CD-Rで焼いたファイルが読めない 空き容量のせい？

質問

• CD-Rを使って作成したデータが読めない場合、空き容量が原因の可能性があります。
• 読めないCD-Rのプロパティを確認すると、「605MB 空き容量0」と表示されており、これがトラブルの原因と考えられます。
• データは表示されるが直接開くことやコピーすることができず、Windowsが応答しなくなる状態になる場合もあります。

回答No.2

_mile_ · ベストアンサー

CD-Rの空き容量が0になっていることが原因で、データの読み取りができないということはないです。データの読取ができないことが原因で、容量表示がおかしくなることはありますけども。
通常、データが書き込まれた後のCDの空き容量は0になります。700MBぎりぎりに書き込んでも、15MB程度しか書き込まなくても、空き容量は0になります。これは「これ以上の追記はできない」という意味です。
この辺はちょっと難しいので、後の方で詳しく書きます。

あるPCでは読めないが、別のPCなら読める・・・ということはあります。
ドライブの読取精度やディスクの品質、あるいはドライブとディスクの相性などなどの要素で、特定のPCでは読めないディスクが出来上がることもあります。「高速の読み取りPCならば読める」という可能性はありますし、逆に「速度の低いドライブなら読める」という可能性もあります。(一般に、読み込むためのレンズが同じであれば、速度が低速であるほうが読取精度は上がります。)
ただしこれは「正常なデータがディスクに記録されている」事が前提の話です。書き込んだ時点でデータが破損もしくは欠落していた場合は、どんなに精度の高いドライブを使っても正常なデータは取り出せません。

ファイルの大きさは「目次」の部分に記録されますので、ファイルサイズが正常に表示されていても、そのデータ全体が正常である保証はありません。

データの「目次」についてですが、通常、ディスク1枚につき目次は1つです。すなわち、「ディスクに目次を書き込む」ことは「ディスクにこれ以上データを追記できないようにする」という事になります。(ディスクをクローズする、とかファイナライズする、という作業です。)
ところが書き込み可能なメディアの場合、正式な目次を書かずに「とりあえず仮の目次をメモだけしておいて、後で内容を追加できるようにしておく」という事ができます。
この場合、書き込み可能なドライブでそのCDを読み込めば、データが書き込んであっても空き容量は0にはなりません。ので、正常に読めるディスクの空き容量が0になっていない(クローズされていない)のに「読めないディスクだけ」空き容量が0になっているなら、(ディスクをクローズしない設定で書き込みをしているはずなのに追記できなくなっているため)そのディスクのデータは正常に記録されていない可能性がかなり高いです。

(それを確認したかったので、「正常に読めるCDは空き容量が0にはなっていないんですね?」と書いたのです。)

お礼

mileさま
回答ありがとうございます。詳しく説明してくださってようやくあきらめがつきました・・・。（心はないてますが　＾＾：）これからはCD-R焼いたら中までひらいて確認しないといけないですね・・・。

ドライブの読み取りが低いほうが読めることもある、なんて知りませんでした。とても参考になりました。