- ベストアンサー
複素数と図形
複素数平面上に三点A(z),B(z^2)C(z^3)を取り、z=r(cosθ+isinθ)(r>0)とする。 三角形ABCがAB=ACの二等辺三角形となるとき、z全体の表す図形を求めよ。 この問題の解き方を教えてください。 計算過程もお願いします。 ※絶対値を使って、z=r(cosθ+isinθ)を使わずに解くのが簡単ですが、あえて、z=r(cosθ+isinθ)を使って解いてください。お願いします。
- gottogotto
- お礼率80% (4/5)
- 数学・算数
- 回答数1
- ありがとう数1
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
> ※絶対値を使って、z=r(cosθ+isinθ)を使わずに解くのが簡単ですが、あえて、z=r(cosθ+isinθ)を使って という制約が曖昧なので答えづらいのですが…辺の長さ自体が絶対値で表されるので、絶対値を一切使わないという事はできません。とすると、何処まで絶対値を使って計算して良いのか、何処から極形式で計算しなければならないのかというのが問題になります。以下、どの程度絶対値を使うかに従って二つ回答を呈示します。 後、前提を追加させて頂きます: (前提1) 三角形ABCは潰れない (つまり、AB≠0, BC≠0, AC≠0) ----- (解1) 絶対値を使った式変形が許される場合 AB = |z-z^2| = |z|×|1-z| AC = |z-z^3| = |z|×|1-z|×|1+z| = AB×|1+z| AB = AC と (前提1) より、 1 = |1+z| = |1 + r cosθ + i r sinθ|. 辺々自乗し整理 1 = |1+z|^2 = (1+r cosθ)^2 + r^2 sin^2θ = 1+2r cosθ + r^2, r (2 cosθ +r) = 0. r>0 より、 2 cosθ +r= 0, r = -2 cosθ■ ----- (解2) 絶対値の因数分解が許されない場合 (結局絶対値の因数分解を手でやっているだけなので不毛な感じがしますが…) 各点の複素数は A: z = r(cosθ + i sinθ), B: z^2 = r^2(cos2θ + i sin2θ), C: z^3 = r^3(cos3θ + i sin3θ). 辺ABの長さを r, θ で表す: AB^2 = |r(cosθ - r cos2θ) + i r(sinθ - r sin2θ)|^2 = r^2 ((cosθ - r cos2θ)^2 + (sinθ - r sin2θ)^2 ) = r^2 (1 + r^2 - 2r (cosθ cos2θ + sinθ sin2θ) ) = r^2 (1 + r^2 - 2r cosθ). 辺ACについても同様に、 AC^2 = r^2 (1 + r^4 - 2r^2 cos2θ) = r^2 (1 + r^4 - 4r^2 (cosθ)^2 + 2r^2). AB = AC より、 AB^2 = AC^2, r^2 (1 + r^2 - 2r cosθ) = r^2 (1 + r^4 - 4r^2 (cosθ)^2 + 2r^2), r - 2 cosθ = r^3 - 4r (cosθ)^2 + 2r, [∵ r>0], 0 = r + 2 cosθ +r (r^2 - 4(cosθ)^2) = (r + 2 cosθ) (1 + r(r+2cosθ)) = (r + 2 cosθ) ((r+cosθ)^2 + (sinθ)^2). よって、"(i) r = -2 cosθ" または "(ii) r = -cosθ かつ sinθ=0" となる。 sinθ = 0 の時、三角形ABCは潰れてしまうので (前提1) に合わない。つまり (ii) は解として不適。 よって r = -2cosθ■ ----- ※もし (前提1) を置かない場合 r = -2 cosθ の他に r = 1, θ = 0 も解になります。つまり答えは、 r = -2 cosθ または (r, θ) = (1, 0) になります。
関連するQ&A
- 複素数の極形式のマイナスがつく場合についてです。
複素数の極形式のz=r(cosθ+isinθ)、r=lzl、θ=argz にてcosθとisinθの頭にマイナスがついても(例:z=r(cosθーisinθ)やz=r(ーcosθ+isinθ))それは複素数の極形式といえるんですか?
- 締切済み
- 数学・算数
- ベクトルの内積を複素数で表したい
はじめまして。 複素平面上の点 0, z(1)=r(1)*e^iθ(1)=r(1){cosθ(1)+isinθ(1)}, z(2)=r(2)*e^iθ(2)=r(2){cosθ(2)+isinθ(2)} を考えます。 原点0からz(1)への2次元実ベクトル、 ( r(1)cosθ(1), r(1)sinθ(1) ) と、原点0からz(2)への2次元実ベクトル、 ( r(2)cosθ(2), r(2)sinθ(2) ) を考えます。 このとき、二つの2次元実ベクトルの内積 ( r(1)cosθ(1), r(1)sinθ(1) )・( r(2)cosθ(2), r(2)sinθ(2) ) を複素数z(1)、z(2)を用いて表したいのですが、どういった形になるのでしょうか? また、二つの複素数z(1)、z(2)の積 z(1)*z(2) をベクトルOz(1)、Oz(2)を用いて表したいのですが、どういった形になるのでしょうか?
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 複素数
次の複素数を極形式で表せ。ただし、0°≦θ<360° z=1-(cosθ+isinθ) z=1-(cosθ+isinθ) =1-cosθ-isinθ =2sin^2θ/2-2isinθ/2cosθ/2 =2sinθ/2(sinθ/2-icosθ/2) =2sinθ/2{cos(90°-θ/2)-isin(90°-θ/2)} =2sinθ/2{cos(θ/2-90°)-isin(θ/2-90°)} となるそうです。 極形式で表せということは z=r(cosθ+isinθ)にもっていくことは分かるのですが、そのもって行きかたが分かりませんでした。 式の1行目から2行目は普通の展開ですよね。 2行目から3行目とそれ以降は何をしているのですか? すいませんが解説をお願いします。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 複素数のw=1/zという式のについて
複素数z,wの間にw=1/z の関係があり、zは条件|z-1|≦1, z+z-≧2を同時に満たすものとする。(z-はzのバーです) (1)zの表す(複素数平面上の)点の存在範囲を図示せよ (2)wの表す点の存在範囲を図示せよ (1)でzは中心1半径1の円の右半分が答えになりました。 そこで(2)なんですが、w=1/zからzの存在範囲をwに伝えるときに解答ではz=x+yi, w=X+Yi,とおいて実部虚部を見比べて何とか関係式をつくってそれを(1)で求めた軌跡の式に代入しているのですが、ややこしくてなかなか自分でできません。考えてみたんですが、z=r(cosθ+isinθ)とおくと、w=1/z=r(cosθ+isinθ)^-1=r(cos(-θ)+isin(-θ))とかけますよね?ここから視覚的に(1)で求めた図形からwの表す点の存在範囲を図示することはできないのでしょうか?また、できないならそれはなぜでしょうか?よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 複素数平面の質問です
複素数平面の質問です f(z)=z-z^3/3(さんぶんのいち、ぜっとさんじょう) z∈C、絶対値z=1 を複素平面に図示する事が出来ません u=cosθ-cos3θ/3 v=sinθ-sin3θ/3 から出せる事は分かったのですが、ここから図示が出来ません。 またこの2つの値を出す迄の計算過程が、恥ずかしながら公式等を参照してもよく分かりませんでした。 どなたか教えて下さい。宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 複素数平面でのベクトルの扱い方について
複素数平面の問題で複素数をベクトルで表していいんですか? また、複素数平面の図に→OAなどと書いていいのですか? 例えば点Aを表す複素数αがあったとき、αと書かずに→OAと書いていいんですか? また、点Aを原点中心に60度回転させるとき、α・(cos60°+isin60°)と書かず に、→OA・(cos60°+isin60°)と書いていいのですか? 先生によって言うことがまちまちなので混乱しています。よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 複素数の問題です
Z=cos(360°/7)+isin(360°/7) (1)z+z^2+z^3+z^4+z^5+z^6を求めよ。 これは、等比数列とみて-1とでました。 (2)複素平面において、1,z,z^2,z^3,z^4,z^5,z^6があらわす点をP0,P1,P2,P3,P4,P5,P6とする。三角形P1P2P4tp三角形P3P5P6の重心をQ(α)、R(β)とおくとき、複素数α、βを求めよ。 (3)三角形P0QRの面積を求めよ。 (2)は、-1/6±(√7)/6i であっていますか?あっていなければ、答えを教えて欲しいです。 あと(3)がわかりません。解答の過程も教えてください。 どうぞよろしくお願い致します。
- ベストアンサー
- 数学・算数
お礼
解2がまさに私が欲しかったものです!! 0 = r + 2 cosθ +r (r^2 - 4(cosθ)^2) これが出てきて、どうやったらr = -2 cosθが出せるのかずっと困っていたのですが、因数分解を使うとは!すっきりしました。 本当にありがとうございます。