• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:A7075の硬質アルマイトの仕上がりについて)

A7075の硬質アルマイトの仕上がりについて

このQ&Aのポイント
  • A7075の硬質アルマイト処理における斑点やクモリの原因について調査中です。
  • 現在の処理方法ではロットによって変色するものと変色しないものがあります。
  • 電食効果を抑制するために治具や固定ボルトに亜鉛膜を施すことで変色を防いでいます。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.1

同じように自社加工品をアルマイト処理専門の外注に出しています。自身そういう問題を体験したことはありませんが、処理屋さんから聞いたことはあります。以下は、その処理屋さんから聞かされた話の記憶に基づくもので、B坊自身の実体験による知識ではないことをあらかじめお断りいたします。 黒い斑点の群生は、アルマイト処理後の封孔処理が不適切で、腐食したと疑われます。数日から数週間おいて腐食が進むとそこが膨れてきたり、針で突いたように小さな虫食いのような孔となることもあるようです。 アルマイトの膜は電子顕微鏡的には蜂の巣状で孔だらけですので、後からその空洞をふさぐ処理をするのですが、それが不十分だったりムラがあったりすると、そこから腐食するようです。 白いムラムラの雲のような曇りは、処理前の苛性ソーダ洗いによる脱脂が不適切で、エッチングにムラができたか、処理終了後の洗浄が不適切だったのではないかと疑われます。 アルマイトは「膜厚20μ」といっても、メッキのように素材の表面に20μ乗るわけではなく、素材の表面が電解液中で酸化されながらアルマイト層が生成される(陽極酸化と呼ばれるゆえんです)ので、膜厚のほぼ1/2が素材に浸透し、残り半分が素材に乗ったような状況になりますが、このときエッチングにムラがあると、白濁りになりやすいようです。 また、処理終了後の洗浄が不適切だと、アルマイト層の無数の孔に電解液の残渣や汚れが染み込んでしまうのだそうです。 以上おおむね処理側に問題があるように思われますが、処理屋は内心しくじったと思っていてもなかなかそうとは認めないでしょう。 加工が悪い vs 処理が悪い と責任の押し付け合いになりそうなので、事と次第によっては、アウト品を別の処理屋に持ち込んで見せるなど、いささかえげつない手も使わざるを得ないかもしれません。 ただし、アルマイト処理では、前処理や電解条件を同一にしても、合金に添加されている元素の影響により、アルマイト皮膜は仕上がりの光沢、発色が異なります。 したがって、A7075のような複雑な合金では、素材の影響も疑われます。 B坊自身の体験ではアルマイトではありませんが、阪神大震災後にジュラルミンの供給が逼迫してやむを得ずK国産を使ったところ、規格上は同じ材料であるにもかかわらず、それまでは何の問題も無く切削加工できていた物が大きく加工ひずみをしてしまい、どんな対策も無駄でまったく使い物にならなかったことがあります。費用と時間を掛けて研究機関にでも持ち込みでもしない限り、こういう問題の原因は加工屋レベルでは突き止められません。 百発百中アウトになるならともかく、因果なことに時々不具合が出る、というのは実に困りもので、良い結果が出ることをお祈りいたします。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 うちの硬質アルマイト処理は耐摩耗性を高めるために封孔処理をしていない 模様です。(メッキ処理業者の助言により) メッキ後の耐食性を考えた時にここも一考が必要ですね A7075の素材バラツキに関してもB坊さんの言われる様な事を聞いたことがあります。 国内で流通しているA7075はほとんどが相当品らしく、加工業者の話によると白銅製のYH75あたりが一番優秀らしいです(高いですけど) ただ、現状使用しているのが応力処理のためにT651でプリテンション処理を している材質を使用しています。 また、投稿以降、社内で調査をしている最中にA7075の表面にすでに黒いブツブツを発見しました。 加工後2日ほど経過した製品なのですが、サビなのでしょうかねぇ・・・ 水性切削油を湯洗浄で乾燥させた後の出来事なのですが、あらためて驚いてます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • アルミA7075の腐食について

    旋盤でA7075の製品を加工しているのですが、加工中にワークを爪で掴んでいる部分が腐食してしまいます(灰色の斑点)。 加工は時間にして15分くらいです。 腐食を防ぐ方法があるのでしょうか?切削油は水溶性、三井のハングスタを使っています。 切削油が原因だと思うんですが、マシンが大きく 切削油タンクも200Lと大きいので切削油の総入れ替えも考えてしまいます。 ドライ加工は膨張など精度面で考えていません。 良い知恵を貸していただけましたら幸いです。 宜しくお願い致します。

  • 金属の腐食について

    マシニングセンターでアルミを削ると治具接地面に腐食が起こります 治具の素材はS45CやSS400 素材はアルミ7075-T651 切削油はホーカットの水溶性切削液(795B)です 他の材質のアルミは大丈夫なのですが、7075-T651だけは黒い腐食が起こります 数十分加工しただけでも腐食します 原因は何が考えられますか? 今ある治具のまま対策を取るなら何が有効ですか? 経過報告です ホートンの方に実際に切削液を見てもらいました 濃度も問題ないようですし、このような不具合は聞いたことないそうです 数時間の加工ではたまにあるそうですが・・・ 推測としてはたまにやる鉄や炭素鋼の加工をしたときの細かなカスが影響しているかもしれないそうです そこで添加剤を数cc入れたところ飛躍的に改善されました ラベルには「変色防止剤4B-253」とかかれてました

  • A7075の錆び

    週末A7075を加工して 週明けに製品に黒いポツポツとした錆びらしいものが発生していました。 治具などに接触した箇所ではない為、電解腐食以外の原因で、取替え者のエアーブロー不足だと考えました。 実際にA7075をペーパーで磨いた物に水溶性切削液(スギカット17とケミクールEA)、不水溶性、水をそれぞれ水置換性防腐剤をした物としない物の合計8種類準備して1週間放置したんですが、錆びません。 なぜ錆びないのでしょうか? 黒いポツポツは何でしょうか? 追記します。 皆さんの対策方法なども 教えてもらえませんか?

  • 亜鉛クロメートメッキの白い粉

    S45C、SCM415素材を機械加工後焼入れしたものをメッキ加工業者に持ち込み、脱脂、酸洗、亜鉛クロメートメッキを施してもらっている品物で、過去何年も同じ工程で正常に流れていたのですが最近突然、メッキ後の表面に白い粉が吹いたように腐食痕のようなものが大量に発生するようになり困っています。 メッキの前処理液の状態、母材の組成、機械加工時の 切削液等、考えられる原因をいろいろ探ってみたのですがまったく改善しません。メッキ前にショット処理をしても同様に発生しますが研磨すれば不良は発生しなくなるのですがすべてを研磨するわけに行きません。現象の原因として考えられる要因に心当たりのある方は教えてください。また発生した製品を再処理して正常にメッキ処理をしていただける加工業者の方、 大阪近郊にありましたら教えてください。 よろしくお願いします。

  • アルミの電食を防ぐのに最適なメッキ

    アルミ(Al6061)をかしめて鉄板(SPFC)を止めています。 耐食要求として、「720h赤錆なきこと」が条件のため、 鉄板に以下3種類メッキを検討しています。 ?亜鉛ニッケル合金メッキ ?鉄亜鉛合金メッキ ?亜鉛メッキ+トップコート(水性コーティング材、関西ペイントのコスマーNC等) これらであれば、「赤錆発生」については問題ないと思うのですが、電食によるアルミの腐食について優位差はあるのでしょうか? メッキの電位等が良く分からず苦慮しています。 よろしくお願いいたします。

  • 3価クロメート皮膜に出た白い物質について

    よろしくお願いいたします。 3価クロメート皮膜を施した亜鉛めっき品のボルトの頭部に白いクモリが発生しました 亜鉛が腐蝕したような白錆とは様子が違い クロメートの表面が 変色しているような感じで付着しています この物質は何でしょうか また、どんな状況で発生するのでしょうか 教えてください。

  • 受け当たり面の変色

    お世話になります。 ADC12で自動車エンジン部品の加工をしています。 加工する面が多面あるので、ある面を加工するときは先に加工したフライス面を受けて他の面を加工します。 問題は加工後、加工面と治具の受けが当たった個所が黒く変色します。 加工後変色した個所をアルコールで拭くと多少は落ちるのですが、完全には落ち切りません。 何が原因で黒く変色するのでしょうか? ちなみに製品は4気筒のクランクケースで、この治具は3点で受けています。 1点の受け座の大きさは10mm*10mmで、3か所合わせて8kNで押さえています。 切削液は水溶性エマルジョンです。 黒く変色する以外にも、製品にダコン(圧痕)が付きます。 当初は切り粉が受け座の上に乗っていてその状態で製品をセットし、ダコンが付いたと思っていましたが、どうも製品が剥がれて受け座にこびりついているような感じです。 砥石で磨くとその後1~2個は問題ないのですが、それ以降はダコンが付き出します。そのままの状態で加工するとどんどん大きくなっていきます。 今まで何十種類とアルミ製品の加工を行ってきましたが、今回のような現象は初めてで困っています。 客先から今回の変色と圧痕が発生する理由を説明してほしいと依頼されています。 どうすれば分かりやすく説明できますか? 電解腐食についてのページ等読みましたがいまいち良くわかりません。

  • 材料のピンホール

    材料によってピンホールの過多はへんかするものなのでしょうか?SPCCのプレス品を亜鉛めっき加工しているのですが、めっき後、材料のピンホール部分から変色が起こっています。めっきが悪いと言っていますが、めっきでは、材料にピンホールができる工程はありません。製品ロットによっては出ないものもあり、困っています。材料自体がばらつくことはないのでしょうか?また、対策はどうしたらよいでしょうか?

  • 亜鉛ダイカストへの硬質クロムメッキ

    下記問題が発生しています。明日9/13AMにメッキメーカと打合せするのですが、知識が乏しいのでどう対応しようかと迷っています。技術的な裏付け対応策、要因を知りたいと思っています。ご教授お願いします。 ・下地処理無しで硬質クロムメッキをしている。 ?エッジ部分に花咲きとしょうする粒粒が発生。電流、治具を工夫してもらっているが、完全ではない。 ?同じくエッジ部分でメッキがはがれている物がただ発生。 ?メッキ後、表面に湯ジワと称する浮きが見られる。 なお、ダイカスト時の離型剤は日米のキャスターエース363を使用。 ?、?はメッキメーカの要因と思いますが、この要因・対策 ?はダイカストメーカの要因と思いますが、対策方法 以上よろしくお願いします。

  • 亜鉛ダイカストへの硬質クロムメッキ

    下記問題が発生しています。明日9/13AMにメッキメーカと打合せするのですが、知識が乏しいのでどう対応しようかと迷っています。技術的な裏付け対応策、要因を知りたいと思っています。ご教授お願いします。 ・下地処理無しで硬質クロムメッキをしている。 ?エッジ部分に花咲きとしょうする粒粒が発生。電流、治具を工夫してもらっているが、完全ではない。 ?同じくエッジ部分でメッキがはがれている物がただ発生。 ?メッキ後、表面に湯ジワと称する浮きが見られる。 なお、ダイカスト時の離型剤は日米のキャスターエース363を使用。 ?、?はメッキメーカの要因と思いますが、この要因・対策 ?はダイカストメーカの要因と思いますが、対策方法 以上よろしくお願いします。

このQ&Aのポイント
  • PT-9700PCのカッター刃を交換する方法と注意点について解説します。
  • Windowsをお使いの場合、有線LANまたは無線LANで接続されている環境で交換作業を行ってください。
  • カッター刃を交換する際には、ブラザーの公式ウェブサイトから対応する交換用の刃を購入し、取り扱い説明書に従って作業を行ってください。
回答を見る