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新約聖書の人間観について
makochiの回答
- makochi
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宗教教育や宗教保育という観点で、、、ということでは全く自信がないのですが、 たとえば、新約聖書の中で子どもが印象的にとりあげられるのは、イエスと幼な子たち(マルコ一〇・一三)ですね。 そこでイエスは、絶えず子どもたちを顧みて、またその言葉につねに耳を傾けているように描かれます。イエスが弟子たちを叱って、子どもたちの為すことを妨げず、自分のもとに来させるようにと語っています。 特にイエスはここで、子どもらは、大人のように誇って自らを掲げることなく、初めから自らをとるに足らぬ者と自覚している。そのような子どもの姿のうちに、イエスは神の真実の率直な担い手を認める、という風に解釈されます。 「子どもたちが何と言っているか、きこえるか。」イエスは言われた。「聞こえる。あなたたちこそ、『幼子や乳飲み子の口に、あなたは賛美を歌わせた』という言葉をまだ読んだことがないのか。」(マタイ二一・一六/詩篇八・二) これって、かなり画期的な思想だと思います。 当時の社会だけでなく、実はヨーロッパでも子どもが愛される存在として認識されはじめたのは17世紀以降になってからなのです。 つまり、それ以前の社会における子ども像というものは、「未熟で汚らしい半人前の存在」で、決して真面目に顧みられるべき存在ではなかったのです。 その意味で、聖書の上記の一節は、イエスの子ども観(人間観)をうかがう上でおもしろいと感じています。 参考になりました?
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