切削条件の基本について
- 一般の切削において、荒削りと仕上げでは切削条件が異なりますか?
- 切削条件の要素としては、回転数、切削速度、一刃あたりの切込、送り速度があります
- 切削条件の設定には公式やカタログ、経験を活用することがあります
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切削条件の基本
お世話様です. まことに基礎の基礎でありますが,一般の切削で荒切削と仕上げで切削条件はどうかえるべきですか? 回転数[rpm] 切削速度[m/min] 一刃あたりの切込[mm/tooth(rev)] 送り速度[mm/mim] たとえばこれらを,仕上げは回転数は高めとか,切り込みはどうとかあると思います.あるものでしたら,N=(1000*V)/(3.14*D)等の公式で求めるのでしょうか.それともカタログにあるのでしょうか.または経験でしょうか. 回答お願いします.
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参考までに。 経験上、工具メ-カ-カタログ値に忠実で問題ないと考えます。 工具寿命や切削効率のおいしいところを抽出しているようです。 但し注意が必要です。 カタログ記載値は、どんな設備で加工するときの条件下であるか確認してください。 親切な工具メ-カ-は主軸番手・主軸動力記載してありますが、殆どの場合記載されてません。工具メ-カ-に確認してください。(だいたいBT50番を使用し、被削材はしっかりクランプ出来ている条件下のようですが) 切削油は殆どの場合、水溶性を推奨しているようです。(メ-カ-に併せて確認してみてください) 計算式ご存じのようなので、一度カタログ値計算してみてはいかがでしょうか?相当な条件のはずです。 後は、お持ちの設備に合わせて使用できる工具径・軸方向の切り込み量・径方向の切り込み量・機械の追随性を、トライ&エラ-で導き出すしかないでしょう。 経験上、特にBT30番は相当な注意が必要です。
その他の回答 (3)
一般的には ×一刃あたりの切込[mm/tooth(rev)] ○一刃(回転)あたりの送り[mm/tooth(rev)] です。 本題:マシニングセンタによるミーリング加工を例にします <荒切削> 高能率にバリバリと加工するために、深さ方向の切り込みや 幅方向の切り込みを大きく、また一刃あたりの送りを大きく します。 どのぐらいの値にするかは、機械や主軸の剛性、ワークの剛性、 主軸モータの出力、ワークの材質、工具の材質や形状、など さまざまな要素で決定され、やはり経験で感覚を体得する必要 があります。 工具に過大な切削力がかかり、切削温度も上昇するので、切削速度 は、メーカカタログ推奨の中央値もしくはやや低めからスタート。 切削速度Vを決定してから、ご記載された公式で回転速度(回転数) を求めます。 切削速度を先に決定する癖をつければ、工具径に応じた回転速度を すんなりと計算できるかと。 また、一刃あたりの送りは、0.2~0.3mm/toothが最初の目安でしょう。 <仕上げ切削> 切削力が小さく切削温度上昇も抑えられるので、切削速度はメーカ カタログ推奨の中央値もしくはやや高めからのスタートが可能。 深さまたは幅方向の切り込みは、0.1~0.5mm程度。 一刃あたりの送りは、0.1mm/toothが最初の目安でしょう。 ということで、教科書的に決めることは難しく、 「カタログ値を参考にして機械の特性を体得しながら経験で身につける」 ことを、答えとさせていただきます。 追記) 回答(2)さんの内容がよくわからない...
お礼
回答ありがとうございます. 私事ですがいくつか質問したところ「経験」という回答が多く帰ってきました. 経験をつんで,理論・根拠に基づいた加工をしていきたいと思います.
普通同じ刃物でやらないので別次元 荒は高効率 仕上げは高精度 高面粗度 一番重要なのはmm/rev
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