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Rh(-)での出産について

私は血液型がRh(-)のA型です。現在子供を作ろうとしていますが、マイナスの人が出産する時、子供がプラスだと抗体ができて、二人目の出産の時に危ないと聞いたことがあるんですが、本当なのか、また、どうすればいいのかご存知の方は教えてください。(できれば詳しくお願いします)

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  • amida3
  • ベストアンサー率58% (448/771)
回答No.3

Rh血液型のC、c、D、E、e、の5つの抗原のうち、輸血や妊娠でもっとも重要とされるのが抗原「D」です。これを持っていない人をRhマイナス(陰性)と区別しています。 Rhプラスの赤血球と抗体「D」が結合すると体に副作用を 及ぼすのです。 Rh型不適合は、母と胎児の血液型が一致しない場合に、胎児の血液中の抗原が母の免疫機能を刺激して抗体を作り、その抗体が胎盤を通して胎児に移行して溶血をおこしてしまいます。 ABO型の場合はお母さんと赤ちゃんの血液型が異なっても、(例えば母がOで胎児がAまたはBのとき)溶血性黄疸は起こりますが、あまりたいしたことではありません。 ところが、Rh式で、お母さんがD(-)で赤ちゃんがD(+)のときはかなり問題が生じます。 RhD-の母とRhD+の父から生まれる赤ちゃんはかなりの割合で父親とおなじRhD+になりますが、このお母さんの体の中に、RhD(+)の赤ちゃんの赤血球が侵入するようなことがあると、抗RhD抗体というものができてしまいます。抗RhD抗体が出来るまでに、通常は4~8週間以上を要しますので、お腹にいる胎児には何の影響もありません。つまり、1人目は大丈夫ということです。 しかも、一度この抗体が形成されて母体の免疫システムに記憶されると、もはやその記憶は消し去ることができません。一度抗RhD抗体が出来てしまうと、第二子以後の妊娠において、この抗体が胎盤を通過して、胎児の血液の中に移動してしまいますので、胎児の血液型がRhD+であれば、この抗体は胎児の赤血球を攻撃して破壊し、胎児貧血・胎児死亡(流産)が生じます。また、妊娠を継続する事ができても、出産後、赤ちゃんが新生児溶血性黄疸という病気になったりします。 では、第二子の妊娠も可能にするにはというと、母体の体の中に抗RhD抗体ができるのを防ぐ必要があります。 その方法として、不特定多数の人の抗RhD抗体を集めた「抗RhD免疫グロブリン」という薬(母体に入った胎児のRh(+)の血球を破壊し除去してしまう)を注射する必要があります。(タイミングや回数は専門的なので省きます。)すると、注射した抗RhD免疫グロブリンが、母体の中に侵入してきた胎児の赤血球を壊してしまいますので、母体の体の中に抗RhD抗体ができるのを防ぐ事ができます。(つまり、第2子目の出産が可能) 母体が既に「抗Rh抗体」を作ってしまっているときには、この抗RhD免疫グロブリン注射は意味が無く無効ということになりますので、血液検査が必要です。 Rh(-)の女性は、Rh(+)の男性の子供を産む限り、毎回、必ず、分娩(死産、流産、中絶でも)直後に直ちに毎回この注射をしなければなりません。でないと、母体が消えない抗Rh抗体を作ってしまい、原則的には、以後の妊娠・分娩は、大変にリスクの高いものになります。(不可能かどうかは、抗体の形成の程度によりますが)。 以上、非常に簡単ではありますが概要です。現実はもっと複雑ですので・・・ 長くなりましたが、母体が気が付く前の対処も必要となるので必ず専門医に相談し、事前の検査を済ませるとともに、日常も通院できる体制をとる必要があります。

happyowl
質問者

お礼

とても詳しく、分かりやすい説明をありがとうございます。流産や中絶の経験はありませんが、念のために検査をしてみようと思います。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • yasya
  • ベストアンサー率29% (842/2899)
回答No.2

出産雑誌からの抜粋になりますが・・・。 血液不適合で問題となるのはRh式の場合です。 母親がRh(-)、父親がRh(+)の場合に起こります。 日本人の場合、Rh(+)の人が99.5%、つまりRh(-)型の女性が Rh(-)の男性との間で妊娠する確率も少なく、 たとえ妊娠しても問題はありませんが、 Rh(-)型の女性がRh(+)の男性との間で妊娠した場合、 赤ちゃんはRh(+)型の可能性が高くなります。 赤ちゃんの血液型とお母さんの血液型が異なる場合、 何らかの理由で赤ちゃんの血液がお母さんの体内に入ると 母体の血液の中に異物を追い出そうとする抗体が作られます。 この抗体は胎盤を通して、胎児の血液中の赤血球を どんどん破壊して、その結果赤ちゃんが 貧血や黄疸をおこし、酷い場合には 胎内死亡したり、生まれてからすぐに重症黄疸のなるなど、 さまざまな障害をおこすことがあります。 しかし、Rh不適合妊娠でも 初回妊娠なら赤ちゃんへの影響はほとんどありません。 問題になるのは二回目からの妊娠で、特に 母体にRh(+)への抗体が出来てしまった場合です。 Rh(-)型の妊婦さんの場合、 医師は流産や人工中絶手術、分娩の際に 抗体が出来る可能性を予測しています。 そのため、手術後や出産後、72時間以内に 母体にグロブリンを打ち、抗体が出来ることを防ぐことで、 安心して第2子を出産することが出来ます。 万が一、すでに抗体をもっていた場合は、 胎児が貧血や黄疸になっていないか定期的にチェックし、 出産時期などを決めることになります。 また、出産後赤ちゃんに血液型不適合による強い黄疸が出た場合には 光線療法や交換輸血などの治療をします。 とのことでした。 なので、大き目の病院で相談(診察)したほうがよさそうですね。 いざというときに、すぐ対応できるように。 頑張ってくださいね!

happyowl
質問者

お礼

どうもありがとうございました。一度病院に行ってみます。

  • mamahaha
  • ベストアンサー率30% (146/471)
回答No.1

私は違いますが、友達がRh(-)です。 詳しくは分かりませんが、友達に聞いたことを書きます。 一人目の子がRh(+)だったら出産後、胎盤が剥がれる時に 赤ちゃんの血液がお母さんの血液に混ざります。 すると免疫反応がおこってしまって、Rh(+)の赤血球を壊してしまう物質が お母さんの体で作られてしまうそうです。 だから1人目は大丈夫なんですけど、 二人目を妊娠すると、もしその赤ちゃんがRh(+)だったら お母さんの体には、Rh(+)の赤血球を壊す物質を持ってるから 危険と言うわけです。 症状としては、赤ちゃんの血液を破壊してしまうわけですから、 貧血状態になったり、出産後すぐに黄疸が出てしまうんです。 黄疸はほっておくと脳に障害を与えて、ひどい場合は死んでしまいます。 友達がした治療(?)は、出産後注射を打ちます。 この時する注射の名前まではわかりませんが、 お母さんの体の中にあるRh(+)を壊す物質が作られるのを防止する働きがあります。 だから安心して二人目も妊娠していいようです。 ちなみに友達は現在二人の子供がいますよ。

happyowl
質問者

お礼

どうもありがとうございます。身近な方の話で、勇気付けられました。私も二人は欲しいので、あまり心配せず、お医者さんを信頼して頑張ります。

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