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溶存酸素の検出法

一般的な河川の水質調査で行われている、溶存酸素の検出についてなんですが その検出法はどのような方法が用いられてるのでしょうか?

  • Tec
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  • kawakawa
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回答No.1

溶存酸素量(DO)は通常ウィンクラー法で測定します。 試料を孵卵瓶にとり、MnSO4及びアルカリ性KI溶液を加えてH2MnO3或いはMn(OH)3として酸素固定をします。これを酸性にしてKIからI2を遊離させて、このI2をNa2S2O3で滴定します。指示薬はデンプン試薬で、NO2の除去のためにNaN3を、三価の鉄イオンの除去のためにKFを加えます(上記の数字は全て下付です)。 ちなみに、水道では7.5mg/L以上、水産/農業用水では5mg/L以上、工業用水では2mg/L以上のDOが基準となっており、河川の水道用水では5~7.5mg/L、工業用水や農業用水では2mg/L以上が基準となっていますネ。 以上kawakawaでした

その他の回答 (2)

noname#211914
noname#211914
回答No.3

用語の解説については、以下の参考URLサイトが参考になります。 (環境用語;DO,BOD,COD等) ============================ 溶存酸素量(DO)  Dissolved Oxygenの略。水中に溶けている酸素量のことをいい、溶存酸素は水の自浄作用や水中の生物にとって必要不可欠のものである。溶解量を左右するのは水温、気圧、塩分などで汚染度の高い水中では消費される酸素の量が多いので溶存する酸素量は少なくなる。きれいな水ほど酸素は多く含まれ、水温が急激に上昇したり、藻類が著しく繁殖するときには過飽和の状態となる。  河川等の水質が有機物で汚濁されると、この有機物を分解するため水中の微生物が溶存酸素を消費し、その結果、溶存酸素が不足して魚介類の生存が脅かされる。さらに、この有機物の分解が早く進行すると、酸素の欠乏とともに嫌気性の分解が起こり、硫化水素、メタン等の有毒ガスを発生して水質は著しく悪化する。  環境基準では、海域、河川及び湖沼の汚濁指標として採用されている。水産用水では、マスのふ化条件は7.0mg/l以上。農業用水としては、5.0mg/l以下は根ぐされが生じる。一般に水質の汚濁限界点は5mg/lとされ、5mg/l以下になると魚類の生活は脅かされ、3mg/l以下になると生息できないといわれている。1.0mg/l以下になると、底質から硫化物、メタンガス等が発生するようになる。なお、純水中における飽和溶存酸素量は、20℃1気圧のもとでは約9mg/l、10℃1気圧では約11mg/lである。  環境基準(水質;公共用水域)     河川AA,A類型 7.5 mg/l以上        B,C類型 5 mg/l以上等 =========================================== 溶存酸素計に関しては、 ・http://www.toadkk.co.jp/seihin/toa-seihin/kagaku3.htmlhttp://www.teian.nedo.go.jp/prj/fy9/9-12/yokou/s23023/image/s23023s01.gif (酸素電極) ・http://www.nmiri.city.nagoya.jp/nmiri/meikoken/1997/09mg12.htm (溶存酸素計) ご参考まで。

参考URL:
http://www.ematec.or.jp/yogo/suisitu.html
  • kawakawa
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回答No.2

補足です。 清浄な水のDOは8.8mg/Lで、魚類の棲息に必要なDOは5mg/Lです。 先の回答は記憶の範囲で書いたので、念のため調べなおしてみましたが、間違っていなかったのでご安心を(実は自分がチョット不安だったのです‥) 以上kawakawaでした

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