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浸炭処理の硬度と層厚の規格解釈について
noname#230359の回答
JISを適用することに無理がある規格値と思います。 回答(1)にて議論の有効硬化層深さは、 焼入れのまま,又は 200℃を超えない温度で焼戻しした硬化層の表面から の深さで、500±50HV に焼戻した後では測定できない。 もっと問題なのが 層厚:50~80ミクロン JISの想定する深さよりも1桁ほど小さく、その微小な範囲でビッカース硬さで測る妥当性には疑問あり、別法として断面を腐食しての『マクロ組織試験による測定方法』の方がマシでないかと思います。 JISの書き方では50ミクロンはバラツキ以下 表12 硬化層深さのばらつきの許容値 有効硬化層深さ0.5以下 ばらつき単体内0.1 ロット0.2 なので、図面を書いた設計者と協議して決めを作るべきです。 硬さについては、表面粗さの15%ルールや鉄鋼材料試験の再試験にみられるような測定値が僅か外れた時の救済措置が無いことに留意。 窒化は浸炭より浅いのが普通と思って調べたが http://kikakurui.com/g0/G0562-1993-01.html JIS G0562 鉄鋼の窒化層深さ測定方法 硬さによる窒化層深さの測定は浸炭と同じ粗さでした。 違いは、浸炭でも出てるが微細測定に向くヌープ硬さを推奨するような書き方。 なので公的には題意の結果をアウトともセーフとも言えない。設計者はセーフと思ってる可能性も大です。
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お礼
ご回答ありがとうございます。 また、色々と調べて頂きお手数をお掛け致しました。 参考にさせて頂きます。