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ラノベ作家になる為に必要なこと

tapaの回答

  • tapa
  • ベストアンサー率46% (153/330)
回答No.10

質問日時が少し前ですが、まだ解答を受け付けているので、せっかくですので……。 まず結論を言うと、『萌え』がないライトノベルというのは、ほぼありません。 なにせライトノベル業界は、2000年代から「涼宮ハルヒの憂鬱」など『萌え』というジャンルが勢力を強めたところがありますし。 少年漫画にはいろいろな漫画がありますが、やはり『バトル』があると良いのと同じです。 なので、もし質問者さんがライトノベル作家になりたいのであれば、『萌え』要素を入れるのは無難な道です。 とは言え、そこで拒否反応を起こさないでください。 ものは例えなのです。 『萌え』がどの程度あるか、またどのような種類かは作品によって全然違います。 実際の作品をいくつか例にあげれば…… 涼宮ハルヒの憂鬱(角川スニーカー文庫) 『萌え』を広めた代表的なライトノベルです。 一応はシリアスな物語内容にはなっていますが、メインヒロインはツンデレで、サブヒロインはメイド服を着させられる子とクール系の子であり、『萌え』の基本をしっかり抑えている作品となっています。 這いよれ!ニャル子さん(GA文庫) これは萌え系のデザインのキャラクターがヒロインで、物語が進むに連れてヒロインが増えていくという典型的なハーレム系のライトノベルです。 しかし、読者がこのヒロイン達に萌えているのかと言うと微妙です。 なにせこの物語は、『萌え』という『エロ』や『コメディ』の要素の方が強いからです。 空の境界(講談社文庫) この作品のヒロインは、デザインこそあまり萌え系ではないですが、萌えると人気です。 しかし、実際に物語中で萌えるイベントは、片手で数えられるくらい少ないです。 どちらかと言うと、恋愛小説において、「このヒロインは純粋なところがあって良い子だな」と思うのと似た感じです。 しかも物語の9割は異常なまでに難しい内容で、このヒロインの萌え要素が少しでもないと、ただの難しい本で終わってしまいます。 ……と、とりあえず3つの作品を取り上げてみました。 どうでしょう? 『萌え』と言っても色々あるでしょう。 いわゆるキャラ属性が『萌え』であったり、デザインだけが『萌え』であったり、可愛いの延長線上に『萌え』があったり……。 なので、質問者さんが自分で描く物語に『萌え』を入れたくなくても、例えばメインヒロインが無口で可愛い少女であれば、それだけで『萌え』要素が加わったということになります。 ということで、別に無理して『萌え』をライトノベルに加えようとしなくても大丈夫です。 極端な話、女の子をメインヒロインにするだけで、それはもう充分な『萌え』です。 そして、その女の子を表紙にして、萌え系のデザインをするイラストレーターさんに依頼すれば、そのライトノベルはどこから見ても『萌え』です。 実際、電撃文庫・角川スニーカー文庫・富士見ファンタジア文庫・MF文庫J・講談社ラノベ文庫・ガガガ文庫・GA文庫など、どれを見ても萌え系な女の子が表紙ばかりであり、これは多くの読者と出版社が『萌え』を求めている証拠なのですが、実際中身を見てみると、思いの外シリアスだったり重い話だったりすることもあります。 それに、メディアワークス文庫を始めとして、少し大人向けのライトノベルを出版している所などは、『萌え』要素がほとんどない作品も出版したりしています。 ということで、最初の話――結論に戻るのですが、ライトノベルには『萌え』が必要と言っても、それは最低限女の子のヒロインがいればどうにでもなるものなのです。 『萌え』が必要か否かは、しっかりと売上を気にするのであれば必要でしょうが、それほど神経質になるべきものではありません。 なので、『萌え』な作家じゃなくてもライトノベル作家としては大丈夫です。 なにせ後から勝手に出版社が『萌え』要素を表紙につけてくるのですから。 ただ、どうしても重すぎる話とかになると、出版社が「少しの『萌え』を入れて、少しは明るくしない?」とか注文があるかもしれませんが……。 と、グダグダ書きましたが、まとめますと…… ・『萌え』がないライトノベルは、ほぼない ・だけど『萌え』とは、女の子がメインヒロインなだけで『萌え』だったりする ・つまり、売上など気にしなければ、作家に『萌え』は必要ない ……こんな感じでしょうか。

setuno_057
質問者

お礼

ご回答有り難うございます。僕も、萌えというものは様々なモノが存在すると思い直したところです。 しかし、まさか空の境界が萌えの例えで出てくるとは思いませんでした。僕は奈須きのこさんの作品は(DDDは今どう捉えたらいいのか分かりません)ほとんど大好きですが、空の境界に萌えというものはあったかどうかと思いだしてみました。そしたら、確かに最後、式が黒桐に「鍵をくれ」というシーンは、あぁ、あれは萌えだなぁと気づきました。あと、未来福音の瀬尾の一人称で進む話の口調は、あれもまた萌えなんですね。ばきゅーん。

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