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SKD-11の加工について
noname#230359の回答
SKD11はふつう調質材というほど柔にしません。HRc58程度まで焼戻しすることはあっても。 バイトにボラゾン(cBN)を使えばHRc58~60は充分削れます(長時間切削の実績有)持ちは悪くなるが62でも。但し断続すると極端に短寿命。 加工データが数的に多いのはSCMなどの機械部品。SKD11は同じ硬さでも削りにくいがハイスの例も スミボロン http://www.sei.co.jp/technology/tr/bn178/pdf/sei10667.pdf SCM415H HRC58-62 SKH51(HRC60) その上に硬質クロムメッキします。 >先端のR10形状を研磨仕上げするのが難しいと言われています 円筒研削あればどこでもやれます。WA砥石では消耗が激しいですが。 今日日はボールエンドミルでも楽勝! 断続するので旋削より持ちがわるい。 http://www.ns-tool.com/technology/sample/sample_02.html SKD11 62HRCを2時間ほど加工 SKD11の切削性研削性の悪さを改良した鋼種も各社が売ってます。 大同 DC53 研削性比較(円筒研削) http://www.daidodms.co.jp/pdf/dc53_hinshitsu.pdf 砥石の摩耗が激しいから、加工と修正ドレッシングを何回も繰返して仕上げ。この程度に悪い。 体積比;加工/砥石摩耗 ≒ 2 R10では焼入前加工でR形状を殆ど出すから研削仕上量は少なく均一で回数は減るが、内コーナR0.2などなら10回繰返しになるかも。 数値制御なら平砥石や大R砥石で位置関係を変えつつの加工もあり。 それでは摩耗が二桁程少ない(cBN)砥石も使えます。逆に砥石の修正ドレッシングは困難。 加工は加工屋さんに相談すべきです。出来ない難しいと言われたら河岸を変える。世にありふれた形状なのて。
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