パレスチナは国では無かったの？

質問

先程、初めて知りましたが、パレスチナは国では無かったのですね。てっきりパレスチナとは元々の地名であり、国家で、そこに弾圧を受け、逃げ延びたユダヤ人が、国家を勝手に作り、それで揉めているとばかり思ってましたが、では、そもそもあの土地は一体何だったのでしょうか？元々何か国があったと思うのですが？

回答No.2

kongo2001

もともとはパレスチナ人の国に少数のユダヤ教徒も住んでいました。
そこに、国連の協議でアメリカ、ソ連の案として、聖地エルサレムの地にユダヤ人国家を作る案が提出、可決されました。　それは、パレスチナ国家を3分割しパレスチナ人、ユダヤ人、国連管理区とするものでした。
これに、パレスチナ人とアラブ各国が反発、紛争が発生します。

これが第一次中東戦争で結果としてイスラエルの勝利となり、戦乱を逃れる形でパレスチナ人の多数が国外に逃れます。

その後、第三次中東戦争でエジプト、シリア、ヨルダンなどのアラブ連合がパレスチナゲリラ支援の為にイスラエルに侵攻、大敗を喫しエジプトはシナイ半島を奪われ停戦、シリアも国土の一部を奪われ停戦、アラブ側の敗北により自治区に住んでいてアラブ連合とイスラエルに攻撃を加えていたパレスチナ人も国外に逃亡。
国外のアラブ国家で生活していたパレスチナ人は事業に成功する者が多数出て、各国の住民から妬まれ始め追い出され始めました。　そのため、パレスチナ人は再びパレスチナ自治区に戻ってくる者が出てきました。
しかし、自治区とはいえやはり、不満はくすぶりイスラエルに抵抗をする者が多数出ています。
そして、現在に至る。

元凶はイギリスです。
第2次世界大戦時、アラブ人にはドイツ攻撃の為に植民地の解放を約束し、ユダヤ人からは戦争の資金援助と引き換えにユダヤ人国家を作ると約束し、戦後、約束を守らないイギリスに対してユダヤ人グループはテロを行い、対応に困ったイギリスが国連に丸投げしました。

お礼

ありがとうございます。あの辺りの歴史がわかりました。しかしイギリスは紛争の元凶ですね。