• ベストアンサー

狂犬病ワクチン:何故犬にだけ?

 昨今狂犬病が話題になってますね。  日本では犬への狂犬病ワクチンの接種が義務付けられてますが、 狂犬病は全ての哺乳類に感染可能なので、「犬にだけ」 ワクチン接種しても、感染予防としてはあまり意味を 成さないのでは?と思われます。  そこで質問ですが、何故他の動物には、これらの義務が ないのでしょうか。また今後義務化がなされる動きは ないのでしょうか。どなたかご存知でしたら、よろしく お願いします。

  • 回答数12
  • ありがとう数14

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#160718
noname#160718
回答No.6

 獣医師です。狂犬病は専門外なのですが(専門の人なんて日本には数人しかいませんが)、一応専門的知識は持ち合わせていますので、ちょっとみなさんの回答に補足します。  馬は普段から人を咬みます。牛や猫は普段は滅多に人を咬むことはありませんが、発症すれば咬むこともあるでしょう。また、咬む咬まないに限らず、家畜を扱うときは大量の唾液には暴露されることが多々あるので、狂犬病が入ったら間違いなく脅威になります。  日本の場合、野生動物に狂犬病ウイルスが侵入することがなかったので、疫学的に犬だけ重視していれば十分である、ということが現在に至るまで犬のみにワクチン接種が義務づけられている理由です。  野生動物の間で狂犬病が蔓延している国(多くの国がそうです)では、狂犬病対策はもっと複雑です。  牛にワクチン接種を実施している国もありますし、ドイツやスイスではワクチンを混ぜたエサを蒔いて野生キツネにワクチン接種を行っています。  吸血コウモリが狂犬病を保有しているような地域(ラテンアメリカ)では、その洞窟ではウイルス濃度が非常に高くなるため、エアロゾルで感染してしまうといった恐い話もあり、そういう地域では家畜に抗凝固剤を投与し、その動物の血を吸ったコウモリが死ぬような対策をとっているそうです。  これに対し、野生動物にウイルスが侵入していない日本では、最も他の動物や人間にウイルスを感染させやすい動物、すなわち最も人間の身近に多数いて、人や他の動物を咬みやすい犬を対策しておけば十分、という事情があるわけです。  もう4年ほど前、韓国の獣医さんと狂犬病について話す機会があったのですが、あちらでは野生のタヌキが狂犬病を持っている確率が高く、感染したタヌキが里に下りてきて牛舎に入り(エサを食べるため)、牛に噛みついて牛の狂犬病が年に何頭か発生するそうです。  その獣医さんも実際に見たことがあり、どんな症状か詳しく聞いたのですが、BSEと見分けが付かないですね。  診断するためには当然、その牛を殺さなくてはなりませんが、発症している牛なんて手が付けられず、危険なウイルスを保有していることも相まって非常に恐いそうです。まあ私も扱うならBSE感染牛の方が100倍マシ、と思いますが・・・  ですから狂犬病がもし入ってしまって、しかも野生動物にまで侵入してしまうようなことがあれば、もっと複雑な対策が必要になるでしょうが、現状では犬さえ抑えておけば大丈夫、というわけです。

kudann2001
質問者

お礼

 獣医師様からの回答有難うございます。  イヌ以外の伝播に関する情報ありがとうございました。 少し腑に落ちました。  所で、狂犬病に関する法律は、戦後制定されたものですよね。 戦前の日本では、ネズミやタヌキ等の野生動物が、ウイルスを保有 し得るなかったんでしょうか?何らかの理由があるんでしょうか? 或いはウイルスは、戦後海外から入ってきたとか? これに関しては興味があるので、自分でも引き続き調べますが もし何かご存知でしたら教えてください。

その他の回答 (11)

noname#160718
noname#160718
回答No.12

 No.11さん、 >本来は人間側が接種するものなんじゃないかと思います。 >でも副作用が強いとかで犬に接種する事になったと聞いたことがあります  それは違います。人間側で接種しなくて良い理由は、他の回答を読んでいただければお判りになると思います。  副作用については、大昔のワクチンにはありました。感染動物の脳材料で作っていた時代の話ですが。現在では他のワクチンと同様、培養細胞で作られています。

回答No.11

こんにちは。 本来は人間側が接種するものなんじゃないかと思います。 でも副作用が強いとかで犬に接種する事になったと聞いたことがあります。 接種するにしても(犬に)毎年は必要ないでしょうね。 回答じゃなくてすみませんm(__)m

kudann2001
質問者

お礼

 回答有難うございました。 確かにワクチンは、年一回する必要はないかもしれないですね。 まあでも、免疫応答がどの程度維持されるかは知りませんが、国が推奨している接種時期が年一回というなら、その期間しか持たないことが 科学的に検証されているのでしょう。

noname#160718
noname#160718
回答No.10

 Jagar39です。 >犬より人に対する感染力が強い動物」がいることも当然考慮せねばならず  これに対してkudann2001さんは、ウイルスの変異とか強毒株のことを持ち出されましたが、本当はここは動物側の要因を考慮すべきところです。  動物側で考慮すべき要因は2つ。「感受性」と「ウイルス排泄量」です。  まず感受性ですが、同じウイルスでもほんの少量暴露されただけで感染してしまう動物と、大量のウイルスに暴露しなければ感染が成立しない動物、さらに大量のウイルスに暴露しても感染しない動物、と"感染に必要なウイルス量"が動物によって異なる場合があります。  次にウイルス排泄量ですが、同じウイルスによって発症しても排泄するウイルス量が違えば、それだけ「次の動物に感染させる汚染源としてのリスク」が違ってきます。  極端な話、感受性が高くて排泄量が多い動物が存在すれば(少量のウイルスで感染し、発症すれば大量のウイルスを排泄する)、その動物種はそのウイルスの「増幅動物」となり、防疫上極めて重要な動物種になります。口蹄疫というウイルス病での豚が典型的な増幅動物です。  「犬より人に対する感染性が強い動物」という場合、人の感受性の方は変わらないわけですから、問題視されるべきはその動物種のウイルス排泄量、ということになるわけです。  で、私が「考慮する意味がない」と書いたのは、このウイルスは咬傷による感染で、接触とかエアロゾルによる感染ではないので、ウイルスの排泄量より「咬まれるような接触があるか否か」の方が大きな問題になるわけです。咬まれれば全てのほ乳類が相互に感染させることができるのは既にわかっている事実ですから。  というわけで、この段階ではまだ「ウイルスの変異や強毒弱毒」といったレベルまで話が辿り着かないわけです。  動物種による感受性及びウイルス排泄量、またウイルス株による病原性の違いといったことは、当然研究されてデータも存在し、論文発表もされているでしょうが、それこそ私は狂犬病の専門家ではないのでそこまでは詳しくないです。

kudann2001
質問者

お礼

 再度ご丁寧な回答感謝します。 成程、jagar39様の言うことはよく理解できました。  ところで現在、公的機関の方に質問を(当初の質問内容) している最中ですが、返事がまだなので、一旦この質問を締め切ろうと 思います。  当初の質問は、jagar39様始め皆さんの回答から、納得することが 自分なりに納得することが出来たと思います。  それでは有難うございました。

noname#160718
noname#160718
回答No.9

 Jagar39です。  No.8のwarudoriさんの回答で概ね正しいです。  ただ、私はウイルス屋なのでウイルス学的な間違いをそのままにすると気持ち悪いので訂正しておきます。  まず一点目ですが、狂犬病ウイルスの増殖組織は唾液腺ではありません。  咬傷により感染が成立すると、まずその部位の筋肉でウイルスは一時増殖し、その後神経に侵入し、脳(中枢神経)に達し、そこで再び増殖します。  脳で増殖したウイルスが神経を伝って唾液腺にも出現する、ということです。唾液腺で増えているわけではありません。  このことが何を意味するか、というと、感染しても発症していない動物に咬まれても、感染する危険性は小さいということです。クリティカルには発症前だけれども唾液腺からウイルスが排泄されている、というタイミングはあり得ますが。  もうひとつの意味することは、咬まれてから筋肉内でしばらくの間一時増殖していますので、その間に免疫を付与すれば発症することはない、ということです。咬まれた後のワクチンが有効なのはこの理由によるものです。  神経に侵入されれば、基本的にウイルスを排除する手段はもうありません。  二点目。  >犬の細胞で出来た狂犬病ウイルスと他の動物の細胞で出来た狂犬病ウイルスでは人への感染力に違いがでる可能性がある  聞いたことないですね、そんな話は。  元々狂犬病ウイルスは、ほぼ全てのほ乳類で感染することが既に確認されています。  世界的には犬からの感染が最も多いですが、他の動物からも感染は報告されていますし、先に書いたように吸血コウモリからは咬まれることだけでく、エアロゾルによる感染、すなわち接触しなくてもコウモリがいる洞窟に入っただけで感染した例も報告されています。  元々全ほ乳類の細胞に親和性を持つウイルスですから、動物種による人への感染力の差というものはあまり考慮する意味がありません。  また、それを考慮しなくてはならないのなら、「犬より人に対する感染力が強い動物」がいることも当然考慮せねばならず、狂犬病対策を犬だけに絞る根拠が危うくなってしまいます。  というわけで、ここだけはその獣医さんの勘違いかと。

kudann2001
質問者

お礼

 ありがとうございます。  ウイルス屋さんですか。いや、よくわかりました。  >犬の細胞で出来た狂犬病ウイルスと他の動物の細胞で出来た狂犬病ウイルスでは人への感染力に違いがでる可能性がある  聞いたことないですね、そんな話は。 ↑やはり、そうですか。それから、 また、それを考慮しなくてはならないのなら、「犬より人に対する感染力が強い動物」がいることも当然考慮せねばならず、 ↑これはでも、あり得ませんかね?狂犬病の変異とか、強毒株は あまり問題にならないんですか。

  • warudori
  • ベストアンサー率42% (20/47)
回答No.8

昔、獣医師に聞いた話ですので記憶の間違えが多少あるかもしれませんが参考まで・・・。 ・検疫や犬への接種徹底により日本の狂犬病対策に何ら問題は出ていない。法律を改正して他の愛玩動物にまで接種義務を増やす必要がない。行政がペットの猫の登録まで管理するとなると大がかりな作業となり予算もかかる。 ・人間に対する狂犬病ワクチンも開発されている。狂犬病ウイルスは特殊で、噛まれた後に直ぐワクチンを接種することでも予防が出来る。 ・狂犬病ウイルスは唾液腺付近で増え、噛みつく事で感染する。一番危険なのは犬であり、現時点の日本では猫での問題は起きていない。 ・狂犬病が細菌ではなくウイルスによって引き起こされる病気であるという事。細菌と違ってウイルスは自ら増殖する事ができず、宿主細胞に自らの遺伝子を送り込む事によって自らのコピーを作ってもらう特徴がある。 そのため、犬の細胞で出来た狂犬病ウイルスと他の動物の細胞で出来た狂犬病ウイルスでは人への感染力に違いがでる可能性がある。 私は上の理由で納得しています。

kudann2001
質問者

お礼

 回答有難うございます。  成程そうですか。でも ・そのため、犬の細胞で出来た狂犬病ウイルスと他の動物の細胞で出来た狂犬病ウイルスでは人への感染力に違いがでる可能性がある。 ↑これは、本当ですかね。種特異性が見られないウイルスなのに、そんなことがあるんですかねえ。どうなんでしょうか。

noname#160718
noname#160718
回答No.7

 Jagar39です。 >戦前の日本では、ネズミやタヌキ等の野生動物が、ウイルスを保有 し得るなかったんでしょうか?何らかの理由があるんでしょうか  元々日本には狂犬病ウイルスが存在せず、戦前~戦後に狂犬病が侵入したときも、犬から野生動物には行かなかった、ということでしょう。  犬から野生動物に感染が拡大するには、野生動物と犬が接触すること、その時犬が感染していること、接触した野生動物と犬が闘争すること、という条件が必要ですが、日本に侵入した狂犬病ウイルスの件数自体が少なかったので、運良く野生動物には行かなかった、ということでしょうね。  野生動物に行ってしまえば、野生動物から再び人間界にウイルスが侵入するルートは多数あります。  牛や羊は山に放牧されることが多いので、タヌキやキツネにウイルスが侵入していると、これらの家畜から人間界に再び侵入するリスクが高いです。すなわち、狂犬病対策も牛や羊に対して何か手を打たないといけないでしょう。  タヌキは放牧でなくても牛舎にはよく侵入しますよね。そこでエサを牛と争っていたりします。しょっちゅうではないですが、足に咬傷がある牛を見かけます。  日本は島国なので、陸伝いに野生動物が侵入することはなく、狂犬病の防疫対策上はたいへん有利なのです。  日本の他に狂犬病を根絶させている国は、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ(国じゃありませんが)など、島国ばかりです。(でもオーストラリアを島国というのはちょっと違いますよね・・)  さしづめ、ニュージーランドに狂犬病が侵入、野生動物にまで定着してしまったら、全ての羊に対してワクチン接種、という対策を取ることになるでしょうね。  そんなわけで、感染した動物は犬に限らず全ての動物でリスクはあまり変わりません。  しかし疫学的に日本では、犬を押さえておけばほぼOK、という状況であるわけです。  狂犬病の疫学の歴史については私もそれほど詳しくはないので、何か判ったら教えていただければ嬉しいです。

kudann2001
質問者

お礼

 再度お返事有難うございます。  ネットで検索してみた所、かなりの所まで調べることが 出来そうです。また厚生省か農水省等に問い合わせてみようと 思います。詳細は後日、こちらに掲載出来ると思います。  試しに検索してみた結果では、奈良時代?の文献にに狂犬病の 記載があるらしいです。 それはそうだと思います。大陸であれほど蔓延しているものが、 日本で見られないとは思えないです。

  • nayu-nayu
  • ベストアンサー率25% (967/3805)
回答No.5

>諸外国から色々な動物がペットとして輸入され、身近に飼育されてますよね。 では現在、これらに対して何の対策もしないで大丈夫? 対策はされています。 動物の輸入は動物検疫所での検疫を受けなければなりません。 ・農林水産省動物検疫所ホームページ http://www.maff-aqs.go.jp/

kudann2001
質問者

お礼

 再度回答ありがとうございます。 ・対策はされています。 ・動物の輸入は動物検疫所での検疫を受けなければなりません。 ↑失念してました。 そうですね。でも(逆らっているわけではないですよ)それだけで 何とかなるなら、そもそもそんな、話題にはならないですよね。 ・ネコから他へは比較的感染しにくいと言われています」 ↑これについては、何か情報ないでしょうか?

  • nrb
  • ベストアンサー率31% (2227/7020)
回答No.4

どこにいるのか? ・神経組織、唾液腺、唾液中です。 ところが、尿や糞、体液(血液など)にはほとんど存在しません という事は・・・・伝染するルートによるからですよ  動物が人間を噛んでほとんど感染するこの一番の感染ルートです  猫が引っかいても・・・・感染しません  馬・・・かみません  豚・・・かみません  ・・・・・・・・・・・・・・・・  となると家畜から伝染したすることは、非常にまれであります   と考えると  身近にいて人間を噛む 動物は・・・・・・なんでしょうか???    要するにウイルスを持っていても感染する危険性が少ないのは、退けます  過去に感染例が無いものは除外になります  ようするに  ワン子ですね・・・・・・・・・  ワンコを対象にすれば効率が良いんですね  要するにワンコはワンコに噛み付きます  他の動物でもやたら噛み付く動物は可能性があります  猿とか・・・・・・  ワンコが噛み付くのは・・・人間に買われている・のが多いが人間がすんでる居る所にいるので  ワンコが・・・猿や・・家畜に噛み付くことは少ない  ましてや家畜が家畜を噛みつく  馬は馬を噛む???   豚が豚を噛む???  なんで確立より  ワンコが 噛み付く確立が高いからでしょうね  伝染ルートですは  

kudann2001
質問者

お礼

 回答有難うございます。 ・馬・・・かみません ・豚・・・かみません ↑いや、そんなことないですよ。普段でも相当噛みますよ。 まあでも、イヌが一番身近だから、という理由ですかね。 でもそんな理由からだけで、法律に制定されるでしょうかね?

  • nrb
  • ベストアンサー率31% (2227/7020)
回答No.3

犬だけの病気じゃないですよ 名称が狂犬病だから勘違いちますが 狂犬病ウイルスはヒトを含む総ての哺乳類に感染するのですけど 狂犬病ワクチン:何故犬にだけ? これは狂犬病予防法によるものです この法律は、動物の狂犬病のうち、犬の狂犬病に限りこれを適用する。 事によるが 但し、厚生大臣は、犬、牛、馬、めん羊、山羊、豚、鶏及びあひる以外の動物について狂犬病が発生して公衆衛生に重大な影響があると認めるときは、動物の種類、期間及び地域を指定してこの法律の一部を準用することができる ですので他の動物は感染とかが確認された時の応急です そこで質問ですが、何故他の動物には、これらの義務が ないのでしょうか? 犬以下から感染する恐れが、ほとんど無いからです これらの義務が ないのでしょうか? 現在は義務はありませんが、他の動物で感染する可能性が増えると 法律が改正されると思います また今後義務化がなされる動きは ないのでしょうか・・・ 但し、厚生大臣は、犬、牛、馬、めん羊、山羊、豚、鶏及びあひる以外の動物について狂犬病が発生して公衆衛生に重大な影響があると認めるときは、動物の種類、期間及び地域を指定してこの法律の一部を準用することができる 現時点では、臨時に指定ができますので・・今のところこれで対策は十分だと思いますので・・・・現在その見込みはありません

kudann2001
質問者

お礼

回答有難うございます。 ・そこで質問ですが、何故他の動物には、これらの義務が ないのでしょうか? ・犬以下から感染する恐れが、ほとんど無いからです ↑下記にも記載しましたが、何故、感染する恐れが、殆どないのでしょうか?もし理由をご存知でしたら教えて下さい。  回答にもありました様に、全ての哺乳類へ狂犬病は感染しますよね。 なのに「狂犬病予防法が原則としてイヌに対して適応される」のは、何故か?と言うのが、質問の趣旨です。  答えとして「イヌ以外の動物では云々」と言うことでしょうが、 繰り返しになりますが、では何故イヌ以外では伝播が殆どないのか?と言うのも質問の趣旨なのです。

  • namnam6838
  • ベストアンサー率36% (681/1861)
回答No.2

イヌからほ乳類には感染するが、ほ乳類からほ乳類には感染しにくいからではないでしょうか。 狂犬病ウイルスは、発症すれば致死率100%ですが、 非常に弱いウイルスで、洗い流したり、感染後にワクチンを打っても効果があると聞きます。 ウイルスが進むのも遅く脳から遠いところから感染したのであれば、潜伏期間も長いとか。 日本は戦前からイヌに予防接種をすることで、被害がない状態にあります。 (世界で日本・イギリスなど数カ国しかありません) 調べたところ、1956年以来、日本ではイヌも人間も発症がありません。 (1970年と今年の例はいずれも海外で噛まれています) もしイヌにだけ接種することに意味がないのであれば、 日本でもイヌ・他のほ乳類の感染・発症が続出しているはずですが、そうなっていません。 全部の動物に接種するにこしたことはないですが、 現状以上の効果はないわけで、無駄であろうと思います。

kudann2001
質問者

お礼

 回答有難うございます。  補足ですが、私は別に 「犬だけにワクチン接種しても、何の意味はない」 とは思ってないですよ。  成程、犬に対して対策を施せば、十分な効果を得られると言う事は、過去の事例・実績と、病気の名前からして理解できます。  しかしながら特に近年では、諸外国から色々な動物がペットとして輸入され、身近に飼育されてますよね。  では現在、これらに対して何の対策もしないで大丈夫?という疑問があるんですね。

kudann2001
質問者

補足

追加です。 「イヌからほ乳類には感染するが、ほ乳類からほ乳類には感染しにくいからではないでしょうか。」 ↑なぜ「(イヌを除く)哺乳類から哺乳類へは感染しにくい」のか、もしご存知でしたら教えて下さい。  ウイルスは唾液腺中に主に存在し、咬むことにより伝播するとされています。イヌ以外の動物は、あまり他者を咬まない??のでしょうか?

関連するQ&A

  • 犬の狂犬病予防接種と混合ワクチンについて

    犬の狂犬病予防接種と混合ワクチンについて質問です。 諸事情により、短期間で狂犬病の予防接種と5種混合ワクチンを接種する必要があります。様々なサイトでは4週間ほど間隔を空けるべきという意見が多いようですが、「狂犬病の予防接種を先に行った場合、一週間空ければ混合ワクチンが接種できる」と説明しているサイトがありました。私の都合上では、狂犬病予防接種を行なった後、7日~10日後に混合ワクチンを接種できればという状況です。犬の体にリスクがあるようでしたら考えなければなりませんが、どなかご教示くださいませ。犬はチワワ、11歳、オス2.4kgです。

    • ベストアンサー
  • 狂犬病予防はしなくてもいい

    財団法人どうぶつ基金では、狂犬病予防接種の義務化について疑問を投げかけています。 私も同意なのですが、皆さんはどう思われますか? 以下に(財)どうぶつ基金の文を抜粋します。 ------------------------------------------------------- 狂犬病予防接種は法により義務付けられていますが、例外として年齢、健康状態、過去の副作用歴などから副作用を伴う疑いがある場合接種しなくてもいい制度があります。10年間予防接種を続けて何もなかったのに、10年目の予防注射により副作用で死亡という報告もあります。飼い主さんは狂犬病ワクチンには死を伴う副作用リスクがあることを理解して、獣医師による十分な診断のうえ注射を受けてください。 3月24日に衆議院会館で開かれた「犬猫等の殺処分を禁止する議員連盟」の講義 日本は狂犬病根絶国です。狂犬病がまだ存在する地域とは分けて考える必要があります。 根絶国にもかかわらず鑑札や注射済票が無い犬などは、捕獲して狂犬病の疑いがあるという理由で検診もされずに殺処分されています。これは動愛法の精神にも矛盾しています。 狂犬病予防法5条、6条を早急に改正すると共に予防注射の義務化廃止を含め60年前に出来た賞味期限切れの法律全体を、動物愛護精神に基づいて抜本的に見直すことが必要です 農水省ホームページ「副作用情報データベース」で、過去○○年間の関連事例を公開しています。キーワード欄に「狂犬病」と打ち込んで検索してみると、平成14年から現在まで142件の副作用報告が抽出され、悲しいことにその半数以上が「摂取後に死亡」していることがわかります。 狂犬病予防法5条6条の改廃(立法) 議員連盟勉強会テキストより狂犬病予防注射は法律により飼主に強制されています。先進国で、まして狂犬病根絶国で狂犬病予防注射を毎年強制している国があるかどうか、私の知る限りありません。 狂犬病ワクチンの原価も1頭当り¥100以下です。注射の技術料がついて¥3,000程度になりますが、飼主を呼び出して1日に何十頭も 集合注射をしてこの価格は異常に高額です。狂犬病予防のためにワクチン注射が必要 であると言うなら、価格をなるべく安くして普及に力を入れるのが筋でしょう。 日本では500万頭以上の犬が毎年の接種を受けていますが、それでも全体に対する 接種率は40%前後だろうと思われます。予防接種をしているから狂犬病が発生して いないという見方も出来ますが、半数の犬が接種を受けていないのに狂犬病が発生し ていないという見方も出来ます。予防接種の必要性に対する説得力はまるでありません。 狂犬病を発症したらほぼ100%助からないのは事実ですが、狂犬に嚼まれた後であってもワクチン注射をすれば発症しないで済みます。つまりほぼ100%助かります。 狂犬病はすでに50年以上日本では例がありませんが、もし狂犬病が発生してもそこから感染が拡大することはまずあり得ません。他の感染症と同じような方法で防疫(病犬の隔離と周辺の人間や犬へのワクチン接種)をしっかりやれば済む話です。他 の先進国で狂犬病予防接種を強制していないのは、野生ほ乳類が多いところでは犬だけ予防しても根絶が出来ないことと同時に、予防接種よりも狂犬病 が発生した初期に対応した方がずっと効率的だということがあると思われます。 狂犬病予防法は昭和25年9月に施行された法律です。当時この法律には必然性があったのですが、今は業界の利権を守るだけ の法律になってしまっています。現実に狂犬病の予防接種をしないからといって罰せられる例は普通には皆無であり、動物虐待に対する別件容疑として利用されているに過ぎません。 罰則がありながらそれを適用しない法律は国民の法に対する軽視を生みます。 狂犬病予防接種は体に負担を与えますが、そのリスクは飼主にほとんど伝えられておらず、しかも老犬であれ何であれ一律に行なうので数多くの副作用による問題が発生していると思われます。 狂犬病予防法を隠れ蓑に飼主を欺瞞している利権構造があることを白日の下に曝さない限り、この悪法はいつまでも残ると思います。 --------------------------------------------------------

    • ベストアンサー
  • 狂犬病について

    3日程前、友人宅のチワワ(生後1ヶ月、室内犬)を触った時に指を舐められました。後から気づいたのですが、指に1mm程の傷があり、そこを舐められたかもしれません。友人に予防接種の有無を聞いたのですが、しているとのことでした(狂犬病の予防接種かどうかは不明です)。 (1)この場合、狂犬病になる危険性はありますか? (2)生後91日以上の犬は狂犬病の予防接種を受ける義務があるようなのですが、生後90日以下の犬は狂犬病の危険性はないということですか? (3)狂犬病のウイルスに感染していて発症していない(潜伏期間中の)犬から感染することはあるのですか? 心配なのでご回答よろしくお願いします。

  • 狂犬病の予防接種について

    ・1950年に狂犬病予防法施行→ワクチン接種の義務化 ・1956年、6頭の犬に発症。以後は撲滅。 狂犬病の予防接種が義務であることについて、皆さんは、どうお考えでしょうか? 犬を飼う方、飼わない方、どちらのご意見も伺いたく、アンケートで質問させていただきました。

  • 狂犬病の注射をしていない犬にかまれたら

    23日の日曜日に、母親(60才台)が近所で飼っている狂犬病の予防注射をしていない犬に足をかまれて、いつも行っている外科・産婦人科で月曜日と水曜日に行ったら診て大丈夫、化膿止めも飲んだからと言われたようです。 私は離れて暮らしているので詳しく分からないですが、先ほどネットで見たらワクチン(動物脳由来のではない方がいい?)を接種するようなことを書いていて心配になりました。 その医師は年配ですし、受診する科が適切だったのか、ワクチンは接種しなくてよかったんでしょうか?犬に予防接種もしてないのも問題ですが・・

  • 子犬のワクチンと狂犬病予防接種について

    もうすぐ3カ月になるラブラドールレトリバーを飼い始めました。 その子は2回目の混合ワクチンを9月の末に終えています。 ペットショップで購入したのですが、その時に3回目のワクチンと狂犬病の予防接種の説明をされました。 しかしよく分からないので教えていただきたいです。 まず、ワクチンと狂犬病の予防接種はどちらを先に行うのが正しいのでしょうか? 説明では「予定として10月19日に狂犬病で10月26日にワクチンを行う予定だった」と聞きました。 しかし調べるとワクチンの方を先に行っている方がほとんどのようなので・・・。 それにワクチンと狂犬病の予防接種は1カ月ほどあけるものだと聞いたのですが、どうなのでしょうか? 回答よろしくお願いします。

    • ベストアンサー
  • 犬のワクチン接種について  本当に毎年必要ですか?

    教えてください。 犬のワクチンってそもそも本当に一年に一度必要なのでしょうか?諸外国では狂犬病予防などは三年に一度だと聞きました。混合ワクチンにしても疑問です。人間だってそんなに毎年接種しませんよね。(最近はインフルエンザとかで接種するかな?)そんなに毎年接種して 犬の身体にマイナスな影響はないのでしょうか? 我が家のワンちゃんは癲癇の持病があり 狂犬病予防注射はここ二年程接種していません。病院から接種猶予の証明書を貰ってあります。ただ混合ワクチンは感染症が恐いので接種するようにいわれています。発作を誘発する恐れがあるからという理由で狂犬病予防注射の猶予証明を貰いましたが、混合ワクチンは発作を誘発しないのか?・・・・・(実際 発作はおきませんでした) 発作が落ち着いたら 義務なら接種しなければとも思いますが、なんだか最近は疑問になってしまって。 皆さんのご意見をお聞かせください。お願いします。

  • 子犬の狂犬病ワクチン注射の副作用について

    実家の両親が子犬を飼い始めましたが、 狂犬病ワクチン注射の副作用について心配しています。 副作用は普通はないものなのでしょうか。 しかし、毎年毎年なぜ狂犬病の予防接種は打たなければダメなのでしょうか? 狂犬病に一度かかってしまうとどうなるのでしょうか?

    • ベストアンサー
  • 狂犬病予防接種の危険性

    狂犬病の予防接種は、犬を飼っているなら必ず接種する義務があり、それが愛犬のためだと思っていたのですが・・・ 数ヶ月前に、ブリーダーでチワワを買った知人が 「狂犬病の予防接種は怖いからしない」 と言いました。 知人は犬を飼うのは初めてで、ブリーダーから教わった話をそのまま私に話しました。 「狂犬病の予防接種をした次の日に健康だったはずの犬が亡くなった例があるらしい。だからそのブリーダーのところで飼われている犬は皆、狂犬病の予防接種をしていないらしい。散歩中に人が近づいてきたら、触られる前に、この犬を触らないでくださいと一言言えば大丈夫だと言っていた。」 と言うのです。 狂犬病の無い国で狂犬病の予防接種をしても無意味なのか 狂犬病の予防接種を義務付けているから狂犬病の無い国になれたのか 狂犬病の予防接種って危険性があるのでしょうか?

    • ベストアンサー
  • 狂犬病予防の注射してますか?

    こんにちは 私は現在、子犬(ラブラドールレトリバー)を飼ってます 今日、動物病院で狂犬病予防の注射を打ちました そこで獣医から、現在の日本で飼われてる犬の六割以上が狂犬病予防の注射を打ってないと聞きました これは義務なので本来は飼い犬は全てやらねばならないはずだが やってないのが現実と言ってました 狂犬病は発症すれば死に至る恐ろしい病気です 人間にも感染する可能性があります 昨今のペットブームで無責任な飼い主がいるように思われます 義務を怠る飼い主には厳しい態度も必要かと感じるのですが、 犬の飼い主の皆様はどう思われますか?

    • 締切済み