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鉛と放射線
obihsotの回答
すべての物質には放射線に対しての阻止能という物があります、この阻止能は質量と電化を持たないX線、ガンマ線に対しては原子番号の大きい、つまり質量の大きい元素ほど、阻止能が大きくなります。 ただ、質量数の大きな元素は比較的不安定であり、価格も高価となります、(金や銀など)そこで、比較的安価で 大量に存在する鉛が多用されています。 また、放射線のうち中性子線については、質量を持ち電荷を持たないため、透過能力が大きく遮蔽が難しいため、軽量の元素を用いて、1H(n)2Hなどの核反応により吸収させて、遮蔽しますが、このときに2次的に出るγ線などを鉛で遮蔽します。また、遮蔽することによって生じる2次的な放射線についても考慮する必要があります。
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