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『羊水』の語源

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私はどういうわけか羊が大好きです。なので『羊水』という言葉を聞くたび、赤ちゃんを守る羊水と、ひつじさんは、何か関係があるのかしら?と思ってしまいます。『羊水』はどうして『ひつじのみず』と書くのでしょうか?御存知の方、どうか教えてください。よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー

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レベル13

ベストアンサー率 61% (647/1050)

 
  大辞典を引いていないので確かにそうだとは言えませんが、次のようなことが言えます(大辞典は、個人的に仕舞ってある処から出して来るのに手間がかかるのです)。
 
  まず「羊水」というのは、英語で、amniotic fluid と言います。これは、amniote(有羊膜類[脊椎動物])の形容詞に、液体を意味する fluid でできたものです。ラテン語で、liquor amnii と言います。ラテン語の amnii は何かの語の属格だと思うのですが、amnus だと amni ですから、amnius か amnium だと思いますが、それはともかく、英語の amniote もラテン語の amnii も語源的には、ギリシア語から来ています。
 
  英語だと、amniote は、amnion と類縁語というか、同語根で、英語の amnion は、「羊膜」の意味です。そして、amnion は、古典ギリシア語の amnion から来たとされています。ここで、ギリシア語が語源であるということが出てくるのですが、No.1 の方の上げておられサイトの説明は、読みまして、どうもおかしいと思うのです。まず、どこからこういう説明をもって来たのか、出典が明記されていません。そして、次のような説明があります:
 
  >そのヒツジを袋につめるのだが、柔らかい皮の袋に入れた。
 
  まず、普通に考えて、生け贄に羊を捧げたというのは分かりますが、「羊を詰めるのに、軟らかい皮の袋」を使ったというのが、どう考えても奇妙です。羊というのはかなり大きいです。ねずみやリスぐらいの大きさなら皮の袋でもいけそうですし、葡萄酒を詰めるのに羊の皮の袋を使ったというのなら、これは聖書に出てくる、「新しい葡萄酒は新しい皮の袋に」という時の皮の袋が、羊の皮のはずで、別におかしくはないのですが、「羊を詰める皮の袋」とは何だろうかと思います。また、何故、羊を皮の袋に入れるのかも理由が書かれていません。
 
  前置きが長いですが、amnion というギリシア語の単語を Intermediate の辞書で引いてみると、「生け贄の血を貯めた・受けた bowl」と出ています。この bowl というのは円形の容器(深い鉢)のはずですが、「袋」という意味はないようです。これは出典表記を見ると、ホメーロスの「オデュッセイアー」に出てくるようで、いかにも出て来そうな言葉です。また、語源は、「不詳」と出ています。しかし、amnos,とか amnis という言葉があり、前者は「子羊」で、後者は「雌の子羊」です。「語源不詳」とはっきり書いていますから。アムノス・子羊やアムニス・雌の子羊が、単語として似ていても、違う語源であるか、または、同語根という確認がないのでしょう。
 
  ラテン語の羊膜は、おそらく amnium でしょうし、この語の語源がギリシア語の amnion だということは確実だとすると、上に述べた意味から、「羊膜」という意味が派生したか、上の意味と関連して、ギリシア語自体で、amnion に羊膜の意味があったことになります。
 
  これから先は、想定ですが、amnion と amnos, amnis は別の語らしいと辞典で表記されていても、通俗語源解釈では、両者は関連付けられたはずです。また、bowl(深い鉢)も、どこでこの言葉が出てくるか分かりませんから確認できませんが、供犠や生け贄の場面があって、そこで、血を受ける・貯める容器として、amnion が出てきたのだろうと想像できます。すると、amnion は、金属や木の容器ではなく、皮の容器であったことも可能です。bowl とは容器の形状の表示で、容器が何でできているのかまで示していません。
 
  そこからすると、amnion と amnos, amnis が関連付けられ、その関連付けの上で、「オデュッセイアー」の該当個所を読むと、生け贄が子羊であったか(これは、原文に何が生け贄だったか明示されている可能性があります。牛かも知れませんが、羊、特に子羊の可能性はかなりあります)、または受ける容器が、子羊の皮でできていたという解釈が出てきます。オデュッセイアーのなかで、すでにそういう示唆が別にあるのかも知れませんが、アムニオンとアムノス・アムニスがよく似ていますから、「犠牲の子羊の血を受ける容器」「犠牲の血を受ける子羊の皮の容器」というような解釈が行われた可能性が大きいです。
 
  胎児が出産された時、程度に差がありますが、血にまみれています。また、英語の辞書での amnion のギリシア語語源での意味表示は、amnion=CAUL とあります、caul というのは、「大網膜」のことで、「胎児が往々頭に被って出てくる羊膜の一部」とあります。この意味だと、ギリシア語で、元々「羊膜」の意味があったことになりますが、中辞典では、上の意味しか出てきませんし、以上述べて来たことからすると、amnion がいつの間にか「羊膜」という解釈をされたというか、「羊膜」のことを、amnion と呼ぶようになったのではないかという想定が出てきます。少なくとも、英語・ラテン語では、amnion が「羊膜」の語源らしいことは言えますから、(念のため、ドイツ語の辞書で引いてみると、「Amnion=羊膜」の語源は、「amnos=子羊」だとなっています)、amnion=「血を包む皮の容器」で、血が羊の血か、皮が羊の皮か分かりませんが、胎児が生まれてきた時、胎児と血を包んでいたらしい膜のことを、amnion と呼んで、これから、ラテン語の「羊膜」の amnium のような語ができたのだと想定できます。
 
  ギリシア語・ラテン語で、amnion, amnium ですから、これを日本語に訳すと、「羊膜」となるのでしょう。また、羊膜に包まれていた水のことが羊膜水→羊水というのでしょう。なお、漢語でもそう言ったのか、わたしの漢和辞典はあまり大きくないので用例が出ていません。
 
お礼コメント
McCoy

お礼率 100% (46/46)

これほどの丁寧なご説明に貴重なお時間を裂いて頂き、大変ありがとうございます。ご説明を自分のものとして飲み込むのに時間がかかり、お礼が遅れて申し訳ありません。プリントして何度も読ませて頂きましたが、勘違い等、あれば申し訳ありません。確かに、サイトの方の説明を最初に読んだ時は、皮の袋に入れるとは珍しい気もするが、古代ならそういうこともあったかも知れない、と漠然と納得していました。でも、確かに出典も定かではないし、ラテン語や古代ギリシャ語も現代人が訳すと、間違って解釈されることも多々あるだろうとも思います。自分も大学で英文学を学んで、英語ですら他の学生達と、文法的な解釈の違いにあれこれと議論した覚えがあります。とりあえず、葡萄酒を入れるためにも羊の皮で袋が作られ、生け贄も羊が用いられ、『神の小羊』とかいう言葉もありますが、古代に羊がどのくらい日常的に必要とされていたのかを勉強すること、その辺で何か『羊膜』に関するヒントがあるかもしれません。ギリシャ語でもともとamnionに羊膜の意味があった、となるとギリシャ語の勉強をしなければなりませんが、そこまでは到底ムリです・・サイトの出典元の原文はどういうものか知る由もないですが、多分『羊』がどこに掛かってくるかで、『羊を(何かの)皮の袋に入れる』『羊の血を容器に入れる』『(何かの)血を羊の皮の容器に入れる』と色んな解釈があるのかもしれませんね。オデュッセイアも同じ理由で色んな人が訳したものを何冊か読まないと、核心に近付けないかもしれませんが、ここまでくると本当に語源がなんなのか、とても知りたくなってきたので、コツコツと勉強してみます。お世話になりました。もうしばらく開けておいてよろしいでしょうか。
投稿日時 - 2001-12-26 03:03:48
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その他の回答 (全5件)

  • 回答No.6
レベル13

ベストアンサー率 61% (647/1050)

    先の回答でより詳しい語解が提示されていますが、昨日、わたしもギリシア語の大辞典を引いてみて、色々考えたのですが、結局、よく分からないという結論に達しました。     少し違っているのですが(LSJとは何のことか分かりません。内容から見ると、Liddell & Scott と同じなのですが、少し表現が違っています。わたしが大辞典と呼んでいるのは、Oxford の Liddell &am ...続きを読む
 
  先の回答でより詳しい語解が提示されていますが、昨日、わたしもギリシア語の大辞典を引いてみて、色々考えたのですが、結局、よく分からないという結論に達しました。
 
  少し違っているのですが(LSJとは何のことか分かりません。内容から見ると、Liddell & Scott と同じなのですが、少し表現が違っています。わたしが大辞典と呼んでいるのは、Oxford の Liddell & Scott の Greek-English Lexicon のことです)。
 
  amnion には、三つの意味があります。中辞典には、一つの意味しか書いていなかったのですが、大辞典では三つ出ており、更に参照があって、それを確認すると、よく分からないということになります。(以下は、辞書の記述をそのまま写したのではなく、訳文と、略字などをフル記述し、また適宜敷衍したり、略しています。例えば、Homeros の Odysseia などは、単に、Od. と書かれているだけです。また品詞も、名詞だとか形容詞だとかは書かれていません。冠詞が後ろに付いているのは名詞で、形容詞の変化語尾が付いていて、語釈が形容詞なのは形容詞だというようなことです)。
 
  amni[o]n [中性名詞]
  I-1)「犠牲の血を受ける・貯める bowl」。出典、Homeros, ホメーロス「オデュッセイアー, Odysseia」3.444。
  I-2)「胎児を囲む内側の膜」inner membrane round the foetus。出典、Empedocles, エンペドクレース,71(注 *)。参照 amneios。
  II)(Dim.) of amn[o]s(子羊の指称辞)。付記(略。出典 Hermippos ヘルミッポス, 3)。
 
  注 *):"Poeta Philosophus" は著作の名前ではなく、「詩人・哲学者」の意味で、エンペドクレースの著者分類表記です。著作とすれば、断片集で、H. Diels の PPF p.74 ですが、この意味は、サプリメントの追加説明では、ディールスの編集本 PPF の74ページに参照されている別の人(省略します)の編集本の71ページに出てくるという意味です。略表記なので分かりにくいのです。(また、「Hermippus Comicus」も、「喜劇作者ヘルミッポス」のことで、こういう著作があるのではありません)。
 
  ここで、amneios を調べると、この語はアクセント位置の異なる二つの語があります。
 
  I)amn[ei]os, or amn[ai]os,[形容詞], ee, on, -「子羊の」、(用例からの意味展開。用例: amneiee khlaina=子羊皮のクライナ[ガウン])「子羊皮の」。
  II)amnei[o]s, or [a]mnios, [男性名詞]-(sc.=scilicet,即ち・明らかに、khitoon, hymeen [*2])「胎児を取り囲む内側の膜」inner membrane surrounding the foetus. 出典 Soranos, ソラノス 1.58, Galenos, ガレノス UP(= de Usu Partium)15.4。また中性名詞形で、amn[ei]on で、Hippiatrica 14 に出典。参照 amnion。
 
  注 *1)amn[ei]os, amn[ai]os の [ei], [ai] は、曲アクセントが、ei, ai の上にあります。amnei[o]s, [a]mnios の [o], [a] は、鋭アクセントが、o, a の上にあります。
 
  注 *2)khitoon(キトーン)は、肌に着る衣服で、「テュニック」に当たり、また「カヴァー・覆うもの」の意味です(キト-ンの上にクライナを着ます。両方ともかなり長い衣服です)。hymeen(ヒュメーン)は、普通は「膜」の意味で、カヴァーの意味もあったかも知れませんが、羊膜などの意味はありません。英語で、この語からの展開として、hymen がありますが、これは「処女膜」ですが、古代ギリシア語では、そこまで特定した意味はないようです。一般に「膜」のことです。Hymeen と大文字で書くと、結婚の女神ヒュメーンのことですが、この場合は小文字です。
 
 
  以上、長々と語義説明の類を記しましたが、これで見ても、羊膜(「胎児を取り囲む内側の膜」とは羊膜のことになります)の起源はよく分かりません。また何故、こんな遠回しな表現になるのかは、一つは、英語の羊膜は、amnion ですから、これを語義で示すと、amnion の意味は amnion で、意味解説にならないのと、こちらが理由の本当のことだと思えるのですが、明確に「羊膜」だということが確認できないのかも知れません。医学概念の明確な「羊膜」がなく、amnion とか amneios で、どうも「羊膜」のことを指しているようだが、文脈からは、「胎児を取り囲む内側の膜」というような意味なので、そう語釈で出ているのだと思います。
 
  ガレノスとかソラノスは、古代ギリシアの医師・医学者ですから、彼らの著作に、「羊膜」が出てくるのは自然に思えます。一方、エンペドクレースは、紀元前5世紀の詩人・哲学者です。彼の著作に「羊膜」が出てくるのは、生命生成の不思議を、宇宙の森羅万象などを歌い論じる中で一緒に出てくるのかも知れません。
 
  ホメーロスに出てくる amnion は、L&S の中辞典(Intermediate)では、「語源不詳」となっているのですが、大辞典では特にそういう注記はありませんが、「子羊」と明らかに関係のある意味の amnion とは分けています。ホメーロスは、エンペドクレースよりも、およそ500年前で、言葉としては、こちらの方が圧倒的に古いのです。amnion は、アクセントを無視すると、amneios → amnios → amnion となったようにも思えます。amnios の中性形が amnion だからです。従って、明らかに言えることは、羊膜の amnion, amneios は、間違いなく子羊(amnos[雄], amnee[雌子羊], amnis[雌子羊])から派生した語であるのは明らかですが、どういう理由で、それが「羊膜」になったのか不明です。
 
  ホメーロスでの用法が離れているのは、それが、amnion の元の意味であったのか、子羊(生け贄用)から派生して、「血を受ける容器」となったのか、または、別の起源の語が、偶然、子羊に似た語になったのか、やはり、羊膜の意味は、ホメーロスのこの用法と何か関係があると考えた方がよいようにも思えます。
 
  他方、胎児を持つ雌羊の腹を裂くと、なかに膜に包まれた羊の胎児がいるので、「子羊の膜」で、「羊膜」が出てきたという可能性も高いのですが、普通、胎児を持った羊は特殊な事情がないと殺さないのではないのかとも思います。
 
  ただ、形容詞の amneios で、「子羊の・子羊皮の」という意味があり、名詞では、「膜・覆うもの」の意味が出てくるので、「子羊皮の覆うもの・包むもの」という概念があり、これは軟らかく薄く、胎児を包む羊膜に似ているので、羊膜を「子羊の皮」のような言葉で表示したのかも知れないです。
 
  No.1 の方の引用サイトの来歴話は、確かにどこか変化しているか歪んでいるか、または後世の通俗語源解釈である可能性が高いですが、十分古ければ、通俗語源解釈もそれなりの意味があります。本当の語源が忘れられても、そういう意味だと通俗的解釈して長いあいだ理解されていた場合、そういう意味として、言葉が残って来たとも言えるからです。(ただ、こういう由来話が古代からあるとすれば、本来の形が何であったか、確認する必要があるでしょうし、ローマ時代以降の通俗語源解釈なら、無視すべきだと言うことになります。近代人の造った話に出てきている可能性もあり、その場合は、語源説明としての意味がありません。これはローマ時代の話の場合も同様です)。
 
お礼コメント
McCoy

お礼率 100% (46/46)

年末の忙しさと年始の帰省のため、お礼が遅くなって本当に申し訳ありません!年を越してしまいましたね・・そうですか、やはり古すぎてよく分かりませんよね。様々な言語に精通していらっしゃるようなstarflora様のご結論には、私などとても太刀打ちできません。ネットで『小羊 鉢 生贄』など色々組み換えて検索してみたのですが、けっこうヒットするものの、どれもキリスト教を論じるものばかりで、結局私も、よく分かりません。宗教に絡めて考える問題でもないと思いますし。ホメロスも紀元前の人なら、キリスト教は論外ですよね。ひとつ、少しだけ羊膜について語るサイトがあり、そこでは『古代の人にとって非常に身近な存在だった羊が・・』と書かれてあり、まぁその後キリスト教の話に這発展していくのですが、だったらやはり、羊の羊膜を発見して、そこから人間にも使われるようになったのかも・・と思ったりもしました。
結局、古代における羊の位置、をもっと調べないと、結論は出ないようです。もう締めきりもしなければなりません。また、皆様にはお世話になるかも知れませんが、今回は私のために並々ならぬご協力を、本当にありがとうございました。
投稿日時 - 2002-01-07 00:48:35
  • 回答No.1
レベル13

ベストアンサー率 69% (966/1391)

McCoy さん、こんにちは~☆♪ > 『羊水』はどうして『ひつじのみず』と書くのでしょうか 「羊水」を包んでいる膜のことを、「羊膜」と呼ぶので、 その中の大切な水だから「羊水」だそうです。 では「羊膜」の語源とは? 『古代ギリシア時代、その当時ヒツジはいけにえの動物だったそうで、 神様にヒツジを捧げたのだそうです。 そのヒツジを袋につめるのだが、柔らかい皮の袋に入れま ...続きを読む
McCoy さん、こんにちは~☆♪

> 『羊水』はどうして『ひつじのみず』と書くのでしょうか

「羊水」を包んでいる膜のことを、「羊膜」と呼ぶので、
その中の大切な水だから「羊水」だそうです。

では「羊膜」の語源とは?

『古代ギリシア時代、その当時ヒツジはいけにえの動物だったそうで、
神様にヒツジを捧げたのだそうです。
そのヒツジを袋につめるのだが、柔らかい皮の袋に入れました。
この袋をギリシア語でアム二オン(羊膜)と呼んだのである。・・・ 』と

下記のURLに記載されております。
詳細は下記のURLをご参考にして下さいませ。

【羊水(ようすい)はなんでヒツジの水と書くのか】 

http://www.hanashinotane.com/hanashi4/index2.html?


ではでは☆~☆~☆        - by パピヨン -
お礼コメント
McCoy

お礼率 100% (46/46)

早速のご回答、ありがとうございます。参考URL拝見しましたが、まさかこんなドンピシャ!なページがあるとは・・本当によく探して頂けて、感謝しています。しかし、羊好きの私としては、羊と人間に何か共通するものでもあるのか、だったら嬉しいな、と思っていたのにあれれ、いけにえとは・・可哀想な羊の事実を知ってしまいました。でも、参考URLの最後のくだり『いけにえも胎児と同じように大切に考えていた・・』というのに、とても感動しました。羊も本望でしょう・・このサイト自体、とても面白そうなので、じっくり読んでみます。お世話になりました!
投稿日時 - 2001-12-24 15:15:26
  • 回答No.2

羊水の詰まっている袋は羊膜と呼ばれます。赤ちゃんは羊膜と羊水に二重に守られていることになります。羊膜、羊水ともに中国語から日本語に取り入れられたようです。何故中国語で羊の字が与えられるのかは分かりません。中国はNo1.の回答にあるようにギリシャ、ローマなどから取り入れた可能性もあります。いずれにせよ、羊は古い家畜で農耕民族ではなく、狩猟牧畜民族と深い関係のある動物で各地で神への捧げ物に使われているので、羊 ...続きを読む
羊水の詰まっている袋は羊膜と呼ばれます。赤ちゃんは羊膜と羊水に二重に守られていることになります。羊膜、羊水ともに中国語から日本語に取り入れられたようです。何故中国語で羊の字が与えられるのかは分かりません。中国はNo1.の回答にあるようにギリシャ、ローマなどから取り入れた可能性もあります。いずれにせよ、羊は古い家畜で農耕民族ではなく、狩猟牧畜民族と深い関係のある動物で各地で神への捧げ物に使われているので、羊の羊膜、羊水に語源があるのかもしれません。
お礼コメント
McCoy

お礼率 100% (46/46)

早速のご回答、ありがとうございます。へぇ、中国でも羊膜、羊水と言うのですね。頭を最近、使ってないのでご回答の最後の4行がなかなか難しくて・・ええと、いけにえは、狩猟牧畜民族が、狩りでたくさん獲物が捕まえられるように、という意味で神様にお供えするということですか?違うかな・・その辺から知識が全然なく・・。『羊の羊膜、羊水』ということは、羊の妊娠にも、そういうものがある、ということなのでしょうか(ほ乳類にはみんなあるのかな)。それとも『神への捧げもの』という意味をこめて『羊』の字を用いたのだとしたら、胎児も神への捧げもの、育てている子供は親の所有物でなく、神からの大切な預かりもの、という気もしてきました。気軽にしてみた質問ですが、なんだかとても神聖な気持ちになりました。いけにえは、ヤギだけかと思っていました・・
お世話になりました。もし、このお礼の文面がとんちんかんで、勘違い等、あるようでしたら、よろしければまたお教えください。しばらく、開けておきます。
投稿日時 - 2001-12-24 15:48:10
  • 回答No.3

補足について。 五行しか書いていない回答の4行が難しいといわれると私が恥ずかしくなります。もっと分かりやすく書けということですね。 羊膜(羊水)は胎児をもつ爬虫類や哺乳類に共通に見られる器官です。語源は羊の羊膜・羊水からきていると思います。(証拠はありません)即ち、羊を食料や生贄にした狩猟民族は羊の解剖に通じていた筈です。後に人間にも(女性に)同じ機能の器官があることを発見し、人間の胎児も羊と ...続きを読む
補足について。

五行しか書いていない回答の4行が難しいといわれると私が恥ずかしくなります。もっと分かりやすく書けということですね。

羊膜(羊水)は胎児をもつ爬虫類や哺乳類に共通に見られる器官です。語源は羊の羊膜・羊水からきていると思います。(証拠はありません)即ち、羊を食料や生贄にした狩猟民族は羊の解剖に通じていた筈です。後に人間にも(女性に)同じ機能の器官があることを発見し、人間の胎児も羊と同じような袋と水に守られていることから羊膜・羊水と命名したのではないでしょうか。生贄の羊を入れた柔らかい袋が語源という説もありますが。

それから人間の力だけでは出来ない何かを願って神に生贄を捧げるのは世界共通で、多くの場合人間が犠牲になっていました。文明の進歩とともに動物(山羊、羊、牛、鶏など)や人形などで代用されるようになりました。日本でも江戸時代初期頃まで
人が生贄とされたことがあったようです。メキシコでは1520年ごろまで太陽の再生を願って(翌日も太陽が昇るように)人間が生贄にされていました。人間はどこでも同じようなことをしていたわけです。違いは何時止めたか、代用品は何かということです。一昨日止めたから文明人、今日止めたから野蛮人といようなことを云っているに過ぎません(これは蛇足)
お礼コメント
McCoy

お礼率 100% (46/46)

早速に補足をつけて頂き、本当にありがとうございます。そして申し訳ありません。恥ずかしいのは私だけで、martinbuho様にそんな風に思って頂こうというつもりは毛頭ありませんでした。失礼をお許しください。私が文面通りに解釈をすれば何も難しいことなどなかったのです。補足のおかげで、『狩猟民族=食べる=解剖=羊の羊膜の発見』ということが最初のご回答の意味だということが分かりました。最初は、私が『なぜ狩猟民族から羊自体の羊膜が語源だ、ということに結びつくのだろう』と思ってしまい、そこまでの想像力が伴わなかったのです。私の知識不足が原因です。no.1の方が指して下さったサイトが真実かと思いきや、更に新しい見解が上がり、私も色んな新しい疑問を持つようになってきました。深く探究しないと、真実は分からないようですね。『語源』という質問の種類自体、歴史を探究するようなもので、簡単になどいかないものなんだと、今回初めて気付きました。いい機会なので、これから色々と調べてみようと思います。重ね重ね、ありがとうございました。
投稿日時 - 2001-12-26 00:20:04
  • 回答No.5

良く分かりませんがLSJには以下のようにあります。 A 1.生贄の血を貯めた鉢[オデュッセイア 3.444] 。 2.子宮の周りの内膜[エンペドクレス Poeta Philosophus 71]。(参考)amneios。 B (指小辞)子羊[Hermippus Comicus 3](Amnios as proper name wrongly Etymologicum Genuinum)。 ...続きを読む
良く分かりませんがLSJには以下のようにあります。

A 1.生贄の血を貯めた鉢[オデュッセイア 3.444] 。
2.子宮の周りの内膜[エンペドクレス Poeta Philosophus 71]。(参考)amneios。
B (指小辞)子羊[Hermippus Comicus 3](Amnios as proper name wrongly Etymologicum Genuinum)。

とすると、
1.「鉢」と「子羊」との間に語源俗解があったこと。
2.「鉢」には古くから「羊膜」の意味があったこと。
というところまでは、解釈できそうです。
お礼コメント
McCoy

お礼率 100% (46/46)

ご回答をありがとうございます。わざわざお調べくださり、本当に感謝しています。まず、お察しのことと思いますが、知識がまったくなく、SLJというものが何か分からずに、お礼の申し上げ方も分からず、遅くなって申し訳ありません。幸い、no.6の方にフォローを頂き、辞書でお調べくださったことが理解できました。内容については、まだまだ私の理解の域を越えていて(恥ずかしながら)、最後のご解説についてだけは感想を申し上げることが出来ます。キーは、小羊のようですね。大人の羊ではない・・小羊=生贄、というイメージはとても強くあります。大きな羊なら確かに袋には入らないが、小羊なら入る・・という気がまたしてきました。ふりだしに戻ってしまいます。しつこくネットで調べてみましたら、別のサイトでも『生贄の羊を袋に入れたことから・・』と紹介されていました。その方もやはり「よく分からん説明だ』と感想を述べていましたが。やはり、この解釈は現代人の私たちから見ると釈然としない感じです。生贄、古代ギリシャ、などで検索すると、牛も生贄の対象だったとか!牛は絶対に袋に入れない気もします。なぜ羊だけ・・やはり謎です。ご解釈を念頭に入れて、もう少しがんばって調べてみます。大変お世話になりました。
投稿日時 - 2001-12-28 02:09:11
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