閉磁路中の磁束測定法について知りたい

このQ&Aのポイント
  • SM490C板厚15ミリを電磁石で交流磁化する場合、磁化された試験体の表層部の磁束を現場的かつ簡便に測定する方法があるか知りたい。
  • ドイツの技術者が電磁石の表面にセンサーを押し当てて測定する方法をご存知の方はいらっしゃいますか?
  • 試験面は平滑で閉磁路が形成されており、磁束をさえぎる方向にセンサーを当てることはできません。目安程度の測定精度で測定できる方法を教えてください。
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閉磁路中の磁束測定法

SM490C(板厚15ミリ)を、電磁石(コの字型、3600AT)で交流磁化(50HZ)しています。 このとき、磁化されている試験体の表層部(表皮効果があるので、厳密には決められませんが、たとえば表面から1ミリまでの範囲)の磁束を現場的に、簡便に測定する方法は無いでしょうか? 目安程度の測定精度で良いです。 試験面は平滑で、基本的に閉磁路が形成されていて、磁束をさえぎる方向にセンサーを当てることは出来ません。以前、ドイツの技術者が測定器のセンサーを電磁石の表面に押し当てて、測定しているのを見たことがあります。そのような測定器をご存知の方、どうぞご教示ください。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

材料の断面積が解りませんが、まず材料全体にサーチコイルを巻いて透過磁束を測定します。 次に、測定したい部分の一部を切り取り、出来る限り隙間を小さくして、切り取った部分にサーチコイルを巻いて、元の位置に戻し、切り取った部分の磁束を測定します。同時に全体の透過磁束も測定する。 切り取った後の、全体の透過磁束に変化が(減少する)あれば、それは一部を切り取ったために発生した磁路のロスと判断出来ます。 切り取った部分の磁束と、全体磁束のロスの合計が、測定したい部分の磁束量です。 電磁石の表面にセンサーを押し当てて測定しても、それは電磁石の表面に漏れている漏洩磁束を測定しているに過ぎません。 被測定物の内部(任意の位置)磁束密度を、外部から測定する方法は、ないと思います。

noname#230358
質問者

お礼

閉磁路の外部から磁束を測定する事はできない事がわかりました。別な間接的な方法を考えます。 ありがとうございました。

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