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年金の一本化について教えてください。

pokoarukiの回答

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  • pokoaruki
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回答No.2

単に管理組織が別だというだけでなく、年金制度は「過去にどういう仕組みだったか」を現在にも引きずるので、とても複雑な仕組みになっています。 ちなみに、「過去にどういう仕組みだったかを現在にも引きずる」というのをイメージしにくいと思うので、一つ例を。 例えば障害年金の請求では「初診日」(その障害で最初に病院にかかった日)次第なので、初診日時点での保険料納付状況が問われます。 これまで、障害年金の納付要件は制度改正により変わったら経緯がありますが、「今、症状が重くなったから請求する」のであっても、「納付要件は初診日時点の制度で判定する」ことになります。 これは、不払い得を防ぐためです。 年金制度の一本化では、管理組織の統合によるコスト削減や、制度の複雑さの解消がメリットと考えられています。 しかし、リセットするとなると、これまで真面目に保険料を支払ってきた人が損になる面があることや、 必要性があってこそ複雑化してきた経緯があるので、 政治家が国民ウケ狙いで言うほど単純なものではないです。 厚生年金と共済年金は仕組みが似ているので(ともに被用者年金)、比較的統合はしやすいかと思いますが、 被用者年金と国民年金の統合は、何年も腰を据えて考えるべきです。 被用者年金と国民年金を統合すると、現行の事業主負担分を無くすことになるのではないか、 そしてそれが財界の狙いではないか、という見方もあるようです。 年金制度は、さんざんに批判されていますが、国民にとって重要なもの。 安易に不信、不満を煽るような発言に惑わされず、しっかり見据えていきましょう!

ftetuo2006
質問者

お礼

ものすごく勉強になります。つまり、おのおのの年金制度では細かな運用の仕方が違っており、障害年金の受給用件なども違ってくるのですね?コスト削減、制度の一本化のメリットはあるけども、共済年金、厚生年金と国民年金との一本化には慎重にならなければならないということですね!非常に参考になりました。

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