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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ステンレス鋼の脱炭について)

ステンレス鋼の脱炭について

noname#230359の回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

現在使用されている水素ガスは、管壁の酸化変色を避けるために、乾燥度の高いガスではないかと推測します。とすると脱炭のメカニズムは水素と カーボンがCH4等の炭化水素系化合物を生成することに因ると考えられ、この推定に立って意見を述べます。 例に挙げたCH4 は温度上昇に伴って化学的安定性が低下し、約540℃からは実際的な反応速度で 自崩壊(熱分解)が始まります。つまり運転条件は所期の反応を促進すると言うよりも、逆に阻害する環境を構成しています。これが所用処理時間が極めて長くなる原因です。反応論的に見て是を回避するためには、処理運転温度が低いほど望ましい訳ですが、一方で拡散エネルギレベルが低すぎて、目的のカーボンがマトリックス内で動かなくなってしまうといった、相互に矛盾する要因を孕んでいます。 もしや製品は原子力関係の設備に採用されるような高級材ではないかと推測され、そのために幾多の縛りが窮屈で改善提案の余地は無いのかも知れないと思いながらの提案です。 ○一般に耐食性を保持するため、ステンレス鋼の 炭素量は低いレベルに調整されていますが、  処理前後のカーボン量、および材料番号を提示 できますか? ○カーボンは3000℃で運転される真空炉の  ヒータに用いられる程、蒸発しない元素です。  故に実効的に脱炭させるためには、高温下で  酸素と反応させる以外に方法は有りません。  一端、表面を酸化状態にして、然る後に再還元  をすることが、材料に要求される条件から見て  許されますか?

noname#230358
質問者

お礼

御回答ありがとうございました。 今後の実験に貴重なアドバイスとなりました。 御質問について回答致します。 1.使用しているステンレス鋼はSUS316L  です。 2・酸化処理後、再還元することは可能かどうか   判断がつきません。   酸化還元を繰り返すと、ステンレス鋼の   剛性に問題が生じるとの話を聞きました。   脱炭後のステンレス鋼使用条件は、0.40.7   MPa程度の圧力でガスを流通させます。   剛性面から見て問題は起きないのでしょう   か?  

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