設計基準と加工基準
- 部品の設計基準と加工基準について、みなさんの意見を教えてください。
- 設計基準と加工基準の違いによる図面の取り方の変化や設計変更時の対応について、どう考えますか?
- 部品図と設計意図の関係について、加工重視の作図と設計意図の表現方法について、みなさんの意見を教えてください。
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設計基準と加工基準
部品を設計する際に組み付け等の設計基準を設け図面を作成しますが、 設計基準を重視した図面と加工基準や加工しやすいことを重視した 図面では基準の取り方が変わる場合があると思うのですが、みなさんは どうお考えでしょうか 例えば 一番よくあるのが中心振り分け寸法 単純に 箱とフタを作図する場合 対称形状であれば箱のセンターから振り分けで作図すると思いますが、 そのセンターは実際は加工には出てこない仮想センターのため、実際は 端面基準から加工されることがほとんどです (よほど精度が求められる場合は別) 検査的にも測定値を足し引きして測定値している 加工側を重視して端面から寸法を入れていくと設計意図の把握や検図等 がしずらかったり、設計変更時に多くの寸法を変更しなくてはならない ことがあります 今のところ私的な見解では ?部品図はあくまで加工重視で作図し、必要であれば参考寸法で設計意図を 表記しておく ?設計意図は、組図やブロック図で表現する に落ち着いているのですが・・・ ??は、組図と部品図の基準が違うため、設計としてはおかしい(どこかで 矛盾が生じて組み付けできない)と言う人もいますが、実加工にそぐわない 図面を描いても意味がない気がしています。逆にそれでも矛盾が生じないよ うに公差やクリアランスや構造を決めていくべきと考えています この手の論争はよくあるのですが、立場によって見解が違うのが一般的なの かなと感じています よければみなさんの見解と立場(設計、生産技術、加工、組立、上司、担当者など)を教えて頂けると大変参考になります
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とりあえず MCで端面追いじゃなくても 振り分けセンター 穴基準 なんでもできるよ 端面追いにするのはめんどくさいだけからなんだな >>?部品図はあくまで加工重視で作図し、必要であれば参考寸法で設計意図を 表記しておく 上記のようにどこにだって原点持ってけるので 設計基準 というよりちゃんと成り立つように公差を入れるのが正解
設計の立場で回答いたします。図面はあくまで伝達手段であり、設計者が設計 した製品に対する要求・意図を表現したものと考えています。当然加工を考慮 した図面の方が、製造に至る流れがスムーズになるので、望ましいと思いま す。自社に加工部門がある場合はある程度加工方法が想定できるので、加工を 考えて図面に記載できると思いますが、外注加工になると必ずしも一通りの 加工方法とは限りません。様々な矛盾が生じるのは当然だと思います。 読みやすい図面とは基準が明確で、整然と読みやすいこと。当然読み手(加工 者)を意識したものが望ましいということになります。 図面は規格等に基づいて、簡潔で誰にも理解できることが必要です。 基本的には提示の考え方に賛成しますが、組立図やブロック図に多数の公差を 記入することには賛成できません。組立図に多数の公差を記入すると、組立図 を見て合わせ加工することになりませんか。私は基本公差は部品図に示すべき だと考えています。
お礼
私も組図にはほとんど公差を入れないようにしています 勘合等があるものや溶接ブロック図は別ですが 必要な公差は部品図に入れておくべきなのは同意見です。どこでどうやって 加工するかは原則的にわからないですからね この考え方も難しいところがあって完成品でこの寸法がほしいとさえ 描いてあればその部品加工は考えますから部品図に変な公差いれないで (私はこっち)って意見もありますし 完成品で寸法がでるように部品図に落としこんでおかないとつくれないよ って意見もあります 上記は部品図にばらす人が社内にいる場合ですし、部品加工屋さんなら 下記の意見になるでしょうしね 製作先が選べないのが普通ですから、下記が主流になるんだと思います 意外とみなさん同じような矛盾を感じているんですね 回答ありがとうございました
製造、設計/評価と渡ったから、それと近い、回答(1)の方に共感するところ大です。 NCプログラムは図面無しや、寸法値が無くとも済むこともあるから、公差および加工時の確認箇所ぐらいが分かりやすければ、寸法が重なってみにくいとかの質を気にすることは減っている。 書き方の些細な点で最近出た質問。角度の問題。教えないままだと、ほぼ例外なく逸れ、分度器で測ろとうする人もいるぐらい・・ No.39319 角度寸法に厳しい公差を入れる http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=266044&event=QE0004 公差の入れ方は、加工を知らないと本物にならないから、相変わらず悩み所だと思う。 検査が自動化できるかどうか。3次元自動測定はまだ面倒。ノギスのままなら、振り分けするとセンタのズレは測れない。 なので、外注についても設備・人員の状況を把握して、それに適した図面、、、しかし難しいですナ、、、 以前との違いは、暗黙の公差とか加工屋の常識が通用しにくくなっている。いきおい幾何公差も増えるが、そうなると検査の手抜きも難しい。注釈も増えるし、一々の記入を省くなら検査規定、それに表面処理、熱処理などの規定整備も必要。 組立図では、部品図を現場で追記変更したママ放置というのも少なくないはずで、その管理をどうするかが悩みかと。大規模ラインなら工程指図書の変更まで遅滞なくだろうから、大変だろうナァと想像します。 >立場が変わるとほしい情報が変わるのは当然でそれに全て対応するのは難しいと思います しかし絶対に減らず増える一方なので、意志疎通は従来型でなく、規格化へ進むべきです。 このサイトでも、公差数値の解釈を巡ってさえ議論百出状態。JISで余す所無く決めてはいないことを理解するなら、外注-自社-客先 での規格化統一化の作業が必須。 その適任は、やはり検査部門。中小でパートさん任せという実態もあるが、そこにはそれなりの仕事しか任せられない。
お礼
立場が変わるとほしい情報が変わるのは当然でそれに全て対応するのは 難しいと思います。 本当は、描く側は設計意図で作図し読む側は設計意図を考慮した上で 加工するデータをつくるのが理想かと思いますが、このレベルに求め られる経験は設計-加工両方の実績がないと実につけられないものです。 このような力量がある人は会社でも数えるほどしかいないことが多く 結果として誰がやっても間違えにくい図面を書かざる得ないのが現状です 図面に○一個書くより、部品に穴あける方が格段に時間がかかるので 設計側で考慮してあげるのがベターなのかなと思います こういう話ができるだけでもちょっともやもやが消えるのでありがたいです 回答ありがとうございました
100%の良回答はありませんし、100点の設計はありません。 ですが、小生の若い頃は、加工現場で電卓をたたかすや計算をさせる図面は極力描くなでした。 その理由は、電卓があるや椅子に座っている、空調設備が整っている等の環境が良い設計室で やった方が間違いが少ないです。 (現在の環境は差がなくなっていますが、計算慣れは設計の方があるので、踏襲しています。) (でも、最近はCADになったので、図面データを加工現場側が要求する情けないケースもある。) 以上から、?と?のようにしていますし、そのように指導していました。 ?では、加工現場のコストダウンになりますが、設計時間(費)のアップになると云って、?の ようにしない設計者が時々います。 加工現場や加工現場の方が組み立てもする組立現場でも、目標設定時間が決められているので、 加工に時間がかかる図面が来ると、設計に度々電話をして確認を取ります。 加工現場の方が組み立てもする組立現場では、加工で時間を取られて、組立図をよく観る時間が なくなり、設計者にまた度々電話をしたり、呼び出しをしたりします。当然のことですが。 すると、設計時間を短くしたいためにやったことが、帳消しになったりもします。 それに、加工や組み立て現場で、時間に余裕があれば設計ミスも図面を直しておいてくれで 済むケースが、加工や組み立て現場での時間オーバー理由として、事細かに列挙されて、 帳消しどころか、両部署にとって/会社にとってデメリットしかないことにもなります。 ですから、?に関しても、組立図やその注記で説明できないものもあるので、設計説明会 を極力開きなさいとか、デザインレビューを確りやりなさいとか、組立現場に時々顔を出し なさいとか云ってきましたし、実施もしてきました。 (休憩時間を絡めて、組立現場に行く方が、サボりに来たとみなされないのでベターかな。) 以上が、経験からのアドバイスです。 悩む=問題意識があるってことなので、よいことです。 さて、部品図は設計基準って何のことでしょうか? 概ね、貴殿と同じ考えですが、図面って“後工程に書く手紙”だと思っています。 判り易いにこしたことはないと。 そこに、設計基準や加工基準って内容は存在しないので、設計基準って言葉はあまり 好きではないです。(設計を行う指針の基準なら話しは解るのですがね。) そこの部分が、少し気になります。
お礼
私も同じ意見です 無理に図面だけで表現しようとすると逆にわかりにくくなることは 多々あります。そのため補足資料やDR、立会いなどして補っていって います。 ただ、この部品図は設計基準とは変えて描いていますよっていう意識は 大切にしておかなければと自分では思っています。加工者がわかりやすい に越したことはないですが、それで完成品の完成度が下がっては意味が ないですからね。ようは何が一番重要化を都度、ケースバイケースで 判断する能力を磨いていかないといけないのかと思います こういう局面がある度にこれでいいのかな?と思いながらやっていたので 同意見の方がおられると励みになります 回答ありがとうございました
参考になれば幸いです。 切削加工部品の生産技術担当しています。(加工見積もりしたり、たまに設計も) 難しく考えすぎではないでしょうか。 実加工にそぐわない図面なんて、世の中いくらでも存在します。(私見) 重視すべきは、やはり設計意図ではないかと思います。これらがおかしいと 貴殿が要求した製品にはなり得ません。 全ての加工側の人間が設計意図を理解して加工しているとは考えれませんし、最近はセキュリティ-の関係上教えてももらえませんし。(図面通り作ってくれ!と言われます) 従って図面に忠実に加工するのです。その為に公差の指定があるわけですし。 加工側は、その図面が要求している製品が完成するように加工します。 ですので、基準がいくつもあるような図面は、その分工数がかかると認識される程度でよいのではないでしょうか。加工コストは上がるでしょうけど。 例に挙げられている中心振り分けですが、要求公差を満たしているのであればどこから基準を取っても問題ないのではないでしょうか。加工側はそう考えます。 貴殿は加工にも精通されておられるようですので、それらも加味した上で作図されればよいかと思います。加工側からは喜ばれると思います。 しかしどうしても矛盾は生じます。(図面を描いていてそう思うときがある)
お礼
やはりどこかで矛盾は出てきますよね 設計側に負荷をかけるか加工側に負荷をかけるかになると思いますが、 経験的に加工側に負荷がかかるほうが時間、コスト共に上がる傾向に あると感じ、今の描き方に落ち着いている次第です 実際には、ほとんどの設備でCAM→NC加工ですのでよっぽどの精度要求 がない限りどっちから基準を取ろうとそこそこのものはできてくるん ですよね。でもそこに甘えておろそかにしていると高精度のものに 対応できなくなっていくので常にその間隔は磨いておいた方がいいと 思っています。 同じような矛盾を感じている方は、結構いてるんですね 回答ありがとうございました
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