タフトライドでマスキングする方法を教えてください
- タフトライド(塩浴軟窒化)のマスキング材で厚さ30ミリの200パイのものに孔が開いています。
- テストでは内部に処理液が流れ込んでしまい、硬化層が出来てしまいました。
- ペーストなどでマスキングする方法についてご教授ください。
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タフトライド(塩浴軟窒化)のマスキング材
標記のタフトライドで厚さ30ミリの200パイのものに数個10パイの孔が空いているのですが、その孔以外にタフトをしたいと考えています。 逆に言いますと穴の中は、処理前のままという条件になります。 テストで面取り両面部にボールを乗せてクランプし、マスキングしましたところ、内部に処理液が流れ込んでしまい硬化層が少なからず出来てしまいました。 そろばんの玉状のもので両面クランプ、孔径に圧入に近い寸法で棒を入れるなどテストは進めるのですが、物理的に無理ではないかと思っています。 そこで、ペーストなどでマスキングが出来ないかと考えておりまして、550度近くで、液体の中ですので?なのですが、そのような都合の良いものを知っておられる方がいましたらご教授ください。 よろしくお願いいたします。
- 熱処理
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窒化を行うワークの材質が不明ですが、一般的な鉄系の材料であれば東亜合成のアロンセラミックC が良いと思います。 Google等で ”東亜合成 アロンセラミック”の単語を入れれば価格、仕様等が有る程度把握できると思います。 以前実施した時の記憶としては、ペースト状の接着剤を刷毛で必要な部位に塗った後、その乾燥(100℃~150℃)に時間が掛かる(急熱すると接着剤に亀裂が発生)のと タフトライド後にその接着剤を除去するのにショットブラストの投射等、物理的な応力を掛ける事が必要でした。 従ってφ10の穴深さが深い場合若しくは母材の硬度が低い場合は、採用できないかもしれません。 他の方法としてタフトライドの窒化層が100μ程度ですので、φ10の穴加工をタフトライド後に実施する方法も有ると思います。
その他の回答 (1)
熱処理防止剤というものがあります。 http://www.pnk.co.jp/products/chemicals_02.html このHPで紹介されていますが、熱処理を依頼するときにお願いすればやっていただけると思います。 タフトライドではなくガス軟窒化処理のほうが窒化防止には向いていると思います。ガス軟窒化処理においてもタフトライドと同様な硬化層(イプシロン層、拡散層)が得られますので検討してみてはいかがでしょうか? 書き忘れましたが、材質によっては窒化層が付き難い物があります。材質、使用用途を教えていただければ詳しいアドバイスが送れると思います。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 ご紹介いただきました、熱処理防止剤には、たどり着きましたが塩浴内では溶け出してしまうと勝手に考えていまして、他に良い方法が無いのか捜しております。 塩浴で使えるのか、メーカーに確認してみます。 ガス軟窒化処理のほうが窒化防止には向いているとのご意見ですが、当方に処理の選択権が無く、加工を請け負う会社ですので…。 ただ、すべり抵抗には、差が出るような事を客先が言っていましたが、どうなんでしょう…。 いずれにしましても回答ありがとうございます。 他にアイデアありましたらまたお教えください。
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