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ボーズゲージの校正について
- ボーズゲージとはNC旋盤でネジを切る前の確認に使用される測定器です。
- ISO9001を取得している企業でも、ボーズゲージの校正は必要です。
- 校正が必要な理由や方法について知りたい場合はお知らせください。
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サイト内検索で2008年に同様の質問をされている方がいらっしゃいましたが、回答の無い古い質問記事でしたので質問を投稿させて頂きます。 弊社で今まで購入してきたJISのねじリングゲージはメーカーから必ず検査成績書が付いてきていまして、測定実測値がμ単位で表記されています。これを基に最初に使用する前に磨耗点検ゲージで確認した上でゲージの社内番号を登録し、使用するというステップを踏んできました。その後6ヶ月に一回の校正ではこの磨耗点検ゲージでJISの細目ねじリングゲージ磨耗点検の規準に従いリングゲージに磨耗点検ゲージを入れ、ゲージの両側とも一回転以内であれば使用可能としてきました。 ところが、このメーカーからの検査成績書はメーカー自身がISO 17025認証を持っていない為、ISO/TS 16949の規準を満たさない、として先日の監査でメジャー不適合と判断されてしまいました。 メーカー二社に問い合わせ資料も揃えましたが、両社とも自社はISO 17025認証を持っていないが、検査成績書作成時に測定で使っているゲージ類は全てJQA(日本品質保証機構)により校正されており、国家規準にトレーサブルであるという状況でした(JQAはA2LAによりISO 17025認証取得済み)。どのようなトレーサビリティーの体系なのかも資料を取寄せましたが、TSの監査員に説明しても通らず、困っています。 具体的にはISO/TS 16949の規定項目7.6.3.2の外部ラボについて、外部のラボを利用の場合にそのラボが顧客から承認されているか或いはISO/IEC 17025認証取得済みか又は国家規準を満たしているかがポイントとなります。しかし、特定の計測機器についてISO/TS 16949の認証ラボで校正が出来ない場合はメーカーが校正をすることが出来る(但し7.6.3.1の内部ラボの規準を満たしていること)とも書いてあります。 弊社で使用のねじリングゲージは日本製でJIS規格のものです。随分色々なところに問い合わせ調べましたが、北米ではJIS規格に基づいた校正をするところはなさそうで、ISO/IEC 17025認証のラボではISOのねじリングゲージの規定に基づいた校正しかやらないようです。 更に調査したところ、JISとISOではリングゲージの校正方法も違い、例えばISOでは通り側リングゲージ用通り側点検プラグゲージ(GRGF)と通り側ねじリングゲージ用とまり側点検プラグゲージ(GRNF)の両方で確認するのに対し、JISではメーカーが検査成績書発行時に使う通りはめあい点検ねじプラグゲージ(GF)とリングゲージの使用者が使う通り側磨耗点検ねじプラグゲージ(GW)のようで、校正自体も違うので北米でJIS規格に基づいた校正ができないのであれば、補足事項の「メーカーが校正することが出来る」というのも適用できるのではないかと思っています。 何方か同じような状況にいらっしゃる(ISO/TS 16949規準で同様の状況下にある)方やJISとISOのねじリングゲージ校正について詳しい方いらっしゃいましたらアドバイス頂けないでしょうか?
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