• 締切済み

絶縁許容温度について

絶縁材料のいわゆるA種の許容最高温度105℃は何に基づいたものでどういう算出で105となったのかどなたかご存じないでしょうか? また,絶縁物の温度上昇に関し,アレニウスの法則とは別に,Montsingerの法則(?)みたいなのがあるみたいですが,これについての出典は何を調べればよいのか合わせて御教授いただけたらと思います。(アレニウスの出典はどこでも確認できるもののMontsingerについての文献が調べても調べても探し出せません) よろしくお願いします

みんなの回答

  • anisol
  • ベストアンサー率48% (146/301)
回答No.1

単に、許容最高温度105℃としたい絶縁材料(ワニス含浸繊維、油性エナメル、ポリエステル、ブタジエンゴムなど)をIEC規格でA種と定義しただけだと思いますが、そういう意味ではなくてですか。 詳しく知りたければ、JIS C4003(電気機器絶縁の種類)、IEC 60085(Thermal evaluation and classification of electrical insulation)を参照してみてはいかがでしょうか。 Montsingerの法則なるものは知りませんでしたが、検索してみると温度が絶縁物の寿命に影響する度合いに関する法則で、アレニウスの法則のような物理学的法則ではなく、経験則と思います。参考URL (http://www.compsys.com/files/ProactiveTCF.pdf)のpdfファイルには "A general rule of thumb is that the thermal life of an insulation system is halved for each 10℃ increase in exposure temperature" とあり、この参考文献として Montsinger, V.M.,“Loading Transformers by Temperature”, AlEE Trans. Vol. 32,1913. があげられています。AIEEはIEEEの前身で、1913年の論文ですからずいぶん昔に提唱された法則のようです。

参考URL:
http://www.compsys.com/files/ProactiveTCF.pdf, http://www.fanox.com/pags/ingles/productos/proteccion.htm

関連するQ&A

  • 油入変圧器絶縁油および巻線の温度上昇限度について

    油入変圧器絶縁油および巻線の温度上昇限度について質問があります。 絶縁油および巻線温度の上昇限度がJECに設定されていますが、その理由がわかりません。 (調べてもなかなか載ってる文献を発見できません。) 絶縁物の最高許容温度が定まっているのは絶縁破壊を起こさないためであることは 理解できます(A種で105℃)。 この最高許容温度の観点から、周囲温度が40℃の時(基準周囲温度)に高負荷にて 絶縁物が最高許容温度に達することのないように温度上昇限度が決定されていると 思っていましたが、文献を調べていくと、どうやら温度上昇の基準周囲温度とは 「その時の周囲温度(夏は高く、冬は低い)である」 ではないかと思いました。 この解釈が正しいとすれば、周囲温度が5℃の場合、巻線の温度上昇限度(JECの 定めた値で60℃)を足し合わせると65℃となり、絶縁物の最高許容温度の 105℃よりかなり低い値となります。 このような場合、巻線温度上昇限度を設定する理由はあるのですか? 周囲温度が5℃の場合は、巻線温度上昇限度を100℃にしても 絶縁物の最高許容温度を超えないので、温度上昇限度は100℃で 問題ないのではないかと考えてしまします。 乱文で申し訳ありませんが、 (1)この解釈が正しいかどうか (2)もし正しいとすれば、巻線温度および油温度上昇限度が定められている理由 (3)もし解釈が間違っていれば、正しい解釈 以上を教えていただけると幸いです。 また、もしできることならば、ご回答とともに参考文献のURLを貼っていただけると 大変助かります。 よろしくお願いいたします。

  • セラミックの絶縁耐力について

    アルミナなどのセラミックは温度上昇とともに絶縁抵抗が低下しますが絶縁耐力(絶縁破壊電圧)はどのような変化を示すのでしょうか? いろんなメーカーのHPや文献を調べても絶縁抵抗と温度の関係はあるのですが絶縁耐力については出てきません。また沿面での絶縁耐力と温度についてはどうでしょうか(沿面の場合表面の汚れや付着物の要素が大きく影響することは承知していますので表面が清浄と仮定した場合です。) ちなみに温度は室温から400℃ぐらいを想定しています。

  • サーマルプロテクタの選定と使い方

    はじめて三相誘導電動機を評価しようとしているのですが、このモータに温度保護をつけたいと考えています。どんなサーマルプロテクタを選んでどのように取付ければいいのかわかりません。ちなみに、評価しようとしているモータの出力は4kwで定格電流8Aです。絶縁の種類としてはF種なので許容最高温度は155℃になります。また、モータのカタログにはΔT80Kと書いてありますので温度上昇の許容範囲が80℃になると思います。 出来る限り詳しく教えていただけないでしょうか。

  • 電線およびその接続

    単線およびより線のビニール絶縁電線を接続作業を行ったのですが、 自分なりに調べてみたんですが、分からないので教えてください。 (1)許容電流が断面積に比例しないのはなぜ (2)ハンダあげの意義とは? (3)ビニール絶縁電線の許容電流の決め方はどのように決めるか? (4)各種絶縁材料の最高許容温度は? よろしくお願いします。

  • 電線およびその接続

    単線およびより線のビニール絶縁電線を接続作業を行いました。 自分なりに図書館に行ったり、インターネットで調べてみるなどしたのですが、分からないので教えてください。 (1)許容電流が断面積に比例しないのはなぜ (2)ハンダあげの意義とは? (3)ビニール絶縁電線の許容電流の決め方はどのように決めるか? (4)各種絶縁材料の最高許容温度は? 今のところ全然わからなく途方にくれているので力を貸してくれるとうれしいです。 またこれらの関係するサイトをしっているなら教えてくれると助かります。 よろしくおねがいします。

  • 金属の温度上昇の理屈を教えて下さい

    数種類の金属を加熱してどれが一番温度上昇が早いのか、又は冷めにくいかを確認した所、予想に反した結果が出て理屈が分からず困っています。どなたかご教授して頂けないでしょうか。 比熱が大きいほど加熱した時の温度上昇が遅いと思っていましたが下記の結果になりました。 対象物 比熱の高い順(温度上昇が遅い順(予想)) 1.ジュラルミン(比熱:0.211kcal/kg・℃) 2.クロムニッケル(0.11) 3.青銅(0.082) テスト結果(温度上昇が遅かった順番) 1.クロムニッケル 2.青銅 3.ジュラルミン 因みに加熱方法は温風乾燥機(60度)内に材料を入れて加熱しました。

  • ジュール熱による金属温度上昇について

    抵抗40μΩのステンレスに17,500Aの電流を1秒間流した場合に、ジュール熱(I×I×r)は12,000Jとなりますが、この場合にステンレス自体は何度上昇するのでしょうか。空気中の熱放散等が考えられるため、周囲温度は20℃とします。 インターネット等で調べた結果、熱伝導率の単位からJ(W・S)を導くと物質の熱伝導率から上昇温度を算出できると考えましたが、フーリエの法則を確認してみると内容は理解できるのですが、上昇温度(℃)を算出できるのかわかりませんでした。 上記条件の場合にステンレスが何度上昇するのか、参考にできるURLや、算出方法をご存知の方 ご教示ください。 回路は下図のとおりとなります。 ステンレス製の送電線や鉄塔(導電率が悪いのでステンレスはありえませんが)に落雷し、雷電流が大地側に流れたイメージとなります。 [A]-------E(アース) 電流 ステンレス

  • 変圧器中性線の接地線に流れる故障電流の値

    内線規定を見てますと「接地線の太さの算定基礎」があり、そこに故障電流が流れたときの・・・とありますが、この故障電流がどれ位流れるものなのか調べています。どなたか教えて頂けないでしょうか? 又、温度上昇の許容温度は150℃でよいのですか?それとも配電規定にある1-6図では許容温度上昇が1,000℃として算出されていますが、いったい何度が正しいのでしょうか? 宜しくお願いします。

  • 光の吸収について

    材料に光を当てた時、材料は光を吸収して温度が上昇すると思うのですが、この温度上昇を、光の強度や材料の吸収係数等から計算で出すことってできますか? 参考になる文献等があればそちらも教えてください。よろしくお願いします。

  • 電気基礎 抵抗温度計数と許容電力の問題

    こんばんは、 抵抗器A1kΩ(許容電力1W)、B2kΩ(許容電力3W)を直列に接続した場合、合成抵抗および許容電流は、それぞれいくらか?また全体に加えることの出来る電圧は? 答え 3k,31.6m,94.8v 合成抵抗は直列だから3、 電圧はオームの法則で94.8Vになりますが 許容電流が求まりません。 W = V * I = I^2 * Rの公式に代入しますが 36,5mAになってしまいます。 0℃において234.5Ωの軟銅線がある。温度が1℃上昇すると抵抗はいくら増加するか? 答え 1 0℃において、21.34Ωの軟銅線の抵抗を、ある温度ではかったら、23.45Ωであった。そのときの温度はいくらか。 この二問は Rt = R0 * { 1 + 1/(235 + t0) *(t1 - t0)}を使えば解けますが 私は Rt2=Rt1{1+at1(t2-t1)}の公式しか知らなかったのですが Rt2=Rt1{1+at1(t2-t1)}の式だと計算できませんでした。 Rt = R0 * { 1 + 1/(235 + t0) *(t1 - t0)}と Rt2=Rt1{1+at1(t2-t1)}は式が似ていますが(235 + t0)の部分はなんでこうなるのでしょうか? また、この二つの問題は銅0°の抵抗温度計数が分からないと計算できないのでしょうか?