中国、韓国の疑問について

質問

• なぜ韓国は竹島侵略を自国のものと主張しているのか
• なぜ日本軍の慰安婦問題は世界で日本を罵倒する原因となっているのか
• なぜ日本政府は中国の領土問題や海域進入に対して積極的な抗議を行わないのか

回答No.5

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基本的には、「法治国家か？そうでないか？」と言う問題になるのかな？と考えています。

そもそも国家なんてのは、基本的には自国の利益に資すかどうかで、物事を判断しますよね？
従い、竹島を占有，実効支配した側の韓国と、我が国の領土であるとする日本では、主張が真っ向から対立するのは当たり前で、言い換えれば、真実は一つですが、事実はそれぞれが主張する２つの事実が存在します。

これは個人レベルの事件でも同じで、一方は有罪でもう一方は無罪など、正反対の事実を主張し合うのがごく普通であって、争うと言うものが、そういうモノなんです。

いずれの事実が正しいか？は、最終的には裁判所などの司法が判断し、またその判断の基準は法律や証拠です。
言い換えれば、真っ向から対立する同士でも、唯一、共有出来たり、共有すべきなのは、法律論です。

日本は戦前から、割とこの法律などには精通し、また忠実なんですよ。
当時の日本は、先進国に遅れること２００年くらいで明治維新を迎え、開国，西洋化しましたが、江戸時代末期に、不平等条約の改正やら三国干渉など、外交や国際関係では苦労しましたので、国際法などを必死に勉強し、法律論で理論武装して、各国とかなり渡り合いましたから。

また戦後は敗戦国の弱みなども含め、国際法にはガチガチに従い、外交も国連重視の姿勢です。
国際的にも「超」が付くくらい、遵法国の優等生，模範生です。
極論しますと、国益に反してでも、遵法であろうとしますし、相手が理不尽であっても、我が国は国際法等に違反する様な理不尽な行為は絶対にしません。

問題は、日本が揉め事を抱える相手国で、中国や北朝鮮は法治国家ではありませんし、アメリカとかロシアも含め超大国は、「我が国が法だ」くらいに思っている様な国で、国際法を破るなど、何とも思ってません。

また韓国も、厳密，厳格な法治国家では全くありません。
実際、仏像盗難事件でも、国際法では「まずは返還（原状復帰）」であるにも関わらず、韓国司法は韓国に残置と言う判決を下していますが、韓国と言う国は、法律や条約よりも、国益とか国民感情などを優先した事例です。

即ち、それらの国と主張が真っ向から対立した状態においては、法律と言う最低限の共通認識さえ持てないのです。

従軍慰安婦問題の有無や真実は別として、戦時中の法律では、そもそも大して問題では無いのです。
朝鮮は日本の植民地であって、当時の日本の法律では、売春は違法では無く、最大の問題である強制性でさえも、国家総動員法においては認められる範囲があるでしょう。

それを現在の感覚で、人道的な観点から、話しを盛って文句を言ってるだけですが、こと法律的に言えば、日韓条約を締結し、過去を清算し和解したにも関わらず、「もっと賠償しろ！」なんてのは、論外の話しです。

実際、韓国側が被害者であると言うなら、国際司法裁判所に提訴すりゃ良い話しです。
日本はあらゆる事案に対し、自動応訴すると言う宣言をしていますので、逃げ隠れしません。
でもそんな提訴をすれば、韓国が１００％敗訴し、韓国国民から韓国政府が責任追及されますので、提訴なんて出来ません。

だから中国とか韓国は、ヤクザの如き「罵倒」などしか、日本を攻撃する術は無いのです。
誰もが納得する法的根拠や証拠があれば、第三国の仲裁やら、国際司法裁判など、正当で合理的な解決策を選択しますし、現在の問題など発生するはるか以前から、日本は「応じる」と国際社会に公言しています。

どちらが正々堂々としてるか？など言うまでもありませんし、日本は相手国を誹謗中傷する必要も無いし、まともに相手する必要も無いので、現状の対応は、まんざら間違っていません。

ただ、中韓などは卑劣な上に、その卑劣に長けており、本来は法やルールの問題ですが、司法の場では無く、道徳などに訴えているワケですね。

その部分には、合理的かつ適正に、日本も対抗していくべきかも知れません。