ガザ地区で大惨劇・虐殺、ファタハの姿が見えない謎

質問

ハマスとイスラエルによるガザ地区でのテロや報復攻撃の反復による被害者は、死者が双方に出ていて（パレスチナ1800余人、イスラエル60余人）悲劇惨状は極めて深刻です。

それに、和平や問題解決にアメリカもエジプトも国連も、ましてや周辺国（イラン・イラク・シリア・サウジ他）余り有効な手立て、明確な方針やリーダーの存在がないようです。
一日でも一瞬でも早く、停戦が成立し、持続するその中で安全性と将来ビジョンへの展望について話し合いの場が生まれ、事態の改善と平和への道が開ければと思いますが・・・

そんな思いの中に、素朴な疑問ですが、パレスチナ自治政府側にファタハ並びにアッバス議長の存在・指導力や影響力が薄れているように思うのですが、パレスチナ住民における支持や暫定国家内の勢力図に於いて、完全にハマス主導なのでしょうか・・・

そこで質問ですが

◇現在のファタハとハマスの勢力関係・支持率や対イスラエル・ガザ侵攻への対応の違いは？

◇今後のガザ地区の和平と改善への展望見通しは？

回答No.4

ninoue · ベストアンサー

ご存知の通りパレスチナは国家として存在してはいますが、ヨルダン川西岸地区とガザ地区に分れており相互間の交通はイスラエルの支配下にあります。

ガザ地区選出の閣僚が西岸地区で開かれる閣議に出席しようとしてもイスラエルに阻まれて出席出来ない事もあるとの事です。

ファタハはどちらかと言うとハマスと比べると西側との協調姿勢を取り受けが良く西岸地区を主な支持基盤としています。

ハマスはガザ地区を主な支持基盤としており、その地域の生活支援等を長く続けてきて住民から支持されています。

しかしイスラエルからは度々空爆や地上軍の攻撃を受けたり、ハマス関係者がイスラエルに攻撃され命を落したり刑務所に収容されたりされています。

イスラエルからの妨害や攻撃等があり、それらに対抗してハマスは時々ロケット弾攻撃をしたりしますが、それの数十倍、数百倍近くの反撃をイスラエルから受け、人命住宅インフラ破壊等が度々繰り返されてきています。

パレスチナ国内の主導権争いもあり、ファタハはガザ地区が攻撃されても殆ど対応していないのではないでしょうか。

元はと言えばイギリスの二枚舌外交(三枚舌外交?)等が発端となったとの事ですが、酷い話ですね。

イスラエルに対する国連の非難決議も毎回アメリカの拒否権に会っているようですね。
アメリカやイスラエルの理不尽な他国に対する攻撃や侵略などが何時まで繰り返されるのでしょうか。

今後の展望や見通し等については分りません。
暫くは現状のままイスラエル側からの攻撃とそれに対応した僅かな反撃、停戦等が繰り返されるのではないでしょうか。

次のサイト等が詳しいようですので調べてみて下さい。

http://synodos.jp/international/9289
パレスチナ統一内閣の光と影――ファタハ・ハマース連立に課された課題

http://www.jccme.or.jp/japanese/11/pdf/11-06/11-06-29.pdf
ハマスのガザ制圧とパレスチナ情勢

上記記事は2011年の記事ですが、現在も殆ど情勢は変らないように感じられます。

http://tanakanews.com/
田中宇の国際ニュース解説
世界はどう動いているか

http://tanakanews.com/d1020gaza1.htm
ガザ訪問記

http://tanakanews.com/140718gaza.htm
出口のないイスラエルのガザ侵攻

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http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diaryall/
桜井ジャーナル　新着記事一覧

http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201408020000/
根拠もなくハマスを非難、ガザを攻撃して1650名以上の市民を殺害したイスラエルはIS創設に関与

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岩上安見のIndependent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/ガザ地区

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/159466
【ガザを伝える「第三の目」〈1〉】
「なぜイスラエルは僕たちを殺すの？」米・イスラエルに追従しないスペイン語圏の記者が寄り添い伝える、ガザの「日常」と「非日常」

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/159855
【ガザを伝える「第三の目」〈2〉】
「見て見ぬふりはできない」攻撃の最前線で病院を守り続ける二人の外国人 ー第三の視点が映し出す「人間の盾」という選択肢

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/159910
【ガザを伝える「第三の目」〈3〉】
「たとえ刑務所に入れられても兵役拒否を貫く」 イスラエルの若者たちに広がる反戦運動

田中龍作ジャーナル
http://tanakaryusaku.jp/2014/07/0009789
【ガザ発】 発電所長 「明日にも電気が止まる」

お礼

ご回答いただきまして誠にありがとうございます。

＞イスラエルに対する国連の非難決議も毎回アメリカの拒否権に会っているようですね。
アメリカやイスラエルの理不尽な他国に対する攻撃や侵略などが何時まで繰り返されるのでしょうか。

＞今後の展望や見通し等については分りません。
暫くは現状のままイスラエル側からの攻撃とそれに対応した僅かな反撃、停戦等が繰り返されるのではないでしょうか。

関連記事のＵＲＬや広範な視点からの考察・解説を賜りまして、大変参考に成りました。
そもそも、ＰＬＯの動静が聞こえずハマス関連の記事が多く、その違いや影響力、住民の支持状況と対イスラエルへの交渉能力と和平への可能性＆ポイントを知りたく質問したものです。
お陰様で、調べる糸口、概況について良く分かりました。

回答No.3

wakaranyo2

互にぶつから無い政策を取れば問題も起こらないとおもうのですが、どっちも生物で可能ではないでしょうか。強欲な者が衝突を作ってているのでしょう。

お礼

ご回答いただきまして誠にありがとうございます。

＞互にぶつから無い政策を取れば問題も起こらないとおもうのですが・・・・・

それは、その通りでしょうが、どの様に誰が何時と言った５Ｗ１Ｈが試行錯誤・当事者間の危機意識の上で為され実行されて収束してゆけば良いのですが

回答No.2

あずき なな（@azuki-7）

この辺りは永久に平和が来ないと思います
だってアラブ(ハマス)とユダヤ(イスラエル)の言い分はどちらも正当ですから

お礼

ご回答いただきまして誠にありがとうございます。

＞この辺りは永久に平和が来ないと思います
だってアラブ(ハマス)とユダヤ(イスラエル)の言い分はどちらも正当ですから

そうですね・・・紀元前からのアラブとユダヤの民族・居住地・宗教の対立・遺恨は、翻って思考するに、かの有名な朝鮮半島の国と我が国の対立や歴史認識の差異を遥かに凌駕する深刻で根深いものでしょうね・・・

回答No.1

mpascal

ガザ地区は、ファタハ派がら独立してハマスが支配しているみたいですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B6%E5%9C%B0%E5%8C%BA

お礼

ご回答いただきまして誠にありがとうございます。

＞ガザ地区は、ファタハ派がら独立してハマスが支配しているみたいですね。

参考ＵＲＬを含めまして、情報提供ありがとうございます。
そうなんですが、現実の脅威と過激に対立・強硬論並びに難民への支援がファタハの話し合い穏健路線の行き詰まり＆マンネリに対する不満によりハマスに支持が流れたように思いますが、その経緯と今後の見通し、何よりもアラファト・アッバス以降のリーダーの動静＆発言＆情報が余りにも少なく、今回の騒動でも交渉にも戦闘にも表面に出てこないのが疑問だったのです。