• ベストアンサー

童話を題材にした本格推理でお勧めは?

こんにちは。 本格モノ(特に新本格)に一時期ハマっていて、しばらくご無沙汰だったのですが、 最近、島田荘司著「ネジ式ザゼツキー」(すごいタイトルだ・・・)をたまたま読み、幻想的な童話を論理的に解析し真相にたどりつく内容が大変面白く、再度ハマリつつあります。 他にもこういうのがあったら読みたいな-と思い、 童話が小道具となって論理的に展開したり、人間の深層心理を(科学的に)探っていくような本格を探しています。 お勧めを紹介して頂けると幸いです。 条件を絞ってしまい恐縮ですがよろしくお願いします!

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#21125
noname#21125
回答No.1

土屋隆夫「危険な童話」はいかがでしょうか? 童話が関係するミステリとのご質問で最初に頭に浮かびました。 各章のはじめに幻想的な童話が挿入されていて、その童話が重要な 意味をもっているといった作品です。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334733034/sr=1-4/qid=1162785426/ref=sr_1_4/250-9733361-6435423?ie=UTF8&s=books
btakkun
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 タイトルからして触手そそられます(^^ まさに私好みかも。 文庫本でお手軽な値段でもあるし、早速・・・!

その他の回答 (5)

  • sancya
  • ベストアンサー率50% (5/10)
回答No.6

 『九つの殺人メルヘン』(鯨統一郎/光文社文庫)は「赤ずきんの秘密」や「シンデレラの秘密」といった具合に、グリム童話を題材にした九つの短編ミステリー集です。童話の解釈とミステリーの謎解きとが絶妙に絡み合っててオススメ度の高い作品です。  『QED 竹取伝説』(高田崇史/講談社文庫)はタイトルどおり竹取伝説を題材にしたミステリーです。シリーズもので第6弾に当たるのですが、ストーリー性はあまりないのでこれだけ読んでも問題ないと思います。また、一応ミステリーの体裁はとってますが、ミステリーとしての謎よりもそこで扱われている題材(本書の場合は竹取伝説)についての謎解き・新解釈の方に物語の重点が置かれているのもこのシリーズの特徴です。  『メルヘン・ミステリー傑作選』『お伽新ミステリー傑作選』(いずれも河出文庫。著者複数)という本もあるのですが、こちらは残念ながら品切れ・絶版なので古書店や図書館で探すよりないでしょう。  また、童話とは少し違うのですが、マザー・グースを題材にしたものもミステリーではよく見受けられます。有名なところではアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』がそうですし、山口雅也の『キッド・ピストルズの冒涜』(創元推理文庫)などの「キッド・ピストルズ」シリーズはマザー・グースを題材にした本格ミステリ集で、とても面白いと思います。  以上ですが、お役に立てれば幸いです。

btakkun
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 返答遅くなりましてすみません。 九つの殺人メルヘン、良さそうですね~ QEDシリーズの存在は知っていましたが、何故か読む機会がありませんでした。

btakkun
質問者

補足

皆さんから多数の本を紹介して頂いて感謝感激です。 どれから読もうか迷ってしまいます^^) 充実した「読書の秋」となりそうです。 ありがとうございました。

  • ungaikyou
  • ベストアンサー率46% (132/284)
回答No.5

もしかしたら質問者さんの求めているものとちょっと違うかも知れませんが、加納朋子『ななつのこ』なんてどうでしょう。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488426018 あと、短編ですが、泡坂妻夫『亜愛一郎の狼狽』の中に、「掘出された童話」という作品があります。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4488402143

btakkun
質問者

お礼

返答が遅くなりましてすみません! どちらも面白そうですね。 泡坂妻夫さんは「11枚のとらんぷ」を読んだことがあります。 作中作から(童話ではないですが)犯人を特定する構成が面白かったですね。

  • cozyskt
  • ベストアンサー率28% (99/343)
回答No.4

ちょっと古い本なので、図書館か古本で探す必要があるかもしれませんが、「兎の秘密―昔むかしミステリー」(佐野洋、講談社)というのもあります。

btakkun
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 おとぎ話の新解釈に特化した短編集のようですね。 佐野洋作品は呼んだことがありませんが、興味をそそられます。 講談社から文庫で出てるみたいなので、大き目の書店をあたってみます!

  • fab5jpgra
  • ベストアンサー率46% (186/401)
回答No.3

ANo.2です。ああ、それです。単行本に収録されていたのですね。知りませんでした。 「新釈おとぎばなし」 以外も結構面白そうですね。

btakkun
質問者

お礼

結構最近に出た単行本みたいですね。 「紙魚家崩壊」ってタイトルもまたなんとなくすごい。 北村薫さんは「空飛ぶ馬」を読んだことがあって この短編集も面白かったです。 紙魚家も期待できそうな短編集です。

  • fab5jpgra
  • ベストアンサー率46% (186/401)
回答No.2

メフィストが休刊になる前の3~4冊に北村薫が連載していたのがあるけれど(かちかちやまだったかな)、純粋な小説ではなくどちらかといえばコラムでしたね。 ご興味がおありなら古書店などお探しになっては如何でしょう。

btakkun
質問者

補足

回答ありがとうございます。 早速探してみました。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062133660/sr=11-1/qid=1162789729/ref=sr_11_1/250-5175073-0037848 この短編集にある「新釈おとぎばなし」かな? こちらも面白そうですね。 童話あるいは童謡をミステリー的に解釈するという話が なぜかゾクゾクとして好きで、そのジャンルであれば小説ではなくとも大歓迎です。

関連するQ&A

  • (ネタバレ)島田荘司さんの「ネジ式ザゼツキー」に関する質問

    島田荘司さんの「ネジ式ザゼツキー」についての質問です。 「タンジール蜜柑共和国への帰還」の物語の中で、ルネスの左足の小指を強く押したら急に従順になったという描写がありますが、この謎ってどこかで解明されていましたっけ?どうして小指なんでしょうか? P199でも御手洗さんが「女性の持つ、ある一面の体質が表現されてはいる~」と言っていますが、”ある一面の体質”って何ですか?履物工場に勤めていたことと関係があるのでしょうか? 読みが甘いのか、読み飛ばしているのか、どう考えてもわかりません。 わかる方、どうか教えてください!!

  • お勧めの本格推理小説は?

    タイトル通りです。 あなた様の お勧めの本格推理小説は何ですか?

  • お勧めの本格推理小説

    これは外せないお勧めの本格推理小説を教えて頂けませんか? できれば日本人作家がよいのですが。 お願いします

  • 本を!本を読みたい(笑)!

    ぜひぜひ下記のジャンル?でオススメがあれば教えて下さい。好みなので曖昧な説明しか出来ないのですが・・・。 もちろん「どのジャンルにも入ってないけどこれは面白い!」というのもお待ちしてます。 あ・・・申し訳ないのですが、国内ONLYでお願いします。 海外物は本当に苦手なのです・・・。 1.【男っていいなぁ!】 「黄金を抱いて飛べ」とか「日輪の遺産」とか、男性が主役で男性の魅力をアピールしているもの。男くさいというか、硬派というか。男同士の友情というとちょっと違うかもしれませんが、思わず「男に生まれたかった!」と思わせてしまうもの。 2.【正義は勝つ!】 ミステリものを例にすると、地道な捜査が実を結んだ!苦労したけど犯人検挙!というようなものを・・・。 警察内に犯人がいる、というのはパスでお願いします。 3.【電車の中で読むのは危険?】 思わず笑ってしまうエッセイなど。 椎名誠・林真理子・原田宗典・浅田次郎など読んでます。 4.【論理的ミステリ】 科学的な根拠を持つようなミステリを探してます。 本格派とはちょっと異なるのかもしれません。科学捜査をふんだんに取り入れたものを・・・。 もしくは知識が増えちゃう!ようなミステリを。 東野圭吾の「探偵ガリレオ」などを読んでます。 基本的に 宮部みゆき、高村薫、浅田次郎、有栖川有栖、東野圭吾、高田崇史、京極夏彦、島田荘司、森博嗣、綾辻行人、林真理子、椎名誠、原田宗典あたりを読んでいます。実は田中芳樹の銀河英雄伝説も好きです(笑)。 ぜひぜひよろしくお願いします~。

  • 日本の本格?推理小説でおすすめは

    日本の本格?推理小説でおすすめがありましたら お教えいただきたいです。 (以下の皆様以外にです) いわゆる「吹雪の山荘」的ジャンルを好んでます 私が好きな作家(敬称略)さんは 宮部みゆき 北村薫 綾辻行人 有栖川有栖 辻真先 島田荘二 東野圭吾 二階堂零人 若竹七海 法月倫太郎 我孫子武丸 折原一 よろしくお願い致します

  • 本格推理小説に触れたい私に

    こんばんは。 いつも回答ありがとうございます。 本格推理小説と言いますと、みなさんは何を思いつかれるでしょうか? 読書が趣味と言っておきながら、本格推理小説と呼ばれるものを読んでいないことを最近痛感しています。 アガサ・クリスティーや、コナン・ドイル、エラリィ・クイーン・・・ それらは全て名前のみだったりします。 カタカナの登場人物が辛くて、敬遠状態だった海外ものですが、 そろそろもう1度お付き合いしたいと思っています。 (一時、海外ファンタジーにぞっこんだったので) こんな私に、本格推理小説でおすすめなものを紹介してもらえませんか? できれば出版社も明確に示してくださると助かります。 シリーズものの場合はは、1巻も教えてくれませんか? 最初にどれを読んだらいいか、それが分からなくて疎遠してしまうこともあります。 たくさんのご回答、お待ちしています。 ちなみに、色々な小説を読み冒頭のことを痛感していましたが、 強くそれを感じたのは、「十角館の殺人」を読んでいるときでした。

  • 超おもしろい本格推理ミステリーは?

    本格ミステリー(本格推理小説)が好きです。 特に、欧米の翻訳ものが好き。 ですが、あまりにも読みすぎて、最近おもしろい小説がなくなってきました。 なにかオススメの本はありませんか? エラリー・クイーンの「ギリシア棺の謎」やアントニイ・バークリーの「毒入りチョコレート事件」のような小説を探しています。 なお、私は、 エラリー・クイーン ディクスン・カー アガサ・クリスティー クロフツ クレイトン・ロースン アントニイ・バークリー クリスチアナ・ブランド ドロシー・L・セイヤーズ コリン・デクスター の翻訳ものは全て読んでいます。 また、ホームズやルパンものも同様です。 以前流行った日本の新本格は好みに合わず、最近の評判の 宮部みゆき、東野圭吾の諸作や「謎解きはディナーのあとで」、「傍聞き」も 個人的にはおもしろいと思えませんでした。 北村薫も駄目でした。 おそらくおもしろいと感じる人も多いだろうな、とは思うのですが、 私とは感性が合いません。 日本人作家で好みなのは、樋口有介くらいでしょうか。 ただ、樋口有介も読みつくしています。 なかなか偏った好みで恐縮ですが、オススメの本をご紹介いただけると嬉しいです。 よろしくお願いいたします。

  • 純粋本格推理小説

    東野圭吾さんの昔僕が死んだ家という作品を読み、とても興奮しました。 読者自身も推理に参加できて、ワクワクドキドキする小説でおすすめは何かありませんか?

  • 現代の海外の本格推理小説でおすすめを教えて

    日本の推理小説もいいのですが、たまには海外の推理小説、とくに本格ものを読みたいと思っています。 先日ネットで調べて、評判のよかったYの悲劇やアクロイド殺しなどを読んでみたのですが、どうにもしっくりきませんでした。半分くらい読むと、なんとなくトリックがわかってしまうのです。 たぶん古典の本格推理は、のちの推理小説の基礎となっているのだろうと思います(独断&偏見ですが)。現代日本の推理小説をある程度読んでしまうと、二度刷り、三度刷りのトリックをどうしても見かけてしまうわけで、元祖の古典本格推理のトリックにだまされなくなってしまう気がするのです。そう思うと魅力に欠けてしまいます(違っていたなら、ご指摘お願いします^^;) あと、正直、読みづらいなとも感じました。 時代がかっているのもイヤなんです(じゃ読むなという謗りはごもっとも) そこで、古典ではなく現代、海外ではどんな本格推理小説があるのか(もしくは本格推理自体マイナーなのかもしれませんが)おすすめ作品を教えてください。 あくまで現代(70年代以降くらい)の本格モノでお願いします。 ちなみに、私の好きな日本の作家は、笠井潔、法月綸太郎、京極夏彦など。爆発力のあるトリックで一撃必殺(占星術殺人事件など)といった作風よりも、地味だけれども網の目のような構成で(パズラー的な)、探偵の推理のキレで魅せてくれる種類のほうがいいです。登場人物が格好いいとなおいいですけれども。 では、お願いします。

  • 幼稚園児にお勧めの童話

    いつもお世話になっております。 最近「かえるのエルタ」「けんた・うさぎ」(どちらも福音館書店)などの童話を読み聞かせたところ、とても喜んで聞くようになり、絵本よりもやや読み応えのあるものを求めるようになってきました。 そこでこれくらいの文章量のおすすめの童話がありましたら教えていただけますか? これからの読み聞かせの参考にさせていただきます。 よろしくお願いいたします。