• 締切済み

近年の大河ドラマは、なぜ合戦シーンがショボいのか

williumblakeの回答

回答No.4

 そうですね。  そしてその結果、製作者サイドの戦闘シーンへの理解がなくなり、昔の戦闘シーンを再現できなくなってきた、ということではないでしょうか。  近年の大河でよく見るのは、馬上から刀を振り回すシーン。  そんなのありえません。  馬上といわず、戦場では槍が基本。  わざわざ最初から刀なんて、槍と勝負したら負けることは明白で、直接戦わない指揮官でもなければありえません。  合戦と一口に言っても、戦うのは個人と個人な訳ですから、一人一人の戦闘がリアルかつ重厚に描かれていれば見せ場には十分になりえます。  合戦は時代劇の殺陣とは本来違うもののはずなのに、鎧を着ない、江戸時代のチャンバラのノリで描かれすぎではないでしょうか。  刀で鎧に切りつけたって刃こぼれするだけ。  騎馬だからって、槍を構えた雑兵の群れに突っ込めばあっさりやられるだけ。  鎧の隙間に槍を突っ込む、下から上へ槍を突き上げて雑兵が騎兵を倒す、組み打ちになって首を狙いあうなど、リアルに描けばいくらでもできるはず。  戦闘よりもキャストなど話題性作りに意識を向けるようになり、戦闘シーンはおろそかにされ、本来あったはずのそうした戦闘を再現する技術と志が失われてしまったのだと思います。  武術指導や時代考証なんて項目が表示されますが、一体何を指導、何を考証しているのかと正気を疑います。  ですがそういう現状にしてしまった、リアルさや重厚さよりも手軽な人気や分かりやすさを求めたのは我々視聴者自身なのかも知れず、そこは考えさせられるところです。  本物志向の、個々人の戦闘術が堪能できる、重厚な作品を期待したいものです。

faker9
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >製作者サイドの戦闘シーンへの理解がなくなり、昔の戦闘シーンを再現できなくなってきた このご指摘はファンとして憂鬱ですよね 製作側が合戦シーンを軽視していると、その内、往年のスタッフが去り、ノウハウが伝承されずに次のスタッフが技術的に再現できなくなってしまうという悪循環…心配ですし、確実に進行しているように思います。 >リアルさや重厚さよりも手軽な人気や分かりやすさを求めたのは我々視聴者自身なのかも知れず、 これも一理ありますね。反戦主義な女性主役のライトな大河が近年増えてるのもそういったニーズの現れと思います。 少し路線が違いますが、たしかに「武蔵」や「新撰組!」は、ドラマ部分での評判は置いておいて、剣豪モノを題材にしながら肝心要な剣劇描写には全く魅力がなかった印象があります。 殺陣を売りにして続編も作られた「柳生十兵衛 七番勝負」なんてありましたけど、大河でがんばってほしかったです。 ご回答ありがとうございました。

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