人権とは？

質問

こんな記事を見つけました。

>沖縄の女子中学生強姦虐殺

>３０代の自称建設作業員２人が女子中学生を拉致して
>長時間に渡って監禁して拷問と強姦を繰り返して
>泣きながら必死で命乞いする女子中学生の首を、
>犯人が笑いながら締め殺したという稀にみる残虐な事件です。
>ところが判決は無期です。
>期判決後、テレビ出演したこともある有名な人権派が
>「この無期判決により死刑廃止に向けて大きく前進した」
>という趣旨のことを言って大喜びしてました。

人権というと本来は人が社会的な生き物である事の
ある種象徴的な事柄だったと思います。
しかしこれはどうでしょうか。
「人権派」の方に言わせればそんなつもりは無いのでしょうが
自分の目には「残虐行為を平然と肯定している」ようにしか見えません。
これではむしろ人間の非社会的、動物的、残虐な側面の存在を
肯定、証明しているとすら言えるのではないでしょうか。

何が「人権」なのでしょうか。
この犯人は無期ですからまた数年経って出所してくるでしょう。
そしてまた同じ事を繰り返すと思います。性犯罪者の大半は死ぬまで直りません。
人殺しの繰り返しを幇助するのが「人権」ですか？
人が殺されて大喜びするのが「人権」ですか？
一番大事な人権は生命の保障ではないんですか？

皆さんは「人権」って何だと思いますか？

回答No.7

sdfwer23

無期懲役は最短では10年で仮出所しますが、一握りの模範囚だけです
昔は平均20年と言われてましたが、出所基準が厳格化し近年は30年超
実質終身刑化してます

社会不適合者は社会から排除することが人権だ、という意見には与できません

因みに死刑を廃止すると殺人気減ります

回答No.6

yupimal

人権っていうのは、ひとつの思想だと思います。国際法や憲法に羅列された人権をどう守っていくかは、それぞれの国の社会や文化によって、またそのときに時代背景によって異なると思います。

Right to Life、つまり生きる権利はもちろん人間すべてが人間であるからこそもっている権利です。と同時に、国際法上では、法律にのっとらずに国家が人の命を奪うことが人権法に反する行為です。死刑は違法ではないですが、例えば正式で公平な裁判過程を通さずに死刑が執行された場合には、これは人権侵害ということになります。

こう考えた場合に、死刑を支持することは合法であっても、実際には施行することは難しいです。

なぜならば、苦痛を与えずに死刑を執行することを１００％保障することができないからです。（薬物投与などの方法はありますが、人間は一人一人異なり、行う前に１００％痛みがでないとと約束することは理論上不可能です。）

そして、死刑は死ぬことが罰ですから、苦しんで死んだ場合、実際の刑に含まれない行為が行われたことになり、殺すことは人権法上、合法でも、苦しませたことは違法になるからです。

これを犯罪者の人権を過剰に守る行為と考えることもできますが、同時に私たちが生きる社会のルールである法の遵守とか、公平性のような、基本的な価値を守る一環として、死刑を廃止すると考えることもできると思います。

個人的には死刑を廃止する一方で、１００年とか２００年の量刑を可能にすべきと思います。お金はかかりますが、公平な社会を推進するために必要なコストかと思います。

質問者様が仰るように、何年かででてこられるかもしれない無期懲役は納得いきません。これは人権どうのこうのというよりも、日本の国内法の問題です。

そもそも、死刑か、何年かででてこれるかもしれない無期懲役、のどちらかを選べといわれても、その選択肢両方に問題があるので無理だと思います。質問者様の仰っている人権擁護派の人が何を思って大喜びしたのかわかりませんが・・・死刑制度廃止を支持する人のなかでも、その根拠は多様なのだと思います。

回答No.5

naoya4912

NO2です。

↓人権は人が人として生まれたときから“自然に”くっついているので、国家権力も絶対にそれを奪うことはできないのです。

この理屈作ったの、人間ですよね？
法律を作ったのも・・、人間ですよね？

みんなで声を大にして、凶悪犯罪者の人権をなんとかしろと言えば、なんとかなるんじゃないですか？
（すごく時間がかかると思いますが）

NO3さんの言ってる事を否定してるわけじゃありません。むしろ、私なんかよりずっと博識で良い事をいっていると思います。

ただ、良い事を言ってられない状況なんです、今は。
尋常ではない再犯率、日増しに凶悪になっていく犯罪・・。
甘すぎる法律の中で、凶悪犯がアグラをかいている状況なんです。
犯罪者たちが人権を奪ったうえで（殺人）、裁判になると引っ張り出してくる人権。
やっぱり許しがたい。

今回は少し厳しいくらいの質問者様の方を、指示したいと思います。

お礼

度々ありがとうございます。

>みんなで声を大にして、凶悪犯罪者の人権をなんとかしろと言えば、なんとかなるんじゃないですか？
人間そんなに賢い生き物でしょうか。
言われただけで全てを完璧に飲み込んで実行できるほど利口でしょうか。
明文化された法律の中で「必罰」を定め、
時には「泣いて馬謖を斬る」必要もあると思います。

>ただ、良い事を言ってられない状況なんです、今は。
全くその通りだと思います。凶悪な事件が立て続けに起こっています。
これから日本は人口減社会の中で国家単位で
今までのように豊かであれる保障はありません。
これから労働力の問題で外国の方も増えます。
今以上に自体を悪化させる要素は山ほどあります。

死刑賛否の議論でも賛成と反対は逆転し、
今は賛成派が多数を占めるようになりました。
憲法改正も改憲派が多数です。
世論も今正に転換を求めているのではないかと思います。

回答No.4

fit8885

No.3です。

人権剥奪を認めるとなると、9条だけではなく11条も改正しなきゃならんですね。
なぜなら、再説になりますが、人権は人が人として生まれたときから“自然に”くっついているので、国家権力も絶対にそれを奪うことはできないのです。
ですから、殺人犯は確かに他人の人命と人権を奪ったと言えます。それでも現行憲法のもとでは国家は殺人犯の人権までは奪えないのです。
死刑は刑法上の罰則規定として設けられたものですから、別です。

性犯罪の再犯率は確かに高いのかもしれません。
これはもぅ、予防する努力を全国民がするしかありません。
ただ、大人よりも弱者となる子供は、周囲がもっと注意してみてやるべきではなかったのかな？と思ったのです。どの事件も学校には事前に不審者情報等も入っていたらしいじゃありませんか。絶対、防げたと思うのです。

結局、大人が子供に対して無関心なのです。
だから、子供もそれにつけこみ、大人を欺き、少年法を利用するようなおバカがいると思うのです…。

確かにねぇ、現行法の量刑っておかしいなと思うこともありますよ。でも、何とかしたいと思ったら法を改正するしかないですよねぇ…。

そもそも日本は性善説の考え方ですし…。

お礼

度々ありがとうございます。

>人権は人が人として生まれたときから“自然に”くっついているので、
>国家権力も絶対にそれを奪うことはできないのです。
「絶対に奪えない」というのも人間が勝手に後付した理屈です。
私達は「自然」に健康な体で生まれてきました。
しかし暴飲暴食、睡眠不足、不摂生な生活をすれば健康は損なわれます。
自分は人権も同じだと考えます。
正しく認められた法の範囲で生活をして始めて保たれるのではないでしょうか。

>絶対、防げたと思うのです。
不可能です。今回の栃木の事件では「たまたま」祖母が迎えに来なかった日に
幼い命が犠牲になりました。「完全な」防犯などありえません。

>でも、何とかしたいと思ったら法を改正するしかないですよねぇ…。
是非ともすべきだと思います。
今は憲法改正の動きも活発で大変喜ばしい事だと思います。

回答No.3

fit8885

憲法11条にこうあります。

国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる。

つまり、人権とは国家が与えた権利ではなく、人が生まれながらに有するもので、国家権力によっても侵すことができない権利です。
「人権を剥奪する＝人でなくなる」ですから、奴隷…ですか？
国家権力が簡単に人権を侵すことができるようになってしまうと大変なことになってしまう…。
と、個人的にはこのように思います。

しかし、質問内の事件裁判の量刑については、確かに疑問が残ります。ご遺族は量刑不服で控訴したんですかね？

死刑制度の是非の議論も大事ですが、もっと大事なのはいかにして犯罪を事前に防ぐか…ではないかと。巷ではやたらと子供が犠牲になる事件が多発してます。では、犯罪歴のある者だけが犯罪を繰り返しているから犯罪が減らないのか？　　ちょっと違う気がします。
では、凶悪犯罪者を全て死刑にしたら良いか？犯罪がなくなるか？というと、必ずしもそうはならないような気がします。

私が思うに、犯罪というものはその国や国民の程度・レベルを見事に表しているような気もします。

お礼

ご回答ありがとうございます。

>国家権力が簡単に人権を侵すことができるようになってしまうと大変なことになってしまう…。
確かに「無条件で」人権を侵す権限を国家に与えてしまえばそれは問題だと思います。
ただ自分はあくまでも「凶悪な犯罪を犯した人間」に対してのみは
限定的にそういった権限があるべきであると考えます。

>では、犯罪歴のある者だけが犯罪を繰り返しているから犯罪が減らないのか？ちょっと違う気がします。
例えばあなたの言う「子供が犠牲になる事件」という事について言えば
現に去年の奈良の事件、今回のペルー人の事件共に再犯です。
殊に性犯罪の再犯率は特に尋常でないですよ。

>もっと大事なのはいかにして犯罪を事前に防ぐか…ではないかと。
少年法などは特にそれを利用して計画犯罪が行われる事も多いです。
「人を殺して十年かからないで出てくる」と言われるのと
「極刑」と言われるのではまるで意識が違うのではないでしょうか。
下にも書きましたが凶悪犯罪者というのは他人の人権を公然と否定した人達なわけですから
そういった人の「人権」とやら守る為に今を平和に心正しく生きている
人が犠牲になるというならそれは間違っていると自分は思います。

回答No.2

naoya4912

非常に難しい問題ですよね。
正直私もこの事件の残虐性を見て、死刑が妥当だと思いました。
ただ、この件に関して言えば、人権問題より日本の法律問題が目につきます。

昔見たアメリカの深夜ニュースでは、11歳の男の子が3歳の近所の子を殺して、
無期懲役を受けてましたよ。
裁判シーンも、顔も名前も流れてました。
国によっては、遺族の敵討ちも認められています。

日本は人権にうるさい国・・というか、世界的にみても甘い国なんですよね。

人権・・・私の考え方ですが、誰にでも持たせてはいけないもの。

事件の残虐性や過去の罪などを考慮して、刑罰の中に「人権剥奪」を設けても
いいのではないのでしょうか？

お礼

ご回答ありがとうございました。

>ただ、この件に関して言えば、人権問題より日本の法律問題が目につきます。
全くその通りだと思います。
「２人以上殺さなければ死刑にならない」
など正に意味不明です。大体人殺しをして
１０年経たないで出てくる事自体異常ではないでしょうか。

また刑務所の待遇も問題だと思います。
日本の刑務所の服役囚一人当たりの月額生活費は２０万を超えるとか・・・
（具体的な数字は忘れてしまったので分かる方いらっしゃったらお願いします）
外国人は「本国で普通に生活するより日本で服役した方が楽だ」
といって日本に犯罪をしにくると聞きます。

>刑罰の中に「人権剥奪」を設けてもいいのではないのでしょうか？
全く同意です。
そもそも過失以外の犯罪では加害者側が
被害者側の人権を公然と否定してるわけですから
自分が裁かれるときになって「人権」を主張するのは変ですよね。

回答No.1

baisyoooo

人権は全ての人にあるのだから、この卑劣で残虐な犯罪を犯した犯罪者にも「人権」があるんですよね・・・。人を殺したからじゃあ死刑なんて簡単なことはできないんでしょう。でも私はあなたと同じく、死刑にしなかったのか分からないです。
あなたと同じ思いをさとったのは女子高生コンクリ殺害事件を知ったときで、犯人の一人は出所後また犯罪を犯したんです。人を殺した犯人が今は私たちと同じ環境で普通に生活しているんです。尋常ではないです。「人権」という当たり前で難しく複雑な言葉が出てきたからこそ、死刑廃止を求める声があるんだろうと思います。死刑か否かを決めるのは裁判官だし・・私は遺族が決めることだと思います。でも例え死刑執行してしまっても、被害者の命は戻ってきません。
人権・・・当たり前のようであえて人間を複雑にしてしまった。そう思います。

お礼

ご回答ありがとうございます。

> 人権は全ての人にあるのだから、この卑劣で残虐な犯罪を犯した犯罪者にも「人権」があるんですよね・・・。
確かにそのとおりだと思います。
しかしこの事件で被害者側には何の過失もありません。
そして加害者側は被害者の最大の人権である生命を奪いました。
「俺は人権を侵害するが、俺の人権を侵害するのは許さん」
こんなことが理屈としてまかり通っていいのでしょうか？世の中は暴力を操るものが正しいのでしょうか？

あと
>でも例え死刑執行してしまっても、被害者の命は戻ってきません。
確かにそのとおりです。
しかし少なくとも新たな犠牲者はでなくなります。凶悪事件は死刑ということが既成事実になればさらに犯罪の犠牲者は減るでしょう。
事が起こってから対処することも大事ですが、最良の方法はそれ自体を抑止することだと思います。