メダルを貰うべきは医療従事者であり、剥奪すべきは？

質問

剥奪すべきはアスリートたちではないのか？
以下は全文では在りません、最後の部分ですが、良識を持って読めばそう結論することになるのではないでしょうか？

高橋院長は、かつてはオリンピックやサッカーのワールドカップなどを楽しみに見ていたという。

「頑張ってきた選手は立派ですし、準備にあたった人たちも大変な中でやってこられたでしょう。そのこと自体はとても尊敬しますが、やはりこの状況で五輪はやってはいけなかった」

　東京五輪は幕を閉じたが、五輪後に開催されるパラリンピックの中止を訴えたうえで、こう話す。

「若い人は死者数が少ないという楽観的な意見を耳にします。なぜ死者数が少ないか。それは病院で重症化しないように治療してきたからです。われわれも一年以上、経験を蓄積し、薬剤の使い方もわかってきました。看護スタッフも飛沫をあびながらも患者さんのたんを吸引し、肺炎を防いできました。全国の多くの医療従事者の献身によって、食い止められてきたのです。今後、病院に入れず自宅療養で亡くなってしまう方、特に40代から50代が増えてくるでしょう。そうした方を一人でも減らすために何ができるか、知恵を絞り、全力で対応していきたいと思います」

（文／AERA dot. 編集部・國府田英之）

回答No.3

yaasan

あれはあれ、これはこれ、ということが全く判断できない人の話だな、という感想です。

オリンピックはオリンピックで粛々と運営されたのです。医療現場は医療現場です。粛々と働くだけかと思います。アスリートは遊んでいるかのような印象でメダルは必要ない、医療現場こそ、みたいな論調で書いていますが、コロナで大変になった人はもっと山ほどいます。医療現場ほど社会に貢献できていなくても、それぞれで大変な中、生活をしているのですから、そういう意味では全ての人にメダルでしょう。医療従事者にはささやかだとは思いますがメダルに当たるお金が出ていますよ。足りないとか言い出すのでしょうが、もらっているという自覚がないのはいかがなものかと思いますけどね。

その後の文章も酷い。若い人と書いていますが、この言葉で印象づけられる世代は２０代３０代の話でしょう。その人たちは基本重症化しないのです。それを病院で治療してきたから、と言う。何もしなければ重症化した人ばかりですよ、と言わんばかりの文章です。これはおかしい。治療して重症化を防いだのはもっと上の年代の人ばかりかと思います。死者が少ないのは確かに治療のおかげの人もいるでしょう。しかし、ほぼ誰一人も不平等なく、死亡を懸念される人から治療をして、それでも亡くなってしまった人がいて、という状況で３０代以下はほとんど亡くなっていません。２０代以下は数人もいなかったと思います。それはやはり死者数は少ないのですよ。自分は絶対に死なないという過信は禁物だと思いますが、医療従事者が治療してやったからこそ死んでない、は大げさすぎる表現だと思います。

そして、後半に自宅療養から亡くなる人が出る危惧をされていますが、そこは４０代５０代の話にすり替わるのです。年代が違うのですから、全く別の話なのに、全て同じような話にしてしまっている。これが悪質な文章のテクニックになると思います。６５歳以上からワクチン接種を行っているので、危険度が高いのは５０代４０代なのは間違いない話です。そここそ、重症化しないように治療してくれ、って話だと思います。

コロナ禍になって、国民全員でそれぞれの立場から、対策を講じて、社会に貢献しているのは間違いないのです。医療従事者がその最前線に立って、治療に邁進していることは素晴らしいことだと思いますが、ことさら特別視するほどのことはやっていないと思います。少数の協力しない人を除けば、みんな同じく頑張って偉いのですよ。

それを医療従事者だけが頑張ってます、というメッセージを非常に曖昧な文章で強調し、脅すようなことをするのはいかがなものかな、と思います。

そして、オリンピック・パラリンピックだけ言及する。スポーツイベントは野球・サッカーを始め、たくさんあります。それはやろうがやらまいがどうでもいいのでしょうかね。オリンピックだけがダメな理由はないと思いますよ。そういう片手落ちの批判など、まともに読む必要もないと思います。