SCr420の機械加工後の微小切粉の磁性について

質問

SCr420の機械加工（ドリル、フライス）ラインにて、発生切粉を回収し切粉圧縮機にて減容処理しています。圧縮時に出てくるクーラント中には微小（数μm～50μm程度）な切粉が多量に含まれており、これを磁力で除去しようとしたのですが、磁石への吸着力が弱いように見受けられます（ほぼ同粒径の研削スラッジと比較して）。

機械加工時の切削熱、酸化？、せん断変形？ 等により、SCr420の磁性（磁石に吸着される度合い）が変化することは有り得ますでしょうか？

ご教示いただけると幸いです。
どうか宜しくお願い致します。

回答No.1

noname#230359

研削と切削の違いは？・・・・・・・・マグネットチャックの有無、それで着磁されるのかされないかの違いなような気が

でなく、使う使わないが同じなら、御説のような違いがあるのかもしれないが、原理を解明したところで対策にはつながらないと思います。

鋼の磁気特性は、磁性体材料として使われる純鉄、ケイ素鋼板、そして非磁性が欲しいＳＵＳなどはデータが探せるが、それ以外は皆関心が無く測ろうともしないようです。

お礼

ご回答ありがとうございます。

ワーク材質が同じ「鉄」でも、加工方法の違いによって、切粉の吸着力に差があるのかどうか、知りたかった次第です。

ご指摘の通り、原理が分かっても対策にはつながりませんが、切粉除去方法の選定指針にはなると思います。そして、本質問の意図もそこにあります。
すなわち、機械加工後の微小切粉は、マグネットセパレータでも除去可能かどうかということが知りたいと思っております。