SUS316において、カニフロと電解研磨、どちらが効果的か?
- SUS316L製の搬送用トラフでの防錆性と清掃性向上を検討しています。電解研磨による不導態皮膜とカニフロ系メッキの有効性を検討しています。
- 搬送用トラフでのSUS316Lの防錆性と清掃性向上のために、電解研磨とカニフロ系メッキの有効性を比較しています。
- SUS316L製の搬送用トラフでの防錆性と清掃性向上を検討しています。電解研磨とカニフロ系メッキのどちらがより効果的かを検証しています。
- 締切済み
SUS316には、カニフロ・電解研磨どちらが有効…
SUS316には、カニフロ・電解研磨どちらが有効でしょうか? いつも興味深く拝見しております。 標記の件ですが、SUS316L製の搬送用のトラフ(TIG溶接あり)に 気持ち湿った、2mm程度の塩粒のワークを搬送させております。 防錆性とりけい性(清掃性)を向上させる為に、表面処理の追加を 検討しております。 小生が考えるに、電解研磨を施し不導態皮膜を作る事によって 向上させる方法と、無電解ニッケルメッキにフッ素が含まれる カニフロ系のメッキが有効ではないかと考えております (尚、フッ素ライニングはクライアントよりNGの指示が出ています)。 両方をテストするのが一番良いのですが、諸都合により1種類しか 施工が出来ません。 そこで今回の場合、どちらの方がより有効なのか? また他にもっと有効なものがあれば、御教授頂ければ幸いです。 以上、宜しくお願い申し上げます。
- その他(表面処理技術)
- 回答数1
- ありがとう数1
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
SUS316Lそのままで何もしないではダメなのでしょうか? 我慢できる程度ならこれが一番のような気が・・・ 海水等なら辛うじてデータあるものの、『2mm程度の塩粒のワークを搬送』でどうなるかは貴方が一番詳しいはずなので・・・ >電解研磨を施し不導態皮膜を作る http://homepage3.nifty.com/electro-polish/denkaikenmanokisochisiki.htm 電解により膜の性状は良くなるものの、厚さは自然に出来るのと大差なく、精々 3~5 ナノメートル ときわめて薄く、硬さも優れるわけではない。 液体に触れるだけなら効果が持続するが、塩粒か擦れば処理膜は摩耗して消えて更新される。 一方カニフロンは普通のカニゼンと同じで厚さの制限は無いが、値段の関係で~5μ~。 つまり両者の厚さは千倍の違いがあり、これは如何ともし難く、コチラが勝ると思います。 しかしこれもテフロン粒は、大きな固体の摩擦には効果があっても塩粒に対してどこまで有効なのか怪しい点もあるかと思います。
関連するQ&A
- SUS304電解研磨とさびの関連性
はじめまして。 現在使用中の洗浄治具なのですが材質はSUS304の板材を熱圧着加工、最後に電解研磨処理を行っております。洗浄液はアルカリと弱酸性液を使用しておりますが最近洗浄治具自体にさびの発生が見られています。450倍顕微鏡にて表面を確認すると電解研磨された表面に微細なひびがみられ、そこからさびが出ていることが確認されました。電解研磨処理をすることにより表面のCr濃度が高くなり、安定した酸化皮膜ができるので電解研磨処理をしたほうがさびの抑制が高いと認識していたのでとまどっております。顕微鏡観察の状況ではひびからさびが発生しているので対策というわけではないですが、電解研磨処理無しで治具を製作してみようと思っていますが、釈然としません。電解研磨後に熱圧着すると、高い温度で酸化皮膜ができるのでそのほうがよいかもとも思ってみたりするのですが・・・ さびを発生させないことについて、電解研磨なしは妥当な処置かどうか、またこのような経験があるなどのアドバイスをいただけませんでしょうか?当方表面処理の素人で上記記述におかしいところがあれば指摘いただければ幸いです。
- 締切済み
- さび止め
- 無電解ニッケルメッキしたものを黒染めしたいのです…
無電解ニッケルメッキしたものを黒染めしたいのですが。 無電解ニッケルメッキされた鋼板(SS400)に追加工を施したので、加工した部分の防錆処理として簡易黒染めをしたいのですが、メッキしたのもを黒染めするって可能でしょうか?
- ベストアンサー
- その他(表面処理技術)
- 電解研磨とアルマイト処理。同じ陽極で反応させて表…
電解研磨とアルマイト処理。同じ陽極で反応させて表面を溶かす。あれ??? アルマイト処理と電解研磨について少し調べました。 アルマイトは別名陽極酸化皮膜。陽極で反応させるのが特徴とありました。 陽極にアルミニウムを付けて電気を流し、アルミニウムの表面を溶かし、、人工的に不動体皮膜を厚くさせたもの。 電解研磨については、SUS304で調べ、アルミニウムについては調べていないのですが、電解研磨も、アルマイト処理と同じ、陽極に母材とあり、その状態で電気を流し、溶かすことで平滑面や光沢を出すとありました。 あれ?同じ陽極では? アルマイト処理も電解研磨も同じ事やってるの? いや、何かが違うはずですよね。 同じ事やって、結果違うことになるわけがないので、どこか違うはずと思うのですが、どこが違うのかわかりません・・・・ でも両方とも、陽極につなぎ、表面を溶かすとあった・・・ どう違うのか?どこが違うの教えていただきたく思います。 宜しくお願いします。
- 締切済み
- 金属
- 無電解ニッケル鍍金後の表面粗さについて
ご教授ください。 シャフト形状の製品(φ5φ程度)を研磨後(Rz0.8)に無電解ニッケルメッキを施しております。 研磨前にRz0.8程度なのですが、無電解ニッケル後だと、Rz1.0~1.2程度となってしまいます。めっきはバラでバレルです(回転します)。 一つ考えられるのは、バレル為、共当たりによる打痕で粗さが出ないと考えているのですが、その他に鍍金工程上、粗さに影響があるファクターは何かありますでしょうか。個人的には素地の段階で粗さが出ていれば、めっき(無電解ニッケル)によって悪くなることはないと思うのですが・・・ 当方、品質管理の人間です。 工程上致し方ないのであれば、客先に説明予定で、是正が可能であれば、めっき屋に相談、是正予定です。
- ベストアンサー
- メッキ
- 無電解ニッケルメッキ処理後、高硬度にする適正熱処…
無電解ニッケルメッキ処理後、高硬度にする適正熱処理温度 SUS431に無電解ニッケルメッキ処理をし、その後熱処理をして高硬度の製品にしたいのですが、熱処理の適正温度を何度ぐらいにすれば良いか教えてください。ちなみに無電解ニッケルメッキは、2~3μです。
- 締切済み
- 熱処理
- 鋳肌面への無電解ニッケルメッキ
初めての質問になります。よろしくお願いします。 SCM材および、SUS材(析出硬化系)の鋳物を機械加工した後、摺動性向上を目的として、無電解ニッケルメッキを施行しようと考えています。このとき、機械加工をしていない鋳肌面へのメッキはどのようになるのか(膜厚、密着性、外観等…)教えてください。
- 締切済み
- メッキ
- 無電解ニッケルの熱処理
すみません プリントのシャフトの上に無電解ニッケルめっきをします,厚さは5ミクロ程度。現在,皮膜を硬くなるために,熱処理したいですが,経験がまったくないです,困っていますね,こんな熱処理関係の設備、方法等ごアドバイスをお願いいたします。
- 締切済み
- 熱処理
- ワッシャーの材質について(S45C、SUS304、SUS420J2)
ネットでワッシャーを買おうと思うのですが、材質を下記の中から選べるようになっています。 一番品質が優れている材質はどれでしょうか? S45C SUS304 SUS420J2 また、S45Cの表面処理は「四三酸化鉄皮膜」と「無電解ニッケルメッキ」という2種類があるようですが、それぞれ品質や見た目にどのような違いがあるのでしょうか。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- DIY(日曜大工)
お礼
早速の御回答、有難う御座います。 また電解研磨に関する詳細な御教授、有難う御座いました。 お蔭様で、教養が深まりました。 私としましても、SUS316Lそのままで行ければ何も心配が 無いのですが、プラスアルファーの提案が必要になり、 皆さんに私の考えの方向性の是非を、伺った次第です。 液体と固体の違い,ワークによる表面処理を施したトラフへの 攻撃性に関してまで、精査しておりませんでした。 御指摘、有難う御座いました。 今の時点では、コストを考慮しなくてはいけませんが、 カニフロ系に惹かれています(個人的にですが・・・)。 御回答、有難う御座いました。