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うがい薬で発癌リスク減る?

イソジンやリステリンなどのうがい薬で毎日うがいしたら、口内のウイルスや菌が減り、首から下の臓器に流れ落ちるウイルス、菌も減るので、発癌のリスクが減るのではないですか?

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  • kzr260v2
  • ベストアンサー率48% (795/1634)
回答No.1

まず菌からですけど、口内には歯周ポケットという隙間がありますので、うがいだけでは歯周ポケット内の菌への効果は限定的です。歯科関連の論文に「うがい薬でのうがいの効果は、歯周ポケットに対し、深くて2mmで、浅い場合は0.2mmほど」という記載がありました。歯周ポケットは、3mmという深さでさえ健康的と判断がされるようです。少なくとも、うがい薬をクチに含んだあと、歯ブラシを歯周ポケットに当てたほうが良さそうです。歯石が付いていたり、歯周ポケット内にひどい炎症があるなら、歯医者さんでの治療も必須でしょう。 次にウイルスです。口内に入ったばかりのウイルスならば、うがい薬での感染予防効果はあります。しかし、例えばインフルエンザウイルスの場合、数分で細胞への侵入が完了します。細胞内のウイルスには、うがい薬の効果はありません。細胞内でウイルスが生産され、そのウイルスが細胞外にあふれた際は、口内ならばうがい薬の効果はありますが、血管内など体内のウイルスには効果はありません。 ※ ウイルスにより感染経路は異なります。ノロウイルスは接触感染ですが、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は空気感染です。SARS-CoV-2も接触感染する場合もありますが、空気感染の10000分の1くらいの比率になると言われています。 ※ 数分とあけずに、うがい薬を使い続けたならば、菌やウイルスを排除できるかもしれません。しかしそんな回数うがいができるように、生き物はできていません。例えば、ポビドンヨードが入ったイソジンは、歯を溶かしてしまう場合があるため、1日3回までとされています。リステリンは歯を溶かしはしないはずですが、過剰に使えば口内粘膜に炎症くらいはできるでしょう。 ※ 生き物が存続するには、摂食したり性行為が必須です。この摂食や性行為により、菌やウイルスの感染をゼロにすることはできません。 ※ 2011年あたりから、世界的にHPVワクチンが大々的に接種されるようになりました。接種を継続していた国では、HPVが由来となるがんが激減しています。日本は残念ながらHPVワクチン接種をすすめない時期があったため、いまでも毎年3000人くらいHPVが由来とされる子宮頸がんで亡くなっています。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。

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その他の回答 (3)

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10561/33199)
回答No.4

コロナ禍のときに千原ジュニアさんがアベマの番組でこんなことをいってたんですよね。 かつて千原ジュニアさんは風邪の予防のためにイソジンでうがいをしていた時期があったそうです。イソジンでうがいをしていたのに、その頃は季節が変わるたびに風邪をひいていたそうです。薬を使いすぎるのは良くないという話を聞いて、イソジンでうがいをするのをやめて水でうがいをするようにしたら、パッタリと風邪をひかなくなったそうです。 その話を聞いてゲストに呼ばれていた感染症の専門医は「それはおそらくイソジンで喉の常在菌が殺菌されてしまっていたので、むしろ風邪の菌やウイルスに感染しやすくなっていたのだろう」とコメントしていました。 そこに菌がほとんどいないってことは、外部からやってくる菌やウイルスが、そこに簡単に居つくことができるってことでもありますね。 なお、がんは主に体の細胞ががん化することによって発症します。外部の菌やウイルスによって発生するがんは、子宮頸がんなどの一部のがんに限られます。

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  • takochann2
  • ベストアンサー率36% (2062/5693)
回答No.3

思考の方法や方向としては正しいですが、問題点がいくつもあります。 ・イソジンはともかくリステリンには殺菌作用はほとんどないこと。 ・口洗で除去できる微生物量は極僅かであること。丁寧な歯磨きが圧倒的に一番良い。 ・微生物感染による直接的な発がんは特殊な現象であり、口腔内細菌では考えにくいこと。 ・多くの微生物は胃酸で不活化されること。 などから現実的にはかなり厳しいでしょう。口洗液ではもちろん、歯磨きですら癌罹患率に影響すると言う臨床研究は見たことがないです。ただし、歯槽膿漏や口内炎の予防による口腔がんの予防効果は認められています。ただし口洗ではなく歯磨きです。

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  • t_ohta
  • ベストアンサー率38% (5106/13341)
回答No.2

癌の原因のウチ菌やウイルスが原因の癌は、日本人の癌発生要因の20%程度だそうです。 癌の原因となる菌やウイルスは大きく分けて5種類ありますが、その内口腔内で菌やウイルスに感染する可能性があるモノは1種類しかありません。 2種類は食品等を介するので食事の際飲み込んでしまいますし、2種類は血液や体液を介して感染します。 なので、うがいによる発がんリスク低減は非常に限定的だと言えるのではないでしょうか。

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