犠牲になってきました。 キリストやソクラテスのように有名な人だけでなく、人知れず闇の中で、名誉のかけらもないままに死んでいった人々。 これらの人々は僕たちを悲しませ、時には激しいショックを与えて、教えてくれます。 命の大切さと、愛する心を。

komitsu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 同じような方がいると知って、嬉しいです。 >最近あの「女子高生コンクリート詰め殺人事件」 >を詳しく解説した文章を読んでしまい、なかなか立ち直れずにいます。 全く同じです・・・。 私は数年前に読んだのですが、それから数日はあの凄まじい拷問のことが忘れられず、今後性行為なんて出来ないとすら思いました。 おかげで、事件の詳しい全容を知りたいと思いつつも、また哀しい思いに捕らえられることを考えるとどうしても避けてしまいます。 >これがフィクションであること、そして主人公の試練であることを認識するしかないでしょう。 「フィクションである」、これについては十分認識できています。 それでも、現実に起こっているかのように想像してしまいます。 「試練」、確かに試練です。この小説では主人公は修羅の道を歩いています。 残虐な行為は長い歴史の中で、世界中で、それこそ名も無き沢山の人々に対して行われているのでしょうね。 こういう忘れ去られただろう人の存在にも、いつの間にか思いを馳せてしまいます。

その他の回答 (2)

  • pichu-n
  • ベストアンサー率15% (4/26)
回答No.2

>自分の咽を守るように顎を引いてしまいます。 それは「小説を読まなければ良い」という問題ではないです。 行動に出てしまってしるので、病院に行っ良いように感じます

komitsu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 病院ではなく、カウンセリングに行くことは少し考えました。 こういうことでも、何かの精神病の症状となるのでしょうか・・。

noname#37394
noname#37394
回答No.1

その小説を読んでいませんので この回答はご参考程度に受け止めてください。 >どうすれば、グロテスクな描写をものともせず、 >小説を読み進めることができるでしょうか。 視点を変えてみてはいかがでしょう。 その小説の作者が、何故シビアな条件を わざわざ登場人物に与える必要があったのか? という視点を重視し乍ら読んでみてください。 今はまだ、苦手な描写へ向きがちな質問者さんの感受性を 別方向へ向かせることが可能かもしれません。 そうなれば、こっちのもので 苦手な描写に邪魔される可能性が弱まって 面白いストーリーを もっともっと楽しめるようになるのではないかと思います。 (コツ:自分の「感受性」を「自分自身」から少し離して考える)

komitsu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 しばらく考えてみました。それで分かったのですが、主人公を「自分と重ね合わせている」というより 「主人公そのものになっている」ことが度々あるようです。 その小説は読まずにあの場面をそのまま思い描いてみましたが、その瞬間には いつの間にか主人公ではなく私が処置を受けそうになっていました。 おかしく思われるかもしれませんが、読書中は物語を「もう一つの現実」であるように感じているみたいです。 (もちろん、作り話であることは十分承知です) だから、作者の意図とかは読み終わってからしか考られません。 それでも実践してみようと思います。 訓練すれば、臨機応変に自分自身から離したりできるかもしれませんし。 ついでに。その小説は「上弦の月を喰べる獅子  夢枕獏」です。

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