電気式のテンパー装置の選び方とは?

このQ&Aのポイント
  • 熱処理のテンパー装置を新たに購入する際、油を使わずに電気式の装置を検討している方もいるかもしれません。
  • 油を使わずに電気で熱処理を行うことで、製品の洗浄作業が不要となります。
  • この記事では、電気式のテンパー装置の選び方や油を使った装置との違いについて詳しく解説します。
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電気式のテンパー装置について

熱処理のテンパー装置について質問です。 精密加工業をやらせてもらってます。 主にSKS3やSCM系の熱処理をおこなっていますが 現在テンパー油を使い180度で焼き戻しを行なっています。 油を使っていることから、テンパー後に製品を洗浄したりと いう作業が必要です。そこで、この作業を省くことと、テンパー装置 が老朽化していることから、新しく購入を検討しているところです。 熱処理メーカより、油を使わない電気式のテンパー装置を薦めれら たのですが、油を使った装置と比較して、違いがあるのかどうか で迷っています。 この点について、知っている方がいらっしゃいましたらアドバイスを よろしくお願いします。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

オイルとエアーなら、オイルの方が加熱の立上りが早く、途中も変動少ないと思います。 なのでテンパー温度と時間のレンジがどこまで許容出来るのかがポイントかと。 SCM は殆ど経験しないが SKS3 ならもっとラフでも良さそうです。 選択肢としては熱処理メーカのテンパー装置の名称に拘ることもなく、ピンの熱板、オーブン、乾燥炉程度から、キリの恒温槽、コンベア炉まであります。 但しピンでは攪拌のファン付きが望ましい。 それで温度の許容レンジに入るかどうかの確認をすれば良いでしょう。より念入りにするなら、現状を温度計で再確認してそれに合わせることをすればと思います。

noname#230358
質問者

お礼

アドバイスをありがとうございました。 オイルのほうが加熱の立ち上がりが早いということは参考になりました。 テンパー炉のサイズは、400×400×300ぐらいを考えていまして 電気式の場合は、製品を置く場所によって温度のムラがでるんではないかと 思ってます。 大変参考になりました。ありがとうございます。

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