アントニオ猪木参議院議員の北朝鮮渡航の目的は？

質問

参院の渡航不許可の決定に従わずに、北朝鮮を訪問したアントニオ猪木参院議員の渡航の目的は何なのでしょうか？　売名行為ですか？

回答No.4

uniquepro

これまで北朝鮮平和の祭典などの国威発揚イベントへの招待を受け（この場合、別に猪木氏のみならず、とりあえず世界的に知名度のある人物は見境なく招待状を送りつけているようです。日本ならご存じと思いますが引田天功も招待を受けた１人でしたが、海外でもエリック・クラプトンやＵ２（あるいはボノ単体）、存命時のマイケル・ジャクソンにも送っていましたから）、猪木氏が訪問するというパターンが一般的だったようです。

ただ今回は特段大きなイベントの招待でもなく、また猪木氏側にも北朝鮮での利益・利権絡みの話がない（少なくとも先方へのお土産はない）。だからこそ、今回の訪朝が与野党双方から非常に疑念を持った見方をされています。

表向きの報道では件の日本人拉致事件への関与、という話も出ていましたが、冷静に考えて猪木氏が過去に政治力を行使したことは、過去のスポーツ平和党時代から１度もありません（イラク戦争で邦人人質解放？あれが猪木氏の所作ではないことは周知）。よってこの理由もいまいち信憑性に欠ける。

もしどうしても理由を付けたい、猪木氏にとってメリットのある訪朝とは何かと言われたら、おそらくはあの当時は１点しかないと思います。

「とりあえず日本国・日本維新の会の目の届かないところに離れたかった。」

冗談抜きで、猪木氏訪朝時の日本維新の会がどれほどゴチャゴチャだったか。最近元某県知事のハゲが参議院議員辞職を決めましたが、実際根っこは猪木訪朝と同じでは？という思いがあります。

偉そうに吹いていた維新の会の大阪側の首魁２人は、何をするにもボロばかり出て、結果的に党勢拡大最大のチャンスだった前回参院選では事実上の敗北。しかも生き残った議員で大阪サイドに与する議員は半分にも満たない。無論、反対側というのは、かの選挙敗北の要因の１つである、石原前都知事＆旧自民党の燃えかすの年寄り共が結成した「太陽の党」（そのまま変換すると大阪おなじみの”太陽の塔”と出るのですが）。選挙に打って出る際に体裁を整えるためとはいえ、基本的に賞味期限が切れた干涸らびたＧ３ＢＡ３集団を受け入れたことで、却って維新の会の支持は大きく削がれる結果に。その中で、はっきり言えば”名前だけで当選する”議員の中で、大阪にも東京にも与していなかったのが、前述のそのまんまハゲ知事であり（この人は現在解党作業真っ最中の某みんな的な党の党首とは近かったようで）、また猪木氏でもあるわけです。報道にも出ていますが、選挙終了後は少ない現職議員の奪い合い＆足の引っ張り合い。おまけに東京方の総大将でもある石原氏の体調不安まで飛び出して、かの政党はすでに空中分解そのもの。

ここで動物的勘を働かせるなら、普通沈みゆく泥船から逃れる手段を考えます。その中で、自分に火の粉が降りかかる状況だけは避けたい。特に今回みんな的党の分裂騒ぎを見ても分かる通り、政党助成金という泡銭を得るには、より大きな党に与しておく必要がある。そのためには、大阪・東京双方にとって、まさしく”広告塔”として議員の取り込みをするには、猪木とそのまんまの両名は欲しい存在だったはず。となると、奇妙に一致する北朝鮮渡航と議員辞職（あくまで個人的意見ですが、都知事選を見据えてというのは後付けの理由だと見ます前回と知事選で負けている印象は、今も都内の選挙民には潜在的にある。現職を捨てて挑むにはリスクは大きい）。

本来なら対北朝鮮への緩い対応に強烈な剣幕を見せる大阪方の首魁の”あの”市長が、今回の猪木氏訪朝に対しては違和感があるほどの大甘処分（野党議員にとっては議員や党員の資格停止はたいしたダメージにはならない。ちょっとした休暇程度）。それだけまだ猪木氏に使い勝手はあるという判断なのでしょうが、猪木氏が素直に従うかどうか。何より、

「私が副幹事長だったなんて知らなかった。」

この発言が一番気になるわけです。たいして複雑な組織構造をしていないはずの維新の会で、忘れるほど副が付く役職付きの人間がいるのかと。そうなると、これまでの経緯などぶっ飛ばして、

「ただの旅行？」

まさか、とは思いますが…何しろあのＩＮＯＫＩですしね。

あくまでもこれまで出ている情報を元にした推論に過ぎません（ただし書き終わってから見直してもたいした矛盾がない以上、一般的な見方かも知れませんが）。

ただ、今度の訪朝について、少なくとも日朝双方に”何の影響も出ていない”のですよね。しいてあるというなら、最高指導者を差し置いて首脳級の態度で応対した張成沢が、これが原因だとは思いませんがすでにこの世に（どころか肉体も存在自体すら）ない、という程度でしょうか。さすがにブラッと訪れた猪木氏と会ったことで機関銃で蜂の巣＆火炎放射器でウェルダンに、という処刑はないとは思いますが。

回答No.3

jumpup

日本と北朝鮮との間には国交がなく、にっちもさっちもいかない状況の中、アントニオ猪木議員が両国間のパイプ役になる主旨は理解できますが、国会議員である以上ルールは守るべきであり、30日間登院停止処分を受けたのは当然です。
そんなに北朝鮮に行きたければ、事前に参議院に渡航許可を取るか国会が閉会中に行くべきでした。
学校でも校則違反した学生は、停学・退学処分を受けるでしょう。
会社勤めのサラリーマンが就業規則違反をすれば、減給・謹慎・左遷・解雇処分を受けるでしょう。
国会議員がルール違反をして何のおとがめもなしで、国民にしめしがつきますか？
「アントニオ猪木議員一人が登院しなくて、日本に重大な影響があったのか？」
の声がありますが、私は賛成できません。

お礼

ご回答は有難いのですが、質問をよく読んでからにして下さい。

回答No.2

nishikasai

私の見当違いかもしれませんが、私はアントニオ猪木議員の行動を支持します。

北朝鮮の経済力はそれこそ日本の一つの県の実力もない弱小国だけど、核やテポドンをもっています。日本のすぐ近くにある国ですから日本にもたらす影響力は無視できません。

日本は現在北朝鮮と国交断絶の状態です。核やテポドンを持つ国と国交断絶しているのは危険です。イデオロギーは横に置いといて直接のパイプを持つ政治家はなにかのとき役立ちます。アントニオ猪木議員は北朝鮮出身の力道山の愛弟子のプロレスラーであるということで北朝鮮は最初から好意的でした。日本が敵対している国とパイプを持つ国会議員は国益に適います。

日本人はスタンドプレーを嫌います。常に正攻法であり集団行動です。それでは日本は不利になります。

日本がアメリカと戦うことになった先の大戦でも、実は蒋介石夫人宋美齢の働きが大きかったのです。
宋美齢は米国政府高官および高官夫人達が集うパーティーで日本軍の非道を訴え続けました。その結果、米国の世論は「日本討つべし」に大きく傾いたのです。

日本人はすぐ単独行動やスタンドプレーを非難しますがそれではいけません。アントニオ猪木が国会をさぼってどれくらいの国家的損失がありましたか？　北朝鮮が追い込まれてテポドンのスイッチに手がかかったとき日本のだれがそれを止めるべく説得に行けますか？　

私はアントニオ猪木議員の行動を支持します。

お礼

アントニオ猪木議員は北朝鮮出身の力道山の愛弟子のプロレスラーであるということで北朝鮮は最初から好意的でした。日本が敵対している国とパイプを持つ国会議員は国益に適います。→納得。

日本がアメリカと戦うことになった先の大戦でも、実は蒋介石夫人宋美齢の働きが大きかったのです。宋美齢は米国政府高官および高官夫人達が集うパーティーで日本軍の非道を訴え続けました。その結果、米国の世論は「日本討つべし」に大きく傾いたのです。→本当だろうと思います。

日本人はすぐ単独行動やスタンドプレーを非難しますがそれではいけません。アントニオ猪木が国会をさぼってどれくらいの国家的損失がありましたか？　→今は判らないが、もっと大きな問題がある気がする。例えば、猪木議員が行ったまま北朝鮮に拉致されたとしたら、『猪木の自己責任だ』とほっとく訳にいかんじゃないか？　国会議員だから。

北朝鮮が追い込まれてテポドンのスイッチに手がかかったとき日本のだれがそれを止めるべく説得に行けますか？　→猪木議員では無理。

早速に有難う御座いました。なるほどと思うところがありました。

回答No.1

バグース（@bagus3）

自分が理事長を務めている日本スポーツ平和協会の
事務所を開設するためです

http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/2013/11/post-2f11.html

お礼

早速のご回答有難う御座いました。URLを見ました。

アントニオ猪木 ✔ @Inoki_Kanji
Follow
「元気ですかー！ 本日、私が理事長を務めているNPO法人スポーツ平和交流協会の平壌（ピョンヤン）事務所を開設しました。事務所の開設は北朝鮮を含めた東アジアにおけるスポーツ交流を行うために、何年も前から考えてきた計画であり、感無量です。」

　　アントニオ猪木参院議員（日本維新の会）が理事長を務めるＮＰＯ法人「スポーツ平和交流協会」は４日、北朝鮮・平壌に事務所を開設した。日本人スタッフは常駐せず、日常業務は北朝鮮側が担う。
　　訪朝している猪木氏は「何年か前から考えてきたことが実現し感無量だ。スポーツを通じ平和に貢献したい。日本にもその意義を伝え、理解してもらおうと思う」と語った。
　　猪木氏は４日、提携先である朝日友好親善協会の馬哲洙書記長と事務所開設に関する合意書に調印。２人で事務所名が記載されたプレートを取り付けた。馬氏はかつて外務省のアジア局長として日朝交渉を担当した。
　　プレートにはスポーツ平和交流協会の「代理事務所」と記載されており、運営には朝日友好親善協会が関与するとみられる。
　　猪木氏の訪朝については、参院議院運営委員会理事会が不許可を決めている。（共同）

　　以上の記述があった。スポーツ交流を行うために事務所を開設したという。で、国交のない北朝鮮とどのように交流するんだろうか？　さっぱり解らない。
　　念のため書いておく。私はプロレスラーとしては一番好きな選手だった。異種格闘技では手に汗を握った。参議院議員選挙では２回も猪木と書いた。しかし、この度は胡乱（うろん）なのだ。なにか不自然なのだ。