貴方の『面白い本』「お勧め本」を教えてください。

質問

高２になる妹が、なにか面白い本はないかと尋ねてきました。
彼女は、ほとんど本を読みません。
その理由は、何を読んだら良いのか分らないし、特に本を手に取ろうとも思わないので、読んでいないというのです。
まずはお店や図書館にいって手にとって見てみたら共はなしたのですが、なにか進めてそれらに目を通してみたいというのです。
私は、歴史小説以外は読んだことがほとんどなく、また妹はこのジャンルは好きではないようなので、私には勧める本がありません。

そこでお願いです。
新刊でもそうでなくても結構です。
皆さんが面白いと思われる本を教えて下さい。

ちなみに読書好きではなく、勉強も苦手という子です。
こんな子にこういう本はどうかと薦めてくださるのもとても嬉しいです。
もちろん、面白いというのは、個人差があるのだとは思いますが、皆さんのお勧め教えてください。
私も読んで紹介してみようと思います。
よろしくお願いいたします。

回答No.15

xinxin

元文芸部部長の癖に読書嫌いで悩んでいた友人が少しずつですが本を読むようになったきっかけの本です。

まずは流行りものからということでNo.9の方も挙げられていた『ハリーポッター』。
それから文章も楽しいのですが、写真や絵も楽しめるクラフト・エヴィング商会の本
　まずは『実はわたくしこういう者です』、『クラウド・コレクター』の様な写真と小説半分ずつの様な本を入門書に・・
可愛い中に毒のあるショートショートでとっつきやすい森絵都の『ショート・トリップ』
繊細な人間観察眼に共感できる梨木香歩さんの本（Ｎｏ．11の方もお勧めされています）
途中、きくち 正太『おせん』の様な文字の多い漫画等をはさみつつ

こうして周囲の本読み連中に洗脳された彼女が初めて人から薦められずに手にした小説が牧野修『ＭＯＵＳＥ』でした。
　・・・凄いカルチャーショックだったそうです。それまでが可愛い系で固めていただけに・・・

初めは自分の好きな系統ばかりを攻め、（本人の趣味を知っている友人にハマッている本を勧めてもらう等）本読みの楽しみ方が分かってきて、そうしたら他のものも読みたくなってきたそうです。

あくまで個人的な体験談ですがご参考になれば幸いです。

回答No.14

tiana23

私は乙一さんの「夏と花火と私の死体」を読んでから読書好きになりました。

私のオススメは乙一さんの、
「GOTH リストカット事件」
→グロテスク、殺人事件など、そーゆう雰囲気がダメだと薦められませんが、
それが平気なら文句なしにオススメのミステリー小説です。
なんてゆーか、もう、スゴイの一言です。

「失はれる物語」
→短編集なので読みやすいと思います。
全話に共通して言えるのが、切なさ と 優しさだと思いました。
ちょっとダークかもしれないけど感動できます。

「暗いところで待ち合わせ」
→サスペンス的な要素もあり、切ない恋愛モノでもある小説です。心温まる作品だと思います。

回答No.13

lemonbarm

新井素子さんはいかがですか？
SFバージョンと日常バージョンとありますがどちらも面白いですよ。

「あなたにここにいてほしい」
「ひとめあなたに」
「絶句」
「新婚物語」昔テレビドラマにもなりました。

ライトノベルズ感覚なのですが、結構ついているな・・・と思うところもあってなかなかいいですよ。

松岡圭祐の「千里眼」シリーズもいいですね。

もしもっと凝った内容がいいのであれば、もう取り寄せないといけないかもしれませんが高木光彬の本も面白いです。
正式な名称は忘れましたが角川文庫から出ていたと思います。
ジンギスカンの秘密・・・義経とジンギスカンが同一人物であった、という伝承を解明していきます。
古代天皇の秘密・・・古代の天皇と神々が誰と誰が同一人物なのかを解明します。
あと神宮皇后の話もあったと思います。

回答No.12

zappa-z

あさのあつこさん「バッテリー」お勧めします。

元は児童文学ですが、いま文庫版も出て大人も読んでます。天才野球少年のお話です。
評判がいいようなので、娘に読ませようと思い図書館で借りてきて、自分がはまりました。
私は、野球が好きではないのですが、十分楽しめました。文章も大変読みやすく、おすすめです。

参考URL：

http://www.kadokawa.co.jp/sp/200412-08/

回答No.11

souziki

歴史小説は僕も好きです。ちょっと嬉しいｗ

でも妹さんはそうじゃないんですね。よくあります。僕の妹は昆虫記マニア、僕は歴史とファンタジー。弟に至ってはゲーム小説。バラバラな兄弟……。

子供っぽいけれど、読書嫌いには異常な支持がある、
『デルトラ・クエスト』
著：エミリー・ロッダ
カバーイラストみて思わずヒきそうになるかも。派手ですよぉ。エミリー・ロッダさんはミステリー作家なんですが、どういうわけだか謎あり児童書作家としても有名です。
デルトラ１は全八巻。コレで一応完結していますが、外伝風味にデルトラ２、３があってそれぞれ全三巻。

ちょっと硬めな感じの
『サークル・オブ・マジック─魔法の学校』
著：デブラ・ドイル
これは確か全四巻。単品でも可。ファンタジー街道ぶっちぎり、って感じもしないでもないです。

感動タイプなら、
『あの空をおぼえてる』
著：ジャネット・リー・ケアリー
単品。さくさく読めてさくさく泣ける、という。これだったらややこしくないからいいかもしれない。現代風味なので共感しやすいんじゃないかな。兄弟もいるし。

楽に読めて滑り出しもいいかもしれないのが、
『海のはてまで連れてって』
著：アレックス・シアラー
オチも効いてていいんですが、カバーが硬そうに見えるのですよ。冒険タイプで現代風。

うすーい文庫サンで
『西の魔女が死んだ』
著：梨木　香歩
確か薄かった気がする。けどぐってくるし何より読みやすかったので。持ち歩きしやすいのですよー。
出版社は新潮社。新潮文庫。

勢いのあるセイシュンものでは、
『ビート・キッズ』
著：風野　潮
ドラムのカバーで方言がぽんぽん飛び交う感じ。ざかざか読めるかな、って。年が違う気もするけれど。

読んだこと無いけれど友人にオススメされたので、
『Girls　in　Love』
著：ジャクリーン・ウィルソン
表紙が可愛いので思わず買ったんだとか。読んだことが無いので判りませんが、イギリスの青春小説だとか。

ちなみに、No.４の方の『ライオンと魔女』は『ナルニア国ものがたり』というシリーズです。僕も好きでしたぁー。

回答No.10

muraishi

私のお薦め

手軽で、ストーリーも比較的シンプルでライト（軽め）で、コミカル。本じたいもそれほど厚くなく、ビジュアル的で、文芸・小説としても、それなりの評価をされている。ということで、

インストール　（著者：綿矢りさ）

ページ数　　:　119 p （行間も広く文章量は少ない）
サイズ(cm)　: 19 x 13
出版社 : 河出書房新社
ISBNコード : 4-3090-1437-2 (2001年11発行)

ご存じかもしれませが、つい先頃、上戸　彩さん主演の映画「インストール」の原作です。映画と原作小説とは、表現方法も映像と文章といった違いがありますし、ストーリーも微妙に変わっていますので、映画を見ておられたとしていても、別な作品として楽しめると思います。

この小説は著者の綿谷りささんが１７歳の高校生時代に書いたもので、「最年少・17歳、第38回文芸賞受賞作」と、文芸書としても評価もされた作品です。

著者の綿矢りささんは、その後、『蹴りたい背中』で２００３年、第１３０回芥川賞を受賞し、一流作家としても評価されています。

あまり読書をしない方で高校生という年齢から考えて見てちょうど、いいかなぁ～・・・と思う一冊です。

参考URL：

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309014372/ref=pd_sxp_elt_l1/249-5793930-3542744

回答No.9

dai-annsitu

オススメあります♪

「ダレン・シャン」シリーズ。<全１２巻+外伝１巻>

ある少年の、冒険物語です。

巻数が多いのですがアッサリ読めます。
それに児童書なので読むのがそんなに辛くないですよ。
４年ほど前から始まって、去年完結したのですがそりゃもう大人気作品です。

ここで１巻の、書き出しを読めます。
http://www.realread.com/jp/pageview/browse.cgi?site=50020001&book=4092903014

ダレン・シャンが、読めれば分厚い「ハリー・ポッター」もオススメです。

どちらも、どこの図書館にもあると思いますし♪

他に、講談社の「痛快世界の冒険文学・シリーズ」
、気になったものから読んでみてはいかがでしょう？↓

http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_list.jsp?n=20&type=t&a=&t=&word=%92%C9%89%F5%90%A2%8AE%82%CC%96%60%8C%AF%95%B6%8Aw&search=%8C%9F%8D%F5

参考URL：

http://www.realread.com/jp/pageview/browse.cgi?site=50020001&book=4092903014

回答No.8

utaryu

最近の物で私がすごく気にいって、高校生くらいの子で共感できそうなものっていうと、浅倉卓弥さんの
「君の名残を」なんですけど、妹さんはあんまり本を読まれないとのこと。いくら面白くても、本の厚さを見たとたんに拒否反応を起こすかもしれません。
どうして読もうと思ったのかという動機で全然違ってくるのですが、なんでもいいというのなら、まず映画の原作本から始めるのでもいいでしょうし、なにか妹さんの興味にひっかかるものから始めるのがよいと思います。好きなジャンル（本以外での）が分かるとよりアドバイスしやすい気がします。

回答No.7

1000Nights

うちの妹も同様でした。読んで見たいけど、そもそも活字を読む習慣がない。思うに、本を読む習慣が余りない人って、人の心理を描いたものなど現代物のストーリーが好きだと思います。推理物、歴史物、ファンタジーは多分あんまり好きではないでしょう。rikasanさんの妹さんがどんなタイプかわかりませんが、私が妹に進めた本をリストアップして見ました。

赤川次郎　これって不思議に本が余り好きでない人も読み続けられるみたい。語り口調が平易だからかな。読書習慣のない人への取っ掛かりにいいかも。

星新一　その名のとおり、ショートなストーリーで読みきりがよい。内容もあんまり頭を使わない。でもSFが好きでない人は興味ないかも。うちの妹は好きではなかった。

宮部みゆき、もしくは乃波アサ　赤川次郎程度の活字になれたら、彼より少し内容のあるものを。乃波アサみたいな女性の心理を描くといったものに結構興味があるかもしれませんね。宮部みゆきは初期のもののほうが、より現代チックかも。最近のものはファンタジー傾向が強すぎる。

こんなかんじでだんだんと活字に慣れさせるというのはどうでしょうか。それと、ハウツー本とか、自己啓発ものとかも現実的で読みやすいかも。ま、高校生ならあんまりそういったものは選ばないかもしれませんが・・・

回答No.6

Jaldabaoth

村上春樹著「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」などどうでしょうか？

村上春樹さんの文体は やや癖がありますが、のめり込む事も出来るものだと思います。

他には灰谷健次郎著「兎の眼」などは。
読み易い文体ですので、取っ付きやすいと思います。