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日本の外貨準備残高90兆円はどのように活用されるべきなんでしょうか

pluto002の回答

  • pluto002
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回答No.5

例えば、こんな話があります。あるところに金融技術、知識を持った男が一攫千金を目指し、仲間を集めXYZマネージメントという金融の会社を作りました。そして最初の仕事として、X市に国債発行の話を持ちかけます。X市はゴミ処理の問題を抱えていましたが、そこに当てる資金がなく四苦八苦していました。そこに"ある男"が現れ、満期40年の国債を発行し一般市民から資金を調達し、それで市民のゴミ処理場を建設してはどうかと話を持ちかけました。X市長はそれを承認し国債を発行しました。XYZマネージメントは金融商品としてX市国債を作り、その手数料収入を得て、また発行した国債を大量に購入し、その後上手く売り抜け多額の利益を出す事ができました。その後もXYZマネージメントは、数多くの金融商品の話を企業や市町村に持ちかけ多額の利益を出していきました。 しかし、ある年、XYZマネージメントは投資先の事業失敗が重なり倒産してしまいました。 "ある男"はその後はどうなったか?巨万の富をもちリゾートで贅沢三昧な暮らしをしています。さてこのある男、XYZマネージメントが倒産したにもかかわらず、なぜ巨万の富を得ているのか? まず、XYZマネージメントは長期国債の発行を持ちかけ、市はそれに乗っかり資金調達をしゴミ処理場を建てます。ここでの問題はゴミ処理場は利益を出さないし、経済活性化にもつながらないという事です。ゴミ処理場が利益を出すのならば、その利益を将来の満期の際の支払いに当てればよいわけですが、ゴミ処理場ではそうは行きません。しかし満期の支払いは40年後であり、その頃にはある男もお間抜けなX市長も、もうな~にも関わりもないし法で罰せられる事もありません。 続いて、XYZマネージメントの投資先が事業に失敗が重なり倒産してしまった話。 XYZマネージメントの投資先は、ある男たちによって作られた企業、または目をつけられた企業であり、あらかじめ数年間だけの事業運営を目論み、その間そこにバンバン資金を流していきます。その間にその企業の株操作やリベートによって、ある男 たちは多額の資金を得ていきました。 上記の話はフィクションです。しかし、アメリカには満期30年などの長期国債のような金融商品が沢山存在し、これに似た話(噂)もあちらこちら存在しているという事です。将来のドルをどう評価するのか非常に難しい問題ですが、上記のような話が横行するアメリカドルは、警戒され日本以外の国はアメリカ国債が怖くて買えないというのが現状のようです。 しかし、海外に資産をいっぱい持っているという事は、例えば原油が減り更に高騰した時に、円が仮に弱い状態だったとしても、多くのドルないしユーロを持っていれば、その資産で原油を買えば安く買える(円で保有してそのお金で買うより)という事ですので、そういう意味では良い備えといえるかもしれません。右のポケットに円通貨を入れて、左のポケットにドル通貨を入れて、ズボンのポケットにはユーロを入れておく。教科書的な意味合いでいえば間違っていないのですが。 ニクソンショック以降更にそれらの問題は拡大し、そんな国の国債を大量に保有し、現在では売るに売れない身動きが取れない状態です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF なども参考にどうぞ。

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