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課題が書けなくてこんな時間に(_´Д`_)

a_little_for_youの回答

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回答No.10

ABが傷害致死の(実行)共同正犯として責任を負うことはよろしいのではないでしょうか。  問題になるとしたら、被害者が血友病患者であったことから、行為と結果の相当因果関係(要求するか、するとしてどの立場に立つか)の有無についての検討でしょう。  そして、Cの問題点は、勿論、間接正犯ですが、殺人罪での検討になると思います。  その際、問題となるのは、故意のある他人を利用する場合、典型的な意味での間接正犯(他人を道具として利用する場合で、道具が自ら利用されているとは思っていない場合)とは違うわけですから、その点で、果たしてCを間接正犯として「評価してよいのかどうか」、ここが出題者側で聞きたいポイントだと思います。  課題に対しては、この部分の悩んで考えたという過程が示されていることが、点数を与える場合の分かれ目となります。  結論が仮に間違っていても、それは気にしなくていいのです。もちろん、間接正犯は責任無能力者を利用する場合には限りません。  私でしたら、仮に道具者に故意があっても、傷害の故意を持っているだけであれば、殺人の未必の故意を持っている他者との関係では、「一方が利用される、他方が利用する」関係がそこに成り立つ。よって、他人の故意行為を利用する場合でも、利用する側は正犯であって、共同正犯の行為をとおして殺人の間接正犯が成立するとしても矛盾するところはない、とします。  Cを殺人の間接正犯とする場合、ABについては、いずれでもいいでしょうね。ABに血友病の不知、予見可能性なしとして、傷害限度としても説明はCとの関係では、バランス的には結論としてあってもよいです。  もちろんも他の結論、推論でもいいと思います。要は、悩んで考えている過程を示すことがポイントです。

you0202
質問者

お礼

すごく参考になりました。 どうしようかと悩んでいたのですが、『結論が間違っていても気にしなくていい、悩んで考えている過程がポイント』との言葉で本当に気が楽になりました。 ありがとうございました(*´ー^`)ゞ

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